掛け声だけで終わるのか?!

20160114 20160114_1

今日は瓜生小学校で東京都小学校学校行事研究会の地区発表会があり、そしてまた、同時刻に「たまっこ5歳児かがやきプログラム」のシンポジウムが重なるというホント・・・私にとっては不運な一日でもありました。

瓜生小学校長の鈴木純一郎先生は全国小学校学校行事研究会の会長もつとめておられます。そのつながりで実施された地区発表会。時々、瓜生小学校にも足を運ぶ機会をいただいていますが、今日は会のオープニングを飾った6年生の児童による和太鼓演奏をじっくりと伺うことができ、その素晴らしさに感動しました。瓜生小学校での和太鼓レッスンは小学校1年生からはじまるそう。今日は6年間の集大成としても思いを込めた演奏。市内それぞれ各小学校には特徴があって・・・・とは言うものの、たまたま通学している学校によりけりで、子どもたちが学ぶ内容や得る経験は大きく違っていく。そのことを感じさせられました。

そして、瓜生小学校の先生から実践発表。「学校行事の事後指導」というテーマで、運動会や学芸会を通じて子どもの発達段階に応じた「ふりかえり」指導を基調にした学習活動の展開について報告がありました。瓜生小学校での実践は、学校行事を経験できてよかった・・・という「経験値」の積み重ねだけで終わるのではなく、子どもたち自身が学校行事を通じて自らの成長を実感できるような取組みになっています。運動会や学芸会それぞれのスローガンづくりから、子どもたち自身が関わり、そして全校児童で共有していくところも子どもたち自身が取組んでいく・・・そこで育まれていく学年を越えたつながり、一体感、チームワーク・・・いろんな効果があるのでしょうね。

一般的には学校行事の現状は「教師に言われたことを行い、言われたことができるようになった」だけになってしまうとの指摘もあるように、わが子を見ていても残念ながらその域を超えてない感じがしますね。もちろん「できなかったこと」が「できるように」なることはとても大切で、子どもたちの自身にもつながっていくものと思いますが、瓜生小学校の取組みには学ぶ要素がとてもたくさんあったと感じています。
本当は、こうした優れた実践を・・・・市内他の小学校でも共有してもらいたい・・・他の小学校の先生たちにも幅広くよびかけて、足を運んでもらい、そして、討議などもしてほしいと思いますね。しかし、そうはなっていなかったのが本当に残念。私も後ろ髪をひかれるようにして、他の学校での実践発表やその後予定されていた講演も伺いたかったのに、途中退出。

そして、「たまっこ5歳児かがやきプログラム」のシンポジウムに移動したというわけです。こちらは市内小学校には集合の声がかかっていたようで、会場には小学校からの参加者の顔もちらほら。

20160114_2 20160114_3

幼稚園や保育園から、小学校への就学に向けた移行支援をいかに展開していくことができるか。幼保小の連携の必要性はつい最近になって浮上した問題ではないはずですが、しかし、なかなか進んでいかないのが現状。そこに何らかの工夫ができないかと思っていたところでの取組みが「かがやきプログラム」。これに関して、記憶を辿ってみれば・・・私の意見が書いてありました(参考1参考2)。もともとは南鶴牧小学校の研究成果であった「かがやきブック」を活かしていく発想のもとで取組みが展開されているのですね(参考3)。当初は教育委員会とも足並みをそろえて取組みを・・・ということで、かなり期待していましたし、もちろん今でも今後にどうつながっていくか楽しみなわけですが・・・。

時間の経過とともに、関わる職員が異動とともに変わってしまい、その結果の温度差と言うのか、考え方の変化なのかよくわかりませんが、現状は何とも言えないがっかりな状況になっています。そして、○○(あえて書きませんけれど)の肝いりで作成した特別支援教育推進計画の中にも「かがやきブック」を活用することも明記してもらえることになり、私としては市全体の取組みになっていくだろうと思ってはいますし、計画に位置付けられたということは本気で取り組む!・・・ということになっていくはずなんですが。

しかし・・・今日のシンポジウム。いろいろと今の時期は「お忙しい」のかもしれませんが、「特別支援教育推進計画」を着実に進めることは非常に重要だと発言しているところのメンバーのみなさんたち・・・いたのかしら?

