3月定例会 代表質問&一般質問と肉巻きおにぎり

20160302

引き続き、代表質問には日本共産党から橋本さん、ネット・社民の会から向井さん。昨日の代表質問でも「平和」というわけで、安保法制に対する市長の見解を尋ねる項目が出されているのですが、市長は「地方自治体の長として日本国憲法尊重義務がある。」とする枠内でしか答弁しないため、傍聴者にはとても不評。でも、これはとっても難しいですよね。市長は政治家としてきちんと姿勢を示してほしいとするのは私もとてもよくわかる。でも、もし・・・何か市長が’枠内’飛び越えて見解でも述べようものなら、それだけで議会は紛糾しそうです・・・。市長を擁護するわけではありませんが、以前にも「市長と言う立場から答弁します。」とする前置きをされることもあり、なかなか苦しいというか辛い立場なのだなあと思った次第です。

さて、「食」の問題はやっぱり大切ですね。向井さんが小浜市の例をとり「中卒までに自炊できる子を」を目標にしていたことが紹介されていましたが、私も「食べる力」はとっても大切なことだと考えています。ついつい「買って食べる」になってしまうことも多い現代の食事。なので、私も議会が終わってからスーパーに立ち寄らないことにしています。スーパーに「食材購入」と思って足を運んでも、お惣菜のところに目移りしてしまいます・・・。「コロッケまでには至らないポテトサラダ」でも、まあ家作りにして、おいしく食べるということです♪圧力鍋でかければ、ジャガイモはあっという間に茹でることができます。「うちって、なんか野菜スープみたいの多いよね。」と娘が言っておりますが、圧力鍋で5分で調理できるうえに、どさくさに紛れてセロリを入れ込むことができるのは魅力です。

ということで、東愛宕中学校で放課後アカデミーを実施しているのですが、地域の方と協力した「肉巻きおにぎり」講座があったため覗いてまいりました。文科省の方が視察にいらしていたとのこと・・・何と、文科省の皆さんも子どもたちと一緒に肉巻きおにぎりを調理し、食べて、そして片付けまでを。放課後アカデミーでは、多摩市教委がてこ入れして実施している「東京ベーシックドリル」の学習他課外活動などをメニューにしながら毎週取組んでいる活動。調理まで取り入れてしまおうという新展開は面白いですね。今回の協力者は地域にある学童クラブを運営している社会福祉法人さん。実は「プレ」でお試し的に取り組んでみたそうです。

「中卒までに自炊ができる子を!」という言葉を思い浮かべつつ、「肉巻きおにぎり」の取組みを見学させてもらいました。ちなみに、使用しているお米は東愛宕中学校が交流のある気仙沼の中学校の生徒たちが育てて収穫をしたものです。「食」に関わる活動はアレルギー対応に配慮しなければならない点など、今回の取組みでいくつか課題も見えてきたようです。

とは言え、文科省の方は「こういう場が、あちこちに広がっていけばいいですね。」ということで、高評価!「子どもたちが楽しんでいる姿が一番ですね。こん な取組みができるなんてすばらしい。」と大絶賛されていました。ですので、お試し的な取組みで留まるかどうか?!プレッシャーが・・・(笑)。継続するために今、最も必要なことは資金ではないかと私は思っておりますが?!

ところで、公明党の池田さんが「振り込め詐欺対策」について提案していた「手形ポップ」…なかなか面白いなあって思ってインターネットで検索してみたのですが、公明党に所属されている地方議員さんが各議会で取り上げているようですね。こういう取組み方、公明党さんの情報ネットワークを感じます。神奈川では県警が一斉にやっているようなので、東京都が全体でやってくれたらいいかも♪「親心スイッチ」にちょっと待った・・・・これは「振り込め詐欺」予防の第一歩ですから。とは言え、このような啓発グッズ類は重複しがち。なおかつ大量購入割引もありそうですし・・・広域対応できるとよい事例かと思います。池田さんはさらに指摘をされていて、「単に配布しても、高齢者には使い方がわからないかもしれないので、民生委員さんとかが配布するのが良い。」とおっしゃっていました。毎年、民生委員さんの高齢者訪問活動がありますが、その際のグッズに!・・・ということですね。確かにその視点も重要だなと思った次第です。

明日はひなまつりですね。お花を買いたい♪