6月議会 市長が4期目にあたっての抱負を。

4月に市長選挙があったので、定例会本会議初日は「月始まりと合わせる」ということで、通常だと1日から始まるところが、1週間遅らせてのスタートです。第2回定例会(6月議会)が開会しました。

ところで、参議院選挙の掲示板が早々準備されているのはいいのですが、大きいですね。大きいのはまあいいとして…。写真は聖蹟桜ヶ丘東口の看板なのですが、設置場所ってどんな工夫がされるのかしら?…と思うのは、こちらの看板、ちょうど駅の改札から降りて、歩いてきた人には…一番端っこ見えない。見る角度によるということですが、これだと、一番、左端にポスターを貼ることになった候補者さんかわいそう。

遮ってるのは「多摩市の看板!」(笑)

ということで、今日は市長選直後、初の本会議でしたので、市長が4期目にあたっての抱負を「所信表明」として述べられました。

私は、3期12年、市民、議会の皆さんとともに議論を重ね、歩んできた経験と実績をもとに、3月の第1回定例会で申し述べた令和4年度施政方針の内容を踏まえ、初心を忘れずに、市民主権のまちづくりに取り組み、4期目の市長としてリーダーシップを発揮し、市民の負託に応えてまいります。

私は阿部市長は「いばらない」ところを一押ししたいと思っていますが、「初心を忘れず」に対しては一言には留まらず、言いたいこといろいろあります。「次世代にツケを残さない。」「子どもたちに負担を先送りしない。」という点では、まあ、それなりにいろいろと策を練っているのかもしれませんが、私には不十分としか思えないところもあり、議員としては批判もしてきました。

「そこ、嫌われる勇気とか、捨てる神あれば拾う神ある…くらいの覚悟で臨まないと改革できないでしょ。」と…ですので、「真価を発揮する4期目を」と期待しますが、「いばらない」でみんなの意見をなるべく聞こうとする「聴く力」というのはやっぱり表裏一体のものなのかもしれません…と最近、強く感じております。

「おいあくま、さあほとけ」

おこらず、
いばらず、
あせらず、
くさらず、
まけるな、

さっそう、
あかるく、
ほのぼの、
ときめき、
けんきょ。

あまりにも有名すぎる言葉で、人生訓にされている方も多いのではないかと思いますが、大事なことですね。「怒らず」というよりは「奢らず」だなと思っていますが。ある意味、理不尽なこと、正義に反することに対する「憤り」はなくては困る…私は「憤りが原動力」なところもあるので、「怒らず」を「奢らず」と言い換えています。しかし、これを心がけはしても…という自分の至らなさを日々反省ですが。

市長選最終日の写真を。市長は時々、議会答弁の時に「え、そこ?」と思うようなところで、鼻息が荒くなる時があり、それはそれで良いのですけれど、とても議論好きな市長なので、もっと議会の活性化というか、「反問権の行使」をしてもらえるといいなあ。

今日は市長所信表明に対する大会派からの代表質問で、私は週明け月曜日に順番が回ってきます。他の会派の方が質問していたこともすごく参考になるというか、勉強になります。多摩市議会の議員の皆さんは政党に関係なく、わりと「人権・平和・多様性」みたいなことに理解が高い気がしています。だからかな、議会全体としてギスギス感がないのは良いですね。さて、週末は質問の準備とピアノの発表会に向けての練習…そろそろ本気でやらないとまずい。