 

「小1プロブレム」の解消を進めていくための移行支援は幼稚園だけ、保育園だけで実施するものではなく、接続先である小学校の協力もあって初めて成果が発揮されるもの。もっと言えば、幼稚園や保育園で実践されていることが小学校で活かされているかどうかを検証することで内容がよりよく発展していくものですね。質的向上ができていかなければならないわけですから。なので、教育委員会からの積極的なアプローチも同時に必要となってくるのです。一応は、教育委員会からの呼びかけがあって、シンポジウムにも小学校からの校長先生はじめ教員参加もあったのだと思っていますが、しかし、今ひとつ感を覚えています。

 

さらには、瓜生小学校の学校行事研究会との日程の重なりはどうして発生してしまうのでしょうね?スケジュール調整がうまくできていない感があります。優れた実践事例などは市内全体で共有化していくような発想こそ必要で大切なことだって思います。こうした研究会など足を運びたくても都内だとなかなか参加するのが難しいことを考えても、市内小学校で行われていること自体が貴重なのに。

 

学校行事研究会、たまっこ輝きプログラムのシンポジウム。それぞれに内容が深かったと思いますが、教育委員会の関わり方がいまいちスッキリしないというか、私としては首を傾げたくなるような感もあって、ちょっと残念な気分でした。まあ、いろいろ大人の事情みたいなものがあるのかもしれませんけど。私個人としては今日得た学びをちゃんと活かして提案活動を続けたいなと思っています。

ごみが必要な理由?!

 

20160113

新年初めての会派会議。カビパラまんじゅうのお土産をいただく。癒し系動物と言われていますが、本物にはまだ出会ったことありません。キャラクターグッズの方が親しみがあります。

ということで、議会運営委員会で各会派の宿題になっていることなどなど議論をしたり意見交換など。特に、「議会報告会」をどんなかたちで開催していくか、内容はどうするのか?・・・について各人各様に意見を述べ合いました。多摩市議会が東京都内で初めて議会基本条例を制定してからも時間が経過し、この間2度の改選があったので、当時の経験を共有できる議員さんたちが少なくなっていて・・・それはそれで当然のことで、決して否定的に捉えるべきではないと考えているものの、「何のための議会報告会であるのか」「何を目的に私たちは議会報告会の開催を考えたのか」などなど・・・改めて原点に立ち返った議論が必要になっているのかもと感じています。

ついついルーティンワークになりがちで、なかなか広がっていくとは言えない参加者の輪を広げていく工夫はもちろんのこと、そもそも多くの参加者がいれば、それで目的は達成できるのか?等など含めて、新しい発想なども入れて議論していかないと。既存の発想に捉われていては何の発展性もなくなり、ついには議会報告会開催の意義すら問われることになりそうです。

20160113_1

ところで、昨日、生活環境常任委員会の勉強会があり、「多摩ニュータウン環境組合」からの情報提供などがあるので・・・と参加できる議員はどうぞ!ということだったのですが、あいにく都合がつかなかったため、資料だけいただき目を通したところです。

ごみの減量は進めてきたことであり、今後も進めていくべきことなわけですが・・・・「一定量のごみを確保していかなければ清掃工場の運営そのもの」に影響が出るというわけです。人口も減れば、当然にごみも減りますし・・・そしてまた、それ以上にごみを焼却しないためにいろいろな工夫が行われています。それはもちろん当たり前のこと、悪いことではない・・・のですが、隣接する温水プールと総合福祉センターへの余熱供給をはじめ、余剰電力の売電収入の確保をはじめ、ごみが減量の一途を辿ることにより影響が発生すると見込まれているのです・・・・。現在、八王子や町田市の一部地域地区のごみについても受け入れをしていますが、そのエリアを拡大することによって、清掃工場に持ち込まれるごみの量を増やそうというわけです。

