6月議会も無事に閉会しました。

「気候変動 なぜ問わないの」…と私もちょうど同じことを思っていましたが、この暑さをどう表現したらよいのでしょう。猛暑?酷暑?…と今までの表現ではおさまりきらないような気がしますが、口を開くと「暑い」と…それしか出てこない感じ。炎天下で街頭演説をして、聴衆を集めて…という場合ではありませんね…とさえ思うくらい。候補者も周りを支えるスタッフも気力だけではやれないし、続かないですね。

さて、6月議会は最終日でした。補正予算では物価高騰に伴う対応として、学校給食費の食材購入費など予算計上されましたがもちろん異論はなく全会一致で可決。国からの支援があって対応できることとも言えますが、まだまだ先行き不透明な状態で、今後も追加対応が求められる可能性も大きいです。しかし、市が単独で対応するというのは荷が重い。地域のことは地域で…と言われても、そうそう対応しきれるものではないというのが現状であり現実。一方、物価高騰対策と言って、税金で補填し続けるような対策をしていても続かないです。根本的なところできちんと解決の道筋が描かれる必要があると思いますが、そこは国政マターですね。

今日は本日付けで退任される副市長からの挨拶もあり、気候変動問題への対応、地域コミュニティの再構築の2つの点について、「ぜひ、議会の皆さんの協力を」ということでした。気候変動問題はもう差し迫って取り組まなければならない課題だと思っていますが、命の危険にさらされる暑さを経験している今だからこそ、環境問題を「自分事」にできるチャンスではないかと感じていますが、政策推進にエンジンかかるといいなあ。

中央大学のキャリアデザインの授業に伺いました。自分が話す内容が「古臭い」と感じているのは、ジェンダー問題を語るスタートに「男女共同参画法」を紹介するのですが…もうすでに今の大学生たちが生まれる前に制定された法律の話しになってしまい、私にとっては自分がちょうど社会人になった1999年に制定されていることもあって‘新しい’なのですが、大学生にとってははっきり言って「昔の出来事」‥‥という認識のギャップはもう埋められない。そもそも、キャリアデザインという授業がなぜ必要なんだろう?というのはいまだに自分の中でも答えが見つからず、その必要性に納得のいく答えを得られていませんが、大学時代に生き方考え方が多様であることを学ぶことの価値はありそうですね。

しかし、こうした眺めひとつとっても年月を感じます。みどりが大きく大きく育ち…向こう側に見える建物がすっかり隠れてしまっている。むかしは見通し良く、そびえ立つ建物の姿がりりしかったのになあ。明日から7月。パルテノン多摩がグランドオープンします。明日の公演は無事に満席になったようですよ。よかった。