「いつか私も♪」

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春と秋…すっかり、私の中では定番になってきた「山野草展」に伺いました。華やかなお花もきれいだなあって思いますが、「侘び寂び」を静かに醸し出す山野草は日本を感じさせてくれ、私好みです。控えめで地味で・・・でもかわいらしく。毎年、ベルブ永山のギャラリーで開催されている展示ですが、とても多くの方がいらっしゃっています。このグループ(山野草に親しむ会)は市内で35年もの歴史を重ねている会。お庭がない団地のベランダでも丹念に丹念を込めて育てておられる会員の方もおられ、その苦労話を伺うと、一鉢一鉢の見え方もまた変わってくるものです。

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こちらは、お初!「タヌキラン」・・・たぬきのしっぽをつけています。とてもかわいらしい。

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ハナイカダ。葉っぱの上に小さな虫がついているわけでも、汚れでもありません。これはお花。これもまた、知っている人でなければ、見過ごし、通り過ぎてしまいそうです。

ということで、豪華とは隔たりある趣きに日本人の心がくすぐられる感じですね。ちょうど私がギャラリーに足を運んだ時間には、市長もいらっしゃり・・・・やはり市長は大人気。市長を囲んでグループの方々の写真撮影があったので、どさくさに紛れて一緒に混じってしまいました。山野草を育てるときには温度や湿気管理などにも注意を払うことが必要で、「とても難しい」のだそうです。でも、私もいつか育ててみたいなあと思うものです。「私もいつか♪」という気持ちをあたためておくことって意外と大切なことですね。きっとそのために知らず知らずの日々の努力へとつながるかなと思うからです。

さて、今日は議員説明会があり、市議会では身分証明書などに使用する写真撮影を行いました。そして、明日は議会内会派をつくる場合の締切日です。議会のメンバーも多少入れ替わり、議会構成も変わってきます。どんな風に議会活動をしていきたいか、議員活動を進めるのか・・・描きながら、会派をつくっていきたいと考えています。報告はまた明日!

地域が支える緑のカーテンプロジェクト

 

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こうして再び活動できることがとてもありがたい。今日は、東落合小学校の授業を見学させていただきました。せっかくなので、大野まさき議員もお誘いしました。大野議員も忙しい予定のすき間で足を運んでくださいました。

地域に活動している「楽農倶楽部」のみなさんによる「緑のカーテンプロジェクト」・・・・ゴーヤのカーテン作りです。小学校4年生の総合学習の時間を地域の方々が支援するというもの。今回で5回目になるそうです。

先生は楽農倶楽部の新井さん。地域にお住まいの方です。子どもたちの興味や関心を上手に引き出すような授業内容。

「ゴーヤのカーテンをつくる目的は?」
「種の中に何が入っていると思う?」
「ゴーヤは秋になると甘くなるんだけど、どうしてだと思う?」

これまた子どもたちもとてもユニークで、カーテンをつくる目的・・・「食べるため!」「ゴーヤチャンプルーを作るため」「学校をデコるため」という回答、そしてゴーヤの中に入っているものは「塩分」「ゴーヤのもと」「心臓」・・・などなど。最後にはちゃんと子どもたちから正解を導き出してしまうという授業展開。人間は苦い時期にゴーヤをいただくけれど、鳥たちに種を運んでもらうためにゴーヤは秋には甘くなるんだよ・・・という話。私も一緒に学んでしまいました。

そして、「いのちを育てる」ということ、水やりやお世話をするときにはクラスで協力するということ、「愛情」をこめるということ・・・・担任の先生が子どもたちに教え伝えるのとは違う価値がじわじわと伝わるような授業でした。

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さて、どんなカーテンになっていくでしょう?楽しみです。4年生の畑に「大きくなあれ」とわくわくしながらの種まき。私もとても楽しみです。子どもたちが授業を通じて地域の人と出会っていく・・・顔見知りができていく、挨拶ができる大人が増える・・・地域の人が関わる授業にはたくさんの効果があることでしょう。地域が関わって学校をつくる。そして、教育の質も高まっていく。学校と地域の関係がコミュニティの質を左右する・・・これにもつながっていきそうですね。子どもたちの教育、学校、地域をよりよく発展させていくための後押し・・・やぱり最後は「関わる人材を少しずつでもどう増やしていくのか?」ここ最重要課題です。