痛し痒しというのか、何と表現すればいいのかよくわからないわけですが・・・現在の清掃工場は焼却炉が2基設置されていますが、建設計画があった時には、プラス1基だったそうで。最後にプラス1期の新設は凍結されたようで、ホント、その判断は良かったと考えていますが、それにしてもオーバースペック。しかし、仮にも・・・ごみは減少し続け、温水プールなどへの余熱供給などができないともなれば・・・・温水にするための経費がまた別途必要になるわけで、もちろん市の負担増!そんなことになれば、温水プールの存続そのものが議論されるでしょうが。

いずれにせよ、清掃工場を望ましい姿で維持するために、「ごみを増やしてください!」なんて本末転倒なことは言えないわけですから、やはり、ごみの搬入量を増やしていくための広域化を図っていくべきでしょうね。清掃工場の新設はもともととても難しい行政課題。立地をめぐっても、いろんな難しい問題もあるわけで・・・そうそう簡単に広域化が図れないのかもしれませんが・・・・。あわせて、清掃工場の問題で言えば、もちろん経年劣化、老朽化の課題もあるわけで、こちらへの対応も進めていかなければならないし。こちらも頭の痛い問題です。今、話題になっている公共施設の再編問題では別扱いになっているのですが、ちゃんと頭の片隅に入れておかないとって思っています。

人口減少社会が見えている・・・そのなかでどう考え判断していくか、私たち一人ひとりもまた問われる問題。逃れることができない課題ですね。

コンティ多摩センターに。

20160112 20160112_1

今日は小学校のPTA定例会からのスタートでした。来年度に向けて仕事の引継ぎなども考えていかないと。PTAって大変・・・あわよくば、役員にならなくてすむなら・・・ではなく、一度くらいは関わってみてもいいかなあ?と思ってもらえる活動ができたらいいなと思うものです。「大変かどうか」とか「しんどいかどうか」というのは正直、とっても主観に影響されるもの。でも、いろいろな場に関わっていて思うことは、それぞれがやれる範囲でやれるだけのことを・・・という気持ちで協力し合う気持ちを忘れないでいたいということ。自分自身のものさしだけで測ろうとしないこと、自分のやり方を人に押しつけないこと・・・地域活動をするときにも共通することだなあと思います。いろんな考え方があって、いろんな関わり方があって・・・でも、それぞれが「良くなるように」「良かれと思って」行動している・・・その気持ちをまずは受け止めることが大切。市民活動で粉骨砕身・・・活躍されていて、私が尊敬する方々に共通している点かなとつくづく感じます。

・・・ということで、PTA役員会からの、コンティ多摩センター。マクロビのランチプレート。とっても健康的なランチタイムに・・・その後、ここを開設した山本マーク豪氏にもお会いすることができました。ここはNTTさんが所有の建物。使用するにあたってもマークさん流儀な交渉経過もあったようです。話しはなかなかつきなかったのですが、実際に足を運び、マークさんからお話を伺い・・・私なりに多くのヒントとともにひらめきを得るひとときになりました。

 

まだ、阿部市長も見学にいらしていないようで・・・。近々実現すべく日程調整を急いでもらいたいなあと。「民間でできることは民間で」という発想に基づいて、役割分担と言うか、棲み分けと言うか・・・検討できそう。多摩センター活性化にも関わってくれる可能性大というよりも、関わってもらえるように積極的にアプローチできるくらいな行政であってほしいと思った次第。今日はとても収穫大きな一日でもありました。

それから、またちょっとした打合せ。終わってから帰宅。お正月に「スケープゴート」をレンタルしたことから始まって、一気に連続ドラマを見ることにはまっております。今日は「かなたの子」へ。シングルマザーが追いつめられていく気持ちの描写が胸に突き刺さる。原作本も読んでみようかなと思っているところ。

さて、明日は年明け初めての会派での打合せ。新年のあいさつ回りもひと段落しつつあり、次年度予算編成に向けた動きなど等・・・行政はすでに本格化しているわけで、私たち議会も置いてきぼりにされないようにしないとですね。

