12月議会が始まりました!

田舎から送られてきた干し柿だそう。この手作り感がうれしい。それに、しっかりと光を浴びているようでおいしい。干した果物は美味しいですね。そろそろ干し芋の季節にもなります。食べ過ぎます。

今年最後の定例会が始まりました。本来の予定では明日が初日でしたが、人事院勧告を反映した職員人件費の見直し、賞与支給月額の改定を急ぎ行う必要があるという判断で一日早めての開会でした。取り巻く状況を判断して…ということですが、人事院勧告がいつも大元になっているわけであって、多摩市が主体的に判断をしたとはいえないですが、しかし、直接的には市の条例を改正しなければならず、議案として提出されるということです。

これについて、「特別職についてはどうするのか?」という質疑が出され…私の内心は穏やかではありませんでしたね。「市長、副市長、教育長などについては削減することはしないのか?」と尋ねる内容でした。どちらかというと、こんな状況なんだから削減するべきではないのか?という立場からの質疑。

しかし…その前に…「議員はどうするの?」って問われるのではないかと考えるからです。自らのことはさておき、市長などの報酬についてはどうするのか?と追及しても、正直、「その前にご自身はどうするの?議会の皆さんは?」って…逆に尋ね返されそうですね。ということで妙な心境に陥った時間だったというわけです。

少なくとも議会全体では議員報酬の件は少しも話題になっていないと思っていますし、質疑をした議員は「ご自身の報酬額の見直しについてどう考えているのか」についても一言も触れず、決して明確に「議員報酬も見直すべき」とか「削減すべき」などと明言もせずに質疑をするというのもまた、何だかなあと思うのでした。この状況にあって、職員人件費を見直すなら、それに準じて議員も自ら見直すべきだろう…そういう流れは自然ですね。町田市議会では一部の会派の議員で動こうとしていると伺っています。私もこの件についてはいろいろ思うところもあり、会派内でもこの件については話題にはなっていないので、ちょっと話し合ってみてもよいかなと思いましたが、そもそも市長、副市長、教育長や議員の報酬については今年の3月の議会で報酬増額の提案があり、会派としては反対しましたが、賛成多数で可決してきたという経過もあります。その時も、既に新型コロナウイルス禍でもあって、「この時期に報酬をあげるべきではない」と主張したのですが、認められなかったことを思い出してます。

いずれにせよ、議会側の動きがないままに、市長側に「あなたたちはどうするのか?」と問い質すことが私にはとても違和感あり、それ以上質疑しないでほしいという気持ちになってしまった…。

ということで、今日から12月議会が始まりました。私の一般質問は来週の月曜日のトップバッターになります。少しまで気持ちに余裕があるのですが、実際には余裕なしというところ。今日はいつものように夕刻から子どもたちの学習支援のボランティアへ行き、久しぶりに百人一首で「坊主めくり」をやりましたが、私の時代とルールが変更されている気がしたのは気のせいか?!優れた歌詠みとされていてもやっぱり子どもたちにとっての「坊主」は、描かれている人物そのもの…要するのに「見た目でNG」なのですね…というのに面白さを感じたのでした。