当選報告

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長いようで短い、短いようで長い・・・一週間の選挙戦が終了しました。引き続き市議会で活動できることに身が引き締まる思いです。今回の出馬にあたっては、いろいろなことを考え直しました。特定の団体に推薦をもらって活動をするわけでもなく、政党の組織力を借りた選挙戦をするわけでもなく、私にとって「政党」とはどんな位置づけにあるのだろう?そしてまた、地方議会に「政党」は必要なのだろうか?そんなことを自分なりにグチャグチャ、ごちゃごちゃと頭の中で考えてきました。そして、地方議員は国政選挙の時にだけ重宝され、選挙に駆り出されるだけなのだろうか?・・・・・という自分自身の経験から導き出される実感めいたもの(これは、私個人の見解に留まるのかもしれませんが)、これからの自分自身の活動をどう進めていくのかも考えました。そして、今回は民主党からは「推薦」はしてもらうことにしましたが、党公認の候補にはならないと決めました。

現職の場合、活動の蓄積があるため知名度はそこそこあるとも言えます。でも、新人で政党に所属せず立候補することのハードルは高い。例えば、自分自身の政策を記したニュースを発行するにしても、あとは、賛否両論ありますが、選挙近くなると2連もしくは3連ポスター(事前ポスターと言われますが)が街中に掲示されますが、これまた政党所属の候補予定者でなければ作成することも難しい(もちろん、全くできないというわけではありませんが)・・・無名の新人が政党の支援なく立候補するというのは、至難の業とも言えるのです。いわゆる「三バン」・・・地盤・看板・かばん・・・が勝利をするための三要素になるわけですが、ある日思い立って「よし!」と思っても、所属がないところから出馬することは大変です。

私の場合、最初は地域政党である生活者ネットワークからの支援があったからこそ立候補できた。そして、地域のつながりを広げるにも政策的な議論も生活者ネットワークの方々を中心にした市民の方々と一緒に積み重ねてきた気がします。それがなかったら、きっとここまで活動ができてこなかっただろうと思うものです。自分の力ではないなとしみじみと感じるとき、私はとても恵まれていたなと思うのです。

そして、今回・・・私の選択は「党公認」を受けないということ。国会の政党政治と、多摩市の議会の政治とは同じようでいてやっぱり違う。地域の政治はもっと党派とかを乗り越えてやっていかなければならないことの方が多い。ただ、大きな考え方としては私は自民党や共産党や公明党よりは民主党に近い・・・ということで、もし政党との関係をつくるとするならばゆるやかにつながることのできる形がいいとの結論を出しました。

私はかつて、「政党に所属するということは『政党の方針に従う』のではなく、『政党の方針づくりなどに積極的に関っていくこと』だと思っていて、『政策実現のための手段 として政党がある』と考えている」と古きブログに記したこともあります。でも、政党の方針づくりに積極的に関わっていく道筋がいまいち見えず、政党の中の勢力争いの話、党代表選挙の時にだけ国会議員の方から電話がかかってきたり・・・政策実現のための手段と考えてきた自分の思いがなかなか発揮されていかない気がしてきました。そして国政における政策実現と、地方分権、地方主権となり、権限そのものを多摩市が持てるようになってきた環境変化・・・・・・・国政と市政は同じであって違うという思いがますます強くなってきたのでした。

私の活動は地道にコツコツと政治とのかかわりを市民の皆さんに感じてもらうことであったり、そのことを通じて姿勢を身近に感じ、参加してみようという気持ちを促していくことを大切にしたい。そのために政党の力を借りなくてもできることがあるのではないか・・・そして、都政や国政については、市政を身近に感じてくださった皆さんがその視点から自分で考えて選んでもらうことで良いのではないかとの気持ちが今回の選挙戦に結びついています。縛られないでやっていくスタイル、無理しないで取組めるスタイル、みんなでちょっとずつ力を寄せ合えるスタイル、関わってくれる人どうしがお互いの個性をつぶしあわないで尊重しあって活動できるスタイル・・・・・周りから見ていると、同じジャンパーを身につけたりしないので統一感がないと思われたかもしれませんが、今回の選挙は岩永ひさかとのつながりがあり、「ちょっとだけなら、選挙を手伝ってみてもいいよ」と言ってくれるメンバーによって支えてもらいました。

こんな考えで取組んできましたが・・・「民主党のくせに(選挙で有利だと思って)無所属で出馬した候補者がいる。当選後は、すぐに民主党に戻るのだろう」というご意見もいただいています。でも、選挙で有利だからとか、そんなことはないのです。選挙で有利なのは、きっと圧倒的に政党に所属している候補者だと思います。選挙戦に入る前の準備を考えると立候補者になればわかるのですが、政党に所属するしないの違いを実感していることでしょう。私は地方政治や地方議会のには今後ますます、政党のワクや考え方の拘束を受けることなく議会で議決権を行使したり意見を述べることの必要性があると思っています。国政と地域の政治は違う。先月の定例会最終日を迎えるにあたって記したブログにもそのあたりのこと少しだけ書いています。(3月30日付ブログ