慌ただしく3連休…

20160111

正月三箇日が明けてから、どどっと一週間が過ぎゆき・・・マンションのふるさと祭りも終わり、今日は成人式でした。マンションのお祭りも裏方で教わる仕事もとてもたくさんあり、当日も途中で出入りすることもできなかったので消防団の出初式に足を運ぶことができず・・・少し心残り。今日はパルテノン多摩で成人式があったので新成人の皆さんの晴れ姿を見てまいりました。晴れやかな姿に触れて、そしてまた、これからの未来が広がっている若い力・・・明るい希望をたくさんお裾分けしてもらい・・・うれしい3連休の締め括りだったかな。

パルテノン多摩・・・「もし、無くなることになったらどうする?」

ふと、そんな会話をしたところ、「えっ、もし、無くなっちゃったら、しおれちゃう感じ」という娘。「音楽発表会もできないし。」というのが答えでした。「やっぱり、パルテノン多摩って多摩市にとってシンボルになっているのでしょうね。きっと、成人式についても当たり前のように「パルテノン多摩で♪」と潜在意識の中にはあるんだろうなあ・・・とか思ったりもしました。ついでに、仮にもパルテノン多摩がなくなった場合に成人式ってどこでやるのかな?とか心配してみたり。今日の成人式で多摩市にまつわるクイズがあり、「多摩センターの由来は?」・・・とありましたが、「多摩センター」は「多摩市の中心」ではなく、「多摩ニュータウンの中心」という願い?が込められているのですね。なので、やっぱりそのことを意識して「多摩センター活性化」を考えていかないとって思うのです。

ついつい、多摩市にとっての「多摩センター」で考えがちなのですが、その視点だけだと、とってもこじんまりまとまってしまう感じもあり、本当はもっと「多摩センター」の位置づけについて発想と視点を変えてみていく必要があるなあ・・・ってつくづく感じる今日この頃です。パルテノン多摩ももっと周辺地域にも宣伝して、もっと斬新に活用する秘策はないものかしら?職員候補採用試験の告知が朝日新聞の求人にも出ていたけれど、ユニークな人材が集まればいいなあ。

20160111_1

春の七草で元気を呼び込みたい!

20160107 

正月気分を一掃する日。今日は七草・・・。そして今日で小学校も冬休み最後の日・・・でしたので、午後は冬休み最終日らしい気分を味わうつもりでしたが、結局・・・何をしたかと言えば、今月号のニュースを印刷。娘同伴の2馬力での作業となり、いつものように一人で作業していると途中で心が折れそうになることもありますが、最後まで挫けず、むしろ楽しく、もちろんいつもよりも短時間のうちに印刷作業を終了することができました。

こんな冬休みで良かったのだろうか?と振り返るのですが、「それはそれでいい。」ということの答えももらったので・・・「まあ、よかった。」です。そして、本当は朝にいただいたほうがいいはずの七草粥を作ってみましたが、鍋にかけすぎて・・・お粥を通り越した状態。しかし、おいしくいただいて、お正月気分もすっかりリセットです。そして無病息災。

20160107_1

明日は健康診断があり、それから、ポスティングですね♪久々の運動かな?!

何のために頑張るのか…

20160106

休んだようで休めなかった年末年始でも、一応・・・考えたこともあるので、市役所内で相変わらず、人(職員さん)を捕まえてはヒアリングや意見交換をしているところです。あまり詳細をここで書くほどのことでもないのですが、「一人で考えて」独り善がりになって、悦に入って・・・ってことにならないために、誰かと意見交換して、自分の考えを修正したり調整していくことって大事だなと思うのです。

今日はたまたま廊下で挨拶回りから市役所に戻ったところに阿部市長にも遭遇したのでご挨拶もでき、副市長は私が市役所にいることを知ってなのか、わざわざご挨拶に来て下さり・・・何とも恐縮。本当はこちらから挨拶に赴くべきなのか・・・しかし、なんか仰々しいにも嫌だし・・・と思っているわけですが、市役所内は新年度に向けた予算編成や取組みなどの準備もあり、緊張感があるような雰囲気を感じています。

