9月議会 決算審査・分科会でした。

一昨日から始まっている昨年度の決算審査。昨日と今日は分科会による施策評価が行われています。昨日は総務、生活環境分科会、今日は健康福祉と子ども教育の分科会でした。分科会は常任委員会ベースになっていますので、議長や監査委員もオブザーバーとして極力発言は控えることとして同席しています。ですので、子ども教育常任委員会のメンバーとして、昨日は分科会で行った事前勉強会や今日の会議にも参加することができました。今回、子ども教育分科会では「子どもたちのよりよい育ちと就学を支援するために」というテーマ設定をし、「子育て家庭への支援」について意見交換をしながら、評価を行いました。

知る人ぞ知る…というか、たぶん、ほとんどいうか全く知られていないと思いますが、私たちが施策評価をするにあたっては、市民からの意見も集めよう…という心掛けはしておりまして、事前にホームページでも「評価対象施策」に対する意見募集を行っています。また、議場の傍聴者の入口でも(とりあえず)意見募集を行っていました。しかし、残念ながら、市民から議会の施策評価に対する意見は…「無し」。例年通りのことですが、もう少しやり方の工夫は必要なんですが…。とは言え、各常任委員会とも施策評価にあたっては事前に勉強会をするなど、約2カ月間ほどをかけて準備をしており、その中で必要に応じ、市民団代なども含め関係者へヒアリングを行っています。生活環境常任委員会は小金井市や武蔵野市への視察に出かけ、事例調査にあたっていました。

行政側は、私たち議会の「施策評価」に対する取組みをどのように受け止めているのかわかりませんが、個人的には議場で行う一般質問などとは異なり、議員どうしで意見交換や協議を深めながら、お互いの意識や認識の違いなども確認し合いつつ最終的には合意形成まで持ち込むという意味で面白い試みであると感じています。

ただし、「評価結果」についてどこまでフォローしていくか?が課題の一つになっています。今のところ、決算審査で行った評価について、その内容をできる限り、次年度予算に反映させてもらうこととなっていますが、必ずしも次年度に対応できるわけではありません。その場合、議会としては対応が完了するまでフォローし続けるのかどうか?…というわけです。他の市議会などから私たち多摩市議会の「施策評価」に対する視察いただく際にも、よくよく指摘される点です。確かに「結果責任」をどう果たすのか、今後、検討していくべき点なのかなあとも思っています。でも、「一体いつまでか?」…というのは、4年ごとの議会の改選を考えても悩ましいところ。

さて、雨が降って、涼しいを通り越し、すでに寒い。しかし、おかげさまで我が家のあさがおは連日のように満開です。週末は永山フェスティバル(永フェス)など開催される予定。何とかお天気が回復してくれるといいなあ。今年で永フェスは21回目を迎えます。去年、20周年で「NagayamaSong」がリリースされたわけですが、これ、一度聞くと、不思議と頭の中にこびりついて、離れないんですよね。「永山、トキメキの街」♡…ぜひ、永山に遊びにいらしてください。