DVD「被災地の今・・・・」by あそんじゃ王子となかまたち

午前中は打合せをして、午後は奈良県天理市議会の企画運営委員会のみなさまからの視察へ対応。議会事務局職員さんの随行がなかったので驚き・・・これも予算との兼ね合いがあるのかな?と思ったわけですが、会派ではなく議会の常任委員会の視察に随行員さんがいないのは珍しいです。

先方の皆さまは「議会報告会のより良い開催手法」を検討中だとおっしゃっていましたが、これは我が多摩市議会でも同じ悩みがあり。私たちも議会基本条例を制定した当初と今を比べれば、「議会報告会」なるものの在り方をその時々で見直しつつ、そしてまた工夫をしつつ…しかし、未だに模索中…という感じだからです。一番は「集客」かなと思いますが、市内各地域でさまざまに魅力的なイベントがある中で、「よし!議会報告会に行ってみよう!」と優先順位を高くしてくださる方は多くはありません…というよりも、極少数ですし、それ以上に、そもそも私たちの取組み自体…認知度はまだまだ低すぎるのが実情だからです。

もっとPRの工夫を!

と思うわけですが、これがまた、なかなか難しい。課題のひとつです。

 

さて、「ぜひ、見ていただけたら!」といただいたDVDがあります。児童館と学童クラブ職員有志のボランティアグループの皆さんが作成したもの。2011年の東日本大震災発生後、被災地をずっと見続けてきた職員の皆さんが納めた写真を取りまとめたものです。定点観測的に年月の移り変わりを捉えることができ、さまざまな思いがこみ上げてきます。当時の自分自身の気持ちや状況も…。

ボランティアグループの皆さんの活動は発災した2か月後からスタート。そして今もまだ継続しています。毎月11日に多摩センター駅まで「義援金」を集める活動を実施し、ずっと続けているそうです。継続しているから感じることがある。今は、世の中の関心が薄れつつある(薄れている)ことを感じているそうです。復興にはまだまだ時間もかかり、そのために私たちは支援をし続けなければいけない…その思い、あるいは使命感を私たちに伝えてくれるDVDです。
本当は昨年のハロウィン多摩センターで流す予定のDVDだったそうですが、雨で中止になってしまったので、ダビングをして配布し、多くの方に見てもらいたい、活用してもらいたいと考えているとのこと。その1枚をお分けしていただきました。こうした活動を継続している職員グループがあることが心強い。そしてありがたいですね。頭が下がります。毎年必ず被災地にも足を運んでいるとも聞いています。彼らを心待ちにしている現地の方がいるのだろうと想像しています。いずれまた、ボランティアグループの活動についてメンバーの皆さんから話しも聞いてみたいです。

本日は夕刻から、桜ヶ丘南口商店会の新年賀詞交換会。市民のくらしと消費のスタイルが変わっている中で、「商い」を継続していくのはものすごく大変。並大抵の努力ではないはず。そこへの敬意と感謝の気持ちをこれからのまちづくりや商店会の支援へとつなげていきたいですね。「明るく元気よく楽しく」という商店会長さんの前向きな気持ちを後押ししたいものです。議長としてこうした場に出席させていただくことの意味をきちんと認識し、議会活動へと還元していかねばならないと思う日々。いろいろご意見等くださったみなさまに感謝いたします。