2年ぶりの水防訓練。取材してきました。

コロナで中止されていた水防訓練。議会だよりの編集会議で取材してきました。例年だと来賓として市議会議員もお声かかかり、出席をさせていただくのですが、今年は来賓は最低限にまで人数を絞り込みをして開催。そんな中、取材に行けるかどうか…とも思っていたのですが、防災安全課にも了解を得まして、足を運ぶことができました。コロナで市が主催する何もかもを中止にしてきた時とは状況が異なりますし、災害はコロナの状況など無関係にやってくるわけですし、「感染症対策」を念頭に置きながら、訓練をしておくことは必要ですね。議会活動もコロナによって結構自粛しているところもあり、「市民に読んでいただける紙面づくり」をめざす議会だよりも‘ネタ探し’には苦労している今日この頃…そんなご事情も察していただき、お許しをいただいたということで、押しかけた?お邪魔させていただきました。

ニュータウン地域に住んでいると「水害」を自分事として感じることが難しいとも言えますが、川の土手が見えるところに妹が住んでいますので…あの「台風19号」の時にはとにかく川の増水状況をチェックしていたことを思い出します。多摩川沿いにお住いの皆さんをはじめ、乞田川、大栗川の付近にお住いの皆さんにとっては切実な課題。議会だより編集会議の本間議員が該当地域にお住まいなので、地域の方と日頃お話しされている話題についても伺いつつ‥‥教えていただきながら、取材活動してきました。多摩市といえども広い。住んでいる地域や地区によって抱えている課題というのは同じではなく、取り組んでいかねばならない課題の優先度も違うことを改めて実感することができたとも言えます。

水防訓練は、消防署や消防団の皆さん等を中心に一ノ宮公園で訓練を行う様子は今までにも見学させていただいたり、時に土嚢づくりなども体験させていただくことはありましたが、今日の取材は、まずは武道館で行われている地区住民の皆さんの避難訓練を見学してまいりました。該当地域にお住いの自治会の皆さん中心に参加をされていて、防災安全課職員による講話を受講したのち、実際に訓練を。避難場所に逃げてきて、受付を行って、その後、避難所を設営するというところまで…。今は、受付のところでも感染症対策が求められますね。体温をしっかり図ってから、手指消毒をして避難場所に入場するというのは今後は当たり前のことになりそう。マスクの着用も…ですかね。

「正確な情報収集。早めの行動。」。水害に関して言えば、このことをしっかり意識することが大切。確かにそうですね。ある程度は気象庁が予測するので、そこを気にしながら、行動することは可能。私の暮らしを考えると「水害への備え」はそれほどの優先事項ではないので、今日は自分自身の認識が少し深まったように思います。さすが、本間さんは水害時の避難場所になっている体育館の場所も含めて、しっかり頭の中に入っておられまして…そこが私との違い。

 

多摩消防署で活動している子どもたちも参加して、避難所設営のお手伝いをされていました。「多摩さくら隊」のおそろいのTシャツでかわいらしかったです。これはあまり知られていない消防署の事業というか、活動だと思っていますが、「消防少年団」という名称に昭和を感じますね…。まさに、消防士さん=男性…みたいな。

住民の皆さんの避難所設営の様子などを見学した後は一ノ宮公園の水防訓練の会場へ。ものすごい炎天下…。実際には水害が発生するときの気象とはちょっと違っているかなあとも思いますが、訓練は青空の下でできる方がいいですね…とはいえ、暑すぎる。私たち取材チームの一番の目的は消防団長、副団長へのインタビューだったので、訓練終了後の撤収作業の時間に無理やり…という感じでお話しをさせていただきました。速やかに撤収作業をされている様子を見ていると、「わざわざ今日に合わせてインタビューしない方がよかったかしら」とも思ったのですが、訓練の様子も写真に収めた方がいいのではないのか?などなど、いろんなことを考えて、水防訓練当日に合わせたというのが事情。ご協力いただき、本当にありがたい、感謝しかありません…どちらかといえは、本当に「すみません‥‥」という気持ちになりました。ただ、今まで、撤収作業などが完全に終わる最後まで見学したこともなかったので、水防訓練会場がきれいに原状復帰されるまでの一連の様子を見ることができてすごく参考にもなりました。

インタビューをした内容などは議会だよりに掲載しますのでそちらで…とも思いますが、消防団員不足の問題など全国的にも言われている課題は多摩市消防団でも同じということ、実際に関わってみることで活動へのやりがいを感じることができるなど、ヒアリングもでき、有意義でした。今日は住民の避難訓練会場では女性の消防団員の皆さんがいらっしゃったので、改めてインタビューをすることも検討したいという意見が出たり…編集会議もこうした取材活動をしながら、よりよい紙面づくりにアイデアが浮かびそう。新聞折込から、全戸配布となり、少しは読んでくださる方は増えているかなあと思いますので、さらに良い内容にしていきたいものです。

堀之内にフルーツサンドのお店がオープンしています。いつも行っている美容院のオーナーさんが新たにオープンしたお店。ご褒美スイーツという感じで、ちょっといいかも。この近隣だと珍しいお店というか、おしゃれすぎる。おいしいクリームにするまでに何か月も試行錯誤で、ようやくこの味にたどり着けた…というエピソードなども伺いまして、なるほど…と。ちょっと立ち寄ってみたくなるお店です。