6月定例会 代表者会議

20150629 

梅雨を感じさせる空模様の一日でした。定例会も先週末委員会が終わったのでひと段落しました。今日は代表者会議です。代表者会議では市議会として、都や国などへの要望事項をまとめた「意見書」の提出に関する協議などが行われます。

今日、協議された意見書案については下記のとおり。以下、タイトルと提案会派
①平和安全法制に関する意見書(自民党・新生会)・・・今国会での平和安全法制の成立を要望するもの②「マイナンバー制度」の実施中止と再考を求める意見書(日本共産党)・・・マイナンバー制度の実施に向けて、慎重な対応と検討を求めるもの
③年金機構情報漏えいによる国民の被害に対しては政府としての救済措置を求めます(日本共産党)
④ブラックバイト根絶のための的確な対策を求める意見書(日本共産党)・・・適正な労働環境を確保すること、それに向けた対策の実施を求めるもの
⑤政府が、米国政府に対し、横田基地へのCV22オスプレイの配備計画の撤回を迫るよう求める意見書(日本共産党)
⑥CVオスプレイの横田基地配備健闘の撤回を求める意見書(生活者ネット・社民の会)
⑦労働者派遣法改正案、労働基準法改正案の撤回を求める意見書(生活者ネット・社民の会)
⑧「国際平和支援法」と「平和安全法制整備法」制定に反対する意見書(生活者ネット・社民の会)

ということで、以上ですが・・・・多摩市議会は全会一致で意見書などの提出をする決まりになっているため、残念ながら、いずれも合意点も見出せない「まとまらず」・・・・意見書提出は見送られることとなりました。

ちなみに改革みらいとしては、上記①以外は、多摩市議会としてぜひ声を上げていきたい内容でもあったなと思っておりますが。

でも、今日は議会としての「決議」をあげることで合意することができたのが喜ばしいことと思っています。今回の定例会で議論してきた公共施設の使用料の改定についての意見です。使用料設定や改定の根拠になっている、「公共施設の使用料設定にあたっての基本方針」について、多数の課題やら問題点が指摘されていることを踏まえ、基本方針の内容の見直し、点検に早急に取り組むべきとする決議です。決議文の表現やら、内容としては「曖昧模糊としている」とも指摘されたものの、それでも、「早急に取り組むべき」と議会で意見することの意味は大きいのかな?!

明日は議会運営委員会があります。ちょっと注目しているのは「『趣旨採択』というあいまいな判断はなくすべき・・・とする請願に対する各会派の対応かなあ・・・。