6月議会 一般質問5日目

今日で一般質問も5日目。議長を除く25人が一般質問を行いましたが、私が25番目…。議会の初日は6月1日だったので、今日までとても長かった。順番が回ってくるまでの「待機時間」の長さが疲れを倍増する感じですね。そんなに意識はしていないけれど、やっぱり妙な緊張感が常につきまとっているようなので。

そんなわけで、帰宅してからの楽しみと冷凍庫にしまっておいたアイスクリーム。コンビニでのお買い物は「コンビニ限定」のものに限るというのが私の原則。このアイスクリームはあの…ヨックモックとのコラボ企画。最近は商品にもカロリー表示がされているのでわかりやすく「113キロカロリー」ってあって、アイスクリームの割には少なめかなって思っていたのですが、その理由とは…。

小さい!…袋を開けて、妙に納得。上品な味わいのあるアイスクリームですが「濃厚ミルク」という感じではなく、意外とさっぱり感もあり。おいしい。でも、「しっとりラングドシャ」が…。もちろん、‛しっとり’にならざるを得ないんだろうなと理解はするものの、「しっとりしないでほしい」と思ったのです。そして、この手の商品だとやっぱり「ビスケットーサンド」のほうがいいなあと。大きいしお得感と満足感もある。

さて、今日の一般質問は「気候非常事態宣言」のことをとりあげました。環境行政というのは私にとっても未開拓で、全然、勉強が追いついていないことを実感した質問づくりでもありました。環境に関するテーマのオンラインセミナーではたびたび登場する「SDGSウエディングケーキモデル」を共有し、SDGSへの取組みを考えていくヒントにしていきたいとも思っていたので、冒頭でしっかり伝えることができただけで満足。

とにかく、子どもたちの未来に責任を持つまちづくりは、地球環境問題への対策と対応抜きには語れないことをヒシヒシと感じる今日この頃。

市民の方から、地球温暖化になり、感染症を媒介する「蚊」の生息地が広がっているから多摩市でも水たまり対策とか側溝の管理をもっと適切にしていく必要があることを指摘していただいてからも半年以上が経過…、そしてまた、環境活動に取り組んでいる市民の方からもいろいろとお話しを聞きながら、ずっと考えてきたテーマでもあり。地球温暖化の深刻な状況をもっと自分自身も受け止めないといけないなと思ってきたので、ようやくここにたどり着いた…という感じ。しかし、知れば知るほどに環境行政に取組むことの難しさを感じ、「一体、どこから手をつけていけばよいのか」と途方に暮れてしまう気持ちにならないわけではなく…。

まだまだ勉強不足で、もっと情報収集したり、先進事例を学んだりしなければならないと思っていますが、長期的な視点でまちづくりを進めていくにあたり、今後、「気候非常事態宣言」に関する取り組みを重視しなければならないことだけは確信をしていて、その想いを少しは共有できたなら御の字。

温暖化がもたらすさまざまな地球の変化と変容に私たち人間はどう向き合っていくのでしょう。人間にとって便利で快適な生活があまりにも人間の身勝手であることに私は反省するばかりなのですが。どうせ私一人が反省しても仕方ない…みたいな気持ちを捨てるところが始まりかなと思いますが、かといって…仙人のような暮らしはできないわけです…。どんな質問だったのかについては、インターネット中継や議事録がそのうち仕上がってくるので(と言っても3か月後だけれど)、そちらで確認していただけると良いかと思っています。

ちなみに、今月は東京都の「蚊の発生防止強化月間」でもあります。今は新型コロナウイルス対策に奔走する日々ですが、地球温暖化と共に永久凍土に眠る未知のウイルスが溶け出す可能性も指摘されていて、これからの感染症についても恐怖を感じています。

というわけで、今日の一般質問を行うにあたっての裏話を少しだけ。

今回の質問はとにかく綿密な打ち合わせを重ねて重ねて…重ねた成果を披露させてもらいました。環境部長は音声を読み上げするアプリを使用されるので、市長答弁以降、いわゆる「再質問」についても事前に準備をし、部長が答弁できるように準備をしてもらう必要があったのです。しかし、そのための準備というのはかなりハード。何せ、答弁する環境部長が、その場で臨機応変にぼやっと曖昧な答弁をしたり、たまにははぐらかすような回答をしたり…なんてことは一切できないので、再質問内容についてはかなり吟味をする必要があったのです。

そんなわけで、多摩市の「気候非常事態宣言」への取組みについて、「こんなこともできないか」「こんなふうに考えたらどうか」…というように、ここ1ヶ月半くらい、たぶん1週間に1度くらいの頻度で意見交換を重ねてきて今日に至る。無理難題も含めて、要求をつきつけては…いろいろ悩んで?考えてもらい答えを出してもらい、でも、また時間が経つと思いつくことや考えつくことも次々出てくるので…次の提案をして、もう一回、持ち帰って協議をしてもらったり…というような調子。私も浅知恵なので、逆に課長たちから学ぶこともたくさんあったりで、意見交換をするたびに認識を新たにしたり、自分自身の意識も向上したような感があります。

大事なことは着実に取組みを進めていくことであって、ハードルを低くする必要はないけれど、予算的なことはもちろん、動ける職員の頭数や仕事量などのことも念頭に置きながら、「どこまで無理してもらえるのかなあ…」「頑張ってもらえるかな…」という合意点を探って…という作業の繰り返し。

今日の質問=ひとまず今日までの到達点ですね。

一方、こんなにも最初から最後まで決まりきった質問と答弁をすること等…経験したこともなく、そしてまた、すべて台本通りにやりとりしているだけの質問にもなっていて、…傍聴している側からすれば、「何やってるのか」って思われそうですね。インターネット中継などご覧いただくと、お膳立てしてもらった質問のようにも見えるのは仕方がないかな。ただ、今日の質問をつくる過程を共有している課長さんたちとの苦労は代えがたいものがあったので、これからの取組みに真価を発揮してほしいと期待するばかりです。

「地球環境への取組みに力を入れなければならない」

って誰も否定しないと思います。今までもスローガンは並べ立ててきたので。でも、今までのように取り組んでいてはいけない…という危機感が再認識され、環境行政に対して、もっともっと真剣になってほしいことを望みます。

阿部市長が一旦は廃止されてしまった環境部を復活し、その初代部長に就任した今の浦野副市長からも答弁をもらいましたが、浦野さんが多摩市ではじめて策定した「多摩市環境基本計画」の時の担当者であり、当時のエピソードが紹介されたのも印象深く、教育長からもESDの今後の方向性についても「気候非常事態宣言」を改めて意識した取り組みを進めていきたいという答弁、最後に市長からも「議会とともに宣言をしたのだから、大事に取り組んでいく」という趣旨の発言もあったので、今後の取組みにも目を光らせなくっちゃ。

実際に言うは易く行うは難し…でも「地球に住めなくなる日」にならないように。私の暮らし方も行動もささやかながらも今以上に「ゴミを減らす」を心がけるなど、していく必要がありますね。

でも、プラスチックを買わない生活は…本当に難しい(この新発売の「レトロプリン」はプリンの下にスポンジケーキ付。私はスポンジケーキは要らない派)。今日は、共産党の橋本さんの「少年法改正」のことはとても気になっていることなので少し勉強しておかないといけないなって思っています。

明日明後日…市議会は休会です。全国市長会が開催される予定を踏まえての議事日程が編成されているから。今日の一般質問のことももう一度振り返って、引き続きフォローしていけるように考えていこうと思います。