どんぐりのトトロ♡

「お嬢さんにどうぞ!」って声をかけていただいて、そっと手に渡されたもの。大切に飾ろうと思います。ありがとうございます♪見るたびに、「ホッと」するプレゼントです。

お昼過ぎまで市役所にいて、それから民主党市議のメンバーと集まって意見交換。市政のことはもちろんのこと、国政の状況についても・・・今、この状況で私たちが何をすべきなのか?・・・「見失わないようにしたいこと」を確認した感じです。何のために頑張るのか・・・「大義は一体何なのか?」とか、ハードなんですよね・・・このメンバーと言っても私以外のお二人なんですが、冷静さ×情熱がぶつかり合う感じで議論が面白いのですね。個性のぶつかり合いってできるようでできないのですが、私たち3名が集まって意見交換すると、意見交換してるのか、口論しているのか・・・・周りから見ているとヒヤヒヤするかもしれませんね。私は市議選は無所属(民主党推薦)だったので、国政選挙に向けては民主党の議席を増やすために活動します。選択肢として私には・・・今は民主党しかありません。参院選挙、東京選挙区は1議席増えて、今は5議席から6議席になります。民主党は現職の小川敏夫さんと蓮舫さん。2議席を守れるかどうか・・・厳しい選挙戦になると思われます。

しかし、大野さんはお店の方に撮影していただいた写真7枚のうち、眠っていない写真が2枚しかなく。せっかくなので、眠っている写真を掲載しちゃいます。なぜなら、大野さんが眠っていない写真の方が遠藤さんと私の顔が素敵だから♪・・・お二人には市議会や会派の運営でも助けてもらうことばかり。今年もそれぞれの持ち場、立場でがんばろう!って確認しました。国政云々のことがあっても、やっぱり私たち「多摩市のために」頑張らないとね♪って。

さあ、明日は娘の冬休み最終日です。なので、午後から半休する予定。

20160106_1

 

ぼちぼち・・・歩く。

20160105

今日も朝から挨拶回り等など・・・お昼すぎくらいから市役所に行き、結局、夕方まであちこちで時間をつぶす。気になっていることをちょっとだけ聞こうと思って、担当部署に行き、職員さんの仕事の手を止めているのではないかとやや反省しつつ帰路に。そんな一日でした。

市役所1階ロビーの受付。華道連盟の方が変わらず・・・美しく季節の花を生けてくださる。こうしてお花を楽しむ余裕が自分にあればなあと思いつつ。

20160105_1

お正月に合わせて飾ったお花。チューリップもカサブランカも満開を過ぎている感じ。

この時期できることを・・・と思って、地域の声をインプットする一方で、今日は市民連合の新宿駅西口での集会があり、5000人以上の方が集まったようです。昨日も国会前では集会がありました。政治の流れ、民主主義を私たちがいかに守っていくのか・・・とても大事、ますます岐路に立たされているような重大な局面にあると感じています。デモや集会には参加しなくても、そんな思いで政治を見つめている人は少なくないと思います。ため息で終わらないような、そんなムーブメントをつくるために、今、私ができることをやっていかないとと。

そしてまた、今日一番・・・気になるニュースは「北九州市が『子ども食堂』を自治体で初めて新年度に開設する」というもの(以下、西日本新聞より)

 北九州市は、経済的な理由で食事を満足に取れなかったり、親が忙しくて一人で食べたりしているひとり親家庭の児童・生徒に食事提供や学習支援 を行う「子ども食堂」を設ける方針を固めた。対象は小学高学年から中学生で、2016年度の開設を目指す。厚生労働省によると、自治体の食堂設置は全国で 初めて。市民レベルの取り組みが広がる中、自治体も子どもの居場所づくりに乗りだす。

計画によると、市内2カ所に設置。学童保育後、親 が仕事を終えるまでを主に想定し、平日と土曜の午後6時半~同10時の利用とする。夕食は少額で提供するか、食材などを持参してもらうかを検討。スタッフ が勉強を教えたり、調理や掃除など生活習慣を指導したりすることも視野に入れる。市は数十人の利用を見込み、運営は子育て支援団体などに委託する考え。