私がずっとめざしてきたのは「市民と共に考え行動できる」ということ。その原点はずっと変わらずに持ち続けています。それは政党人であっても同じことなのかもしれませんが、政党のワクをもっと超えたところに地域があり、市民の生活があり、そこをちゃんと捉えていくための多摩市の政治をつくりたいと思っています。「なんか、立場がわかりにくい」とする声もあるかもしれません。そのご指摘に対しては、今後の私自身の活動や行動で少しずつ理解してもらえるとうれしいですし、理解をしていただけるような活動を積み重ねていきたいと思っています。

叱咤激励がなければ活動できないのが議員です。どしどしとご意見をお寄せください。そして呼んでいただければ、できるだけ時間の都合もつけて、お伺いもいたします。「共に考えて行動していく」・・・そんなネットワークを広げていくために頑張ります!

投票できない子どもたちのためにも。


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選挙戦も残り2日。しっかりと気合いを入れて取り組む傍らで・・・今日はPTAでの初仕事があり、1時間目の冒頭と5時間目に学校に足を運んできました。もちろん、朝はいつもどおりに永山駅で挨拶をしましたし、遊説もしました。でも、休憩時間の調整をして、何とか初仕事に参加することができました。そして・・・癒されました。1時間目は「一年生を迎える会」でしたが、「遊び」を披露するということで・・・・写真は少し見えにくいですが、竹馬の図。私も実は竹馬が得意だったのですが、まるでサーカスのような背丈の高い竹馬にスイスイのって歩いたり、一輪車、フラフープ、なわとびを披露する子どもたちの姿など・・・・疲れを忘れるひとときでした。

そして、帰り道・・・「子どもたちって本当に一生懸命だなあ」となんかとても感激してしまい、今日の遊説では「子どもたちの未来にちゃんと大人が責任を果たしていきたい」という一言も付け加えてしまいました。やっぱり、大人が子どもたちにどんな後ろ姿を見せているのか、示せているのか・・・・ここが最も問われているような気がします。投票権のない子どもたちのためにも、大人たち、私たちが一票に込めなければいけない思い・・・思いはそれぞれかもしれませんが、「子どもたちの存在に思いを馳せる」ことを最後まで訴えていきたいと考えています。

明日が最終日。ラスト一日に向けて改めて気持ちを静め、整えて。そして、励ましてくれた多くの皆さんへの感謝、活動を支えてくれたたくさんの方々への感謝をしっかりと心に留めて取り組みます。

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ラストスパート!

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今日はくしぶち万里さんが・・・ほぼウグイス嬢と化して、選挙カーに協力をしてくださいました。ドライバーさんと候補者の私さえいれば、とりあえず選挙カーを動かすことはできるな・・・という甘い考えでしたが、声ががらがらになり、喉もカラカラになり・・・・急遽、助け舟を出してくださった感じです。そしてまた、今日はママ友に学生ボランティアの詩織ちゃんも駆けつけてくれたので・・・・私の声も最終日まで持ちこたえてくれそう。助けてくださる周りの皆さんに、本当に感謝の気持ちです。朝に夕に、永山駅で立っていると様子を見に来てくださる方、わざわざ立ち寄ってくださる方、声をかけてくださる皆さんの笑顔に、足が棒のようになっていることも忘れるひとときです。しかし、駅にずっと立っているので(ほぼ直立不動な感じ)、足の疲れがハンパないです。

心の中で「ありがとう」と言いながら、選挙を戦う。最終日までその気持ちにて頑張ります!

駅前投票所が開設しています!

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いつもどおりの朝。永山駅でのご挨拶を済ませてから、街宣活動へ。見晴らしのいい場所で演説することは意外と気持ちが良かったりするものです。写 真は桜ヶ丘から私の住んでいるブリリア多摩ニュータウンを眺めながらの図。なるべくメールなどなど返信もしないとと思っているのですが、4年前、8年前、 12年前とは違ってやはり・・・体力低下を実感中。駅に数時間立っているだけで、足が痛くなってしまう・・・。

今日は途中、議会事務局へ行って、政務活動費について最終確認。提出した書類の計算ミスなど・・・細かく点検、そして使途についてもルールに則っているの かなど改めてチェックもしてくれて・・・・ありがたいです。無事に昨年度政務活動費については報告書作成が完了。事務局の職員さんには感謝感謝です。しか し、計算ミスについては、本当に不思議なもので、いずれも3回以上は計算機をたたいて、検算もしているはずなのに。

さて、本日より3日間、市役所隣の西会議室以外、駅前の3カ所にて投票所が開設されております。いずれも本日22日水曜日から24日金曜日、午前10時から午後8時まで。永山公民館、関戸公民館、多摩センター出張所に足を運んでいただければ場所はすぐ確認できると思います!

