6月議会に提出された議案は全て可決。

都知事選挙が始まり、しかし、市内はポスター掲示板が色とりどりになってきたくらいで、至って静か。市役所ではすでに事前投票所が設置されていて、投票に足を運ぶ方の姿もありました。

今日は多摩市議会。通常だと今日の議事日程が定例会最終日となるはずが、諸事情ありというか、いろいろな(?)配慮から議事日程を変更しているので、まだ来週3日間の一般質問と追加議案を残した形で市長提出の議案や議員提案の意見書などの議決が行われました。

気候非常事態宣言は無事に議決され、3月の議会で決議をし、要請したように、市長だけではなく議会とも連名で市民に対し発表していくことになりますし、あとは、当事者参加も得ながら、取組みを重ねてきた障害者差別解消条例「多摩市障がい者への差別をなくし共に安心して暮らすことのできるまちづくり条例」も可決しました。

そして、パルテノン多摩の大規模改修に関わる工事についても事業者が決定したので同意し、教育委員、固定資産評価委員、農業委員と改選の時期だったので人事案についても同意。とても速やかな議事進行でした。

いよいよ、パルテノン多摩も工事が始まるんだなあと思います。これから、新しい生活様式、ソーシャルディスタンスが定着していくとして…ホールなどの採算など、どうなっていくのかと懸念しています。とりあえず、パルテノン多摩は工事期間に入るので予定されていた公演もありませんし、その意味では、心の中では「セーフ」と思うわけですが、開館後の運営、あるいは経営への影響は?

文化や芸術を支援していくこと、やはり重要だと思っています。そして、その創り手がいなければ発展はしていかないですし、担い手の支援も止めてはいけない。パルテノン多摩というよりか、あの場所の運営に長年関わってきた多摩市文化振興財団が今後何をしようとするのか、そして、現在、何に取組んでいるのか…気になるところです。そろそろ事務所も引っ越しましたので、一度、足を運んでみたいとは思っています。

その前に、会派の一般質問の準備もしておかねばと思っています。勝手気ままに自分の意見だけを述べるわけにもいかないので、まとめておかないとと思います。ヒアリングをすると、また、会派としての意見も多少変わってくるのです。

 

県境をまたぐ移動自粛も解除されましたが、多摩市議会では宿泊を伴う行政視察については見合わせる方向になっています。もちろん、インターネットで情報収集できない要素もたくさんあり、現地現場に足を運ぶことは大切なわけですが、やはり、東京都から地方へ足を運ぶとなると「不要不急」は控えるべきかなぁと思ってしまいます。その代わり、何ができるのか…改めて、議員活動や議会活動の在り方を見つめなおす機会にしたいものです。