市によると、20歳未満の子どもがいる市内のひとり親家庭は約1万8千世帯(11年現在)で、過去20年で約5400世帯増えた。このうち母子家庭の年収 は全国平均291万円に対し、市内は234万円。母子家庭の小学高学年-中学生は1万人近いといい、市は「食事を満足に取れない子どもはさらに増えるだろ う。学習や食の環境を整えることで『貧困の連鎖』を断ちたい」としている。

長崎大教育学部の小西祐馬准教授(児童福祉)は「市民が手弁当で子ども食堂に取り組んできたが、本来は行政の役割。将来は小学校区に一つ設けるべきだ」と指摘している。

多摩市も後に続けないかしら・・・そのために私ができることが何かあるかって思っているところ。また、朝日デジタルより引用・・・。

 朝ご飯を食べていない子に、きちんと朝食を取ってほしい――。そんな願いから、福岡県内のある公立中学校が今年度から週2回、希望する生徒にパンやバナ ナなどを提供している。食品廃棄を減らす活動をするフードバンクなどから調達。食の大切さも子どもたちに伝えたいという。

「はよ、来んね、1年生も食べに来んね!」

昨年11月のある日の午前8時前。中学校の校舎1階の調理室前で、校長の声が響いた。ある生徒は1人で訪れ、ある生徒は友達と連れだって来た。

この日のメニューは、パンと牛乳、コーヒー牛乳、リンゴ。校長と養護教諭がリンゴの皮をむき、教頭らがパンを皿の上に盛る。

訪れたのは約30人。期末テスト期間中で朝の部活動がないためか、いつもの半分ほどという。子どもたちは友達との会話を楽しみながら、次々とパンを頰 張った。ある男子生徒は「メロンパン2個食べました。テスト? ばっちりっすよ」。別の男子生徒は「今日は飲み専(牛乳を飲むだけ)です」。

この学校がバナナなどの提供を始めたのは今年度から。1学期に週1回のバナナの日を設け、2学期からはパンの日も設定した。

バナナは、輸入時の検疫検査でサンプルとして開封され、問題がなかったものを地元フードバンクを通じて輸入企業からもらう。週2千本近くが廃棄処分にな るといい、こうした食品廃棄問題について、子どもたちに伝える取り組みも進める。パンや牛乳などは地元生協から。この中学校を担当する、スクールソーシャ ルワーカーの提案で始まった。

狙いは、食の大切さを伝えるとともに、朝ご飯を食べていない生徒に食べさせること。校長は「朝ご飯を食べれば、午前中を爽快に過ごせる。集中力も上がる。まず身をもって知り、朝ご飯を習慣にさせたい」と話す。

この中学校の朝食の欠食率は2割近くという。食べる時間がなかったり、食欲がなかったり、家庭の事情だったりと背景は様々だ。

当初、「ますます家庭が何もしなくなる」「学校がすべきことなのか」と考えることもあった。だが、校長は言う。「目の前に食べていない子がいる。この子たちが大人になれば、その習慣が次の世代に引き継がれてしまう」

私たち、今・・・何を考え、何をやるべきなのか考えさせられますね。

さて、とっても嬉しかったこと。毎週月曜日の朝に永山駅で顔見知りなっていたけれど、おそらく退職されてからしばらくお会いしたことがなかった男性が道すがら、声をかけてくださいました。永山駅でお会いすることはあっても、名前もわからないし、どこにお住まいなのかも・・・相変わらずわからないままなんですが。元気指数がアップします。

年明けはスタートダッシュと言うよりは、ぼちぼちとエンジンをかけながら・・・。明日もまた、地域まわりなど続きます。

春の訪れと蝋梅。

20160104_1

仕事始めは永山駅での定例遊説からスタート。顔見知りの方からも軽く会釈をしていただいたりして、ありがたい・・・この気持ちが活動の源になることを確認。そして、年末にお会いできなかった方々のところに挨拶回りと意見交換などに伺う。そして庭先に咲いていたのが蝋梅。ちょうど今の時期に咲くのですね。お花とか木とか・・・詳しくないのですが、いただいた枝を手に持っていたら、「まあ!蝋梅じゃないの。これって、春を告げる花で、秩父に見に行きたいなあって思っているの。」って声をかけていただいて。早速インターネットで調べてみたら、ロウバイ園があるのですね。私もいつか行ってみたい。甘い香りのする蝋梅の花、気に入りました。