私にとっては低投票率も気になること。子どもたちに「選挙って大切なんだよ。」って今の状況では説明しきれない。私たち大人は子どもたちにどんな後ろ姿、どんな背中を示しているだろうか・・・これが目下最大の私のテーマかもしれません。

必ず投票をお忘れなく!投票所に足を運んでください。

投票率をあげたい!

 

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選挙戦3日目も無事に終了です。今日は町田市から森本せいや市議とそのインターンだったさゆりちゃんがお手伝いに来て下さったので記念撮影。・・・しかし、無事に終了したとは言うものの、紫外線が意外と強くて日焼けをしたこと、そしてまた、本日は多摩市内西エリアを中心に街頭宣伝活動をしましたが、私は喉が強くないため、夕刻にはすでに声がガラガラしてしまいました。「声」は大事な商売?道具なのに。

今日は私のつたない演説を聞いてくださった方から、メッセージもいただいて、元気が出ました。そして朝と夕方から永山駅前での挨拶をさせていただいていますが、今日もまた懐かしい方、尊敬している方、久しぶりな方・・・とってもたくさんの方々にお会いすることができました。声をかけてくださり、ご意見を下さる方もおられ、「ありがたい!本当にありがたい!」と心の中で繰り返し叫んでいました。その励ましが、私の明日の元気へとつながります!

明日から選挙戦は中盤戦。決して気張らず、威張らずに・・・明日も自分らしく淡々と選挙戦を進めていきたいと思います。

地道にコツコツ

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今日は天候が不安定な中での選挙戦でした。丁寧に私の想いと政策を伝えていく。これを心がけていきたいと思っています。ママ議員としても仲良くさせていただいている長島ゆり逗子市議会議員が応援にかけつけてくださいました。昨晩、「明日、学校に行ったらみんなに何か言われそうだなあ。」との娘のつぶやきが耳から離れない一日でしたが、何とか平穏無事にやり過ごせたようなのでホッとしました。

朝と夕方以降、必ず永山駅にいます。選挙活動・・・非日常で騒がしくすることへのご理解とともに、引き続きのご支持やご支援のお願いの気持ちもありますが、不思議と・・・今回はそれ以上に「感謝」の気持ちの方が大きい。

それだけ長く活動を積み重ねているからなのかもしれませんね。でも、こんなにもずっと私のことを議会に送ってくださり、「頑張って!」と励まし続けてくださる皆さんに「感謝」以外の言葉は見つからないなと思うものです。そして、もう一度、議会に行って、もっともっと頑張っていきたい!という気持ちが増すのです。課題がさらに、山積みになっていて、なおかつ一つ一つの問題に深刻さが増していると感じています。ここを乗り越える知恵を更に出し合える議会をつくりたいものです。

さあ、初心を噛みしめてスタート!

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多摩市議会議員選挙が始まりました。今日はまずは立候補の届け出。そして、私が受け持った諏訪。永山地区の掲示板へのポスター貼りを終え、それから市内全域へご挨拶回りの遊説をいたしました。選挙戦初日は各地域に「私の声をお届けする」をテーマの遊説でしたので、もしかしたら、名前の連呼になってしまったかもしれないな・・・これが反省材料かもしれません。明日からは、市内各エリアで政策をしっかり訴えていきたいと考えています。

議会活動は仲間づくりだと感じることも多く、地域にある課題をより多くの議員で認識し、共通理解を深めながら、解決策を導いていくことだなと考えています。個々人のパフォーマンスでは解決できないことの方が多い。そのくらい「動かす」って大変なことなんだなと私は思っています。

より長く未来を生きていく子どもたちへ。

私たち大人がどんな背中を見せていくことができるだろうか?今日もまた、街宣カーから出会う子どもたち、無邪気に手を振ってくれる幼子の笑顔を見ながら、考えさせられました。

「大丈夫だよ。」・・・と子どもに自信を持って言えるような政治をつくっていきたい。その思いをしっかりと声にのせていきます!