6月議会 一般質問の続き。

「すもももももももものうち」

と言いますが、スモモ、モモ…「一緒にしないで」という感じですね。とてもおいしい農薬ゼロのスモモをいただきました。ミディトマトみたいな大きさで真っ赤。今日一日の疲れを労ってくれるさわやかな味でした。

今日も一般質問だったのですが、一日を振り返ると‥‥一番最初は誰だったか…と思って、振り返ってしまうくらい、一日が長すぎて、午前中の記憶はすでに彼方へという感じ。自分の興味関心が高い分野だと記憶に残りやすかったり、質問の内容が印象的だと覚えていたりするのですが、そうでないと余計に脳内に定着しない感じが、若い時とは違うなって思う今日この頃です。

一番目は桐木さんがいつものようにスポーツ、介護・福祉のことを質問していたことを思い出しました。健幸まちづくりにスポーツの取組みは欠かせないと思っていますが、私のようにスポーツに苦手意識のある人が面白がって参加できるものを工夫してほしいですね。ウォーキングも有酸素運動としても有効とは思いますが、私の場合の「散歩」はスポーツにはなってないなと自覚しているので。ゴルフに誘われたりしますが、とんでもなくやる気しませんね。「すごく良い」とおススメされますが、たぶん、やらない。

続く、折戸さんが取り上げていた「戦争・平和」の問題。戦争を体験されている折戸さんからの発言ですから、やっぱり重たさ違う気がします。「経験に勝るものはない」…ということで、もちろんすべてを経験することができないのですが、折戸さんからの経験談を伺うと、‘敗戦後’のことを美化してはいけないなといつも思うのですね。「明治大学平和教育登戸研究所資料館を子どもたちの社会科見学の行き先にしてはどうなのか」という提案をされていましたが、私もまだ足を運べていない場所の一つなので、「いつか行こう」ではなく予定をたてて見に行こうかという気になっています。

午後になり、大くまさんが「子育て支援」のことをとりあげていましたが、子育て世代を呼び込むために地域環境を充実させていきましょう…というのはその通りだとも思う一方で、場所があればいい…無いところにつくればいいというものでもなく…問われるのはその「質」。やっぱり、魅力のある場所に足を運びますし、「行きたくなる場所」でなければどんなに近所にあっても足を運ぶことはないですから。これからの時代は「数ではない」と私は思っていて、より「質」が重視されるべきと考えを持っているので、「距離」が課題になっているとしたら、それを解消するための別の手段でカバーかなと。

その後、三階さんの質問では、他の議員の方も取り上げていた「物価の高騰」への対応が話題に。今後ますます深刻になっていくのではないかと私も予測しているところなのですが…だからと言って、給付金をばら撒いて解決する問題でなく、もっと根深いところに要因があるわけですから…はっきり言って、市レベルでは解決することも難しい。とは言え、市民生活を守るという立場で何ができるんだろう?とは思って、なかなか答えは出しにくい。お気持ち程度の給付金でも…という提案をされていましたが、そこを実現するにもハードルは高いでしょうし。市が独自で対応するのは相当程度難しい。すべては税金ですから、市民の理解を得ることも必要です。

最後は白田さんが「自治基本条例」のことを取り上げました。「市民への周知が不足している」「条例のことを知らない市民の方が多い」と話しをされていたのですが、「知らせる努力」が足りないのか、それとも、市民の側が「知ろうとしないのか」…きっと両方あるんだろうなと感じます。市民は無関心というか、市議会議員選挙への投票率からも市政への関心が低い状況で「市の努力不足」だけを責めることもできず、議会に席のある一人としても共に課題を受け止めながら考えていくべきと思ってます。ただ、自治基本条例には情報を知らせる、市民の参画を得る…という一定の手続きがルール化されていて、行政は事務手続きとしては段取りして、手続きを踏み外さないようには取り組んでいるのですけれど…しかし、「ただやってるだけ?」というのか、「手続きだけやっていればいいでしょ」‥‥というような投げやりとは言いませんが、結局、行われていることやその結果を評価するとき、「要するに形骸化してはいませんか?」との指摘をせざるをえな場合もあるわけで。

今後、市役所建替え問題がズンズン動いていく中で、どのように市民への周知を含め、市民参画を通じて、市民理解を得ていくのかなと考えていますが、ここ数年間を見ていると「結局、自分たちのペースに市民をつき合わせていて、無理やり議論を終わらせる」という傾向もあり、「市民の意見を聴いていくために一定の時間が必要」を度外視した(気にしていられないのかもしれませんが。自転車操業になっていて…)行政のご都合段取りになっている傾向が強いのが心配です。それは議会に対しても同様。

「対話を熟議」

と掲げている市長ですが、熟議にならない前に終わっちゃうというか‥‥「議論が熟した」ってホントに、このタイミングでいいの?っていうことも多いですから。一つのプロジェクトに取り組むときに、どんなスケジュールをつくっていくのかも大事な視点。「急いては事を仕損じる」を肝に銘じることも大切ですね。

今日の備忘録。メモ、つぶやきは以上です。明日も引き続き、一般質問行われます。