久しぶりに地域の方にお会いすると、いろいろ情報を得ることができるものです。年配の方におお会いすれば、やっぱり気になるのはこれからの暮らしであり生活。お金があるとかないとかではなく・・・今は何とかご夫婦で支えあっておられても、いつしかどちらかは独りになる・・・子どもには頼りたくないし、子どもには頼れない・・・そんな声を聞くと切なくなりますね。でも、現実問題として、子どもの生活には時間的な余裕がない・・・という状況を認めざるを得ないのだとも思います。「子どもには迷惑かけられないから。」・・・わが身に当てはめて考えても、ずっしり来る言葉です。

在宅勤務で仕事をしている・・・という方は、会社とオンラインでチャットがつながっているのでパソコンの前を離席しすぎることはできないと・・・。通勤のストレスはなくなったとしても、いわゆるフリーランスなどで仕事をしているのとは違うので、在宅勤務というのもなかなか大変なものだなと思ったものです。

そんなこんなで、図書館問題のこと等にもご意見をいただいたわけですが、年頭の集英社の新聞広告が素敵でした。「読書は平和を守る。」・・・個人的にはこの宣伝広告に「図書館の存在意義と価値」を改めて見出せたというか、感じさせられたというか。「年金暮らしになると本を一冊買うのも躊躇しちゃう。」という方にとっての図書館、「絵本って高いよね。」って私も感じることも多く、そんな時の図書館・・・図書を市民でシェアするという発想はやっぱり素晴らしい。でも、図書館が単に図書資料の貸出に留まらず、「読書の振興」という点でどんなことに取組むのか、何ができるのか、時代環境の変化をどう受け止めているのか・・・既存の発想だけで図書館運営を考えているだけでは発展性もなければ、そこに多額の税金をかける必要性は理解得られないだろうなと。

市民の方にお会いして、満足感いっぱいだけれど、でも、消化不良なところも。一つひとついただいた課題を受け止めて活動に活かしていきます!

20160104

2016年のスタートに。

20160103 

あけましておめでとうございます。明日から仕事はじめの方も多いのではないでしょうか。今年はお正月の休みも、「いつもの土日。いつもの週末。」という気分で過ごしています。でも、箱根駅伝の応援をしながら、娘は書初めをやっていて・・・という姿にやっぱりお正月だと感じたりしています。昨年の改選前とは違って穏やかだなとも思っています。

「こういうことやりたいな」と思っていたこと、できたこともあれば、できなていないこともあって、年末年始はそのことを自分の中で整理して、次年度以降に向けて少しずつ実現したいな、かたちにしていきたいなと考えています。政治の状況は私にとって「いい方向に進んでいる」とは感じられず、歯痒い思いでいっぱい。

フェイスブックページのほうにも書いたように「志と感謝」を忘れないことと、いつも自分自身が謙虚にあるかどうかを自分なりに確認しながら、今年も頑張りたいなと思っています。実は、暮れにお会いした方々など、かなり厳しくて落ち込んでしまうような指摘をしてくださる方々もいらして・・・・でも、意見をしてくださることってありがたいこと。そんな方々の存在にこそ感謝しなければいけないはず・・・と頷けた年越し・・・自分自身の成長につなげていきたいなあって思います。

また・・・「子どもと過ごせる黄金期を謳歌しています!」ってメッセージを添えてくれた幼馴染の年賀状を見てハッとさせられて・・・娘は年女で、今年12歳を迎えることになり、4月には6年生に。子育てを語っている自らの育児には反省ばかりなのですけど・・・一応、親業12年を迎えるのか・・・と思うとこれまた時間の経過を感じることと、それに比して自分が成長していないことも感じたりして・・・思いは複雑で様々。

こんな私ですが、本年も叱咤激励をどうぞよろしくお願いします。