12月議会 生活環境常任委員会

透き通る冬の空。今日は生活環境常任委員会でした。市道路線の認定、多摩中央公園駐車場の指定管理者の決定についてが審査案件。市道路線の認定を行う際には、開会直後に現地確認をすることになっています。これ、結構、独特で、多摩市の場合は市域面積が狭いのでできることかもしれないなと感じています。審査案件はとてもスムーズに終了しました。続く、協議会案件はずらりと18件。一つひとつ、「協議」するというよりは、それぞれ担当所管が議会に知っておいてもらった方がいいだろう…ということを披露する場になっています。会議時間を念頭に置きながら議事進行するので、どうしても一つひとつ丁寧に質疑などをしたくてもできないというのが悩み。

ちなみに、週明けの子ども教育常任委員会は協議案件だけで31件もあるという…。ですので、まともな「協議」にならないわけであって、そこが目下最大の課題だと感じています。

さらに、これまで、各委員会の議事進行をサポートする次長の他に、局長も最初から最後までずっと傍聴していたわけですが…議会事務局的に言えば、局長と次長と…双方管理職が会議に立ち合っていると、「仕事が止まる」ということに気がついたので、このあたりも、今後どう対応することが良いのか、近隣市の事務局での対応状況もヒアリングしてもらうこととしました。

私はと言えば、今日は午前中は議案審査があったので委員会を傍聴していましたが、午後の時間は週明け、自分の所属する子ども教育常任委員会に向けて、過去の議事録のおさらいをしたり、提出されている資料に目を通したり…。しかし、先にも書いたように、協議案件だけで31件もあれば、資料について聞きたいことがあっても質疑すること自体が憚れるという…なので、まともな質疑ができないだろうなあ。委員会運営について、よりよく協議会を開くためにどうあるべきか?ここは大きな大きな課題です。なぜなら、行政にとっては、委員会の協議会案件としただけで、「協議をしてもらった」・・・そして、質疑がない(というよりか質疑時間が十分取れなくて、質疑を遠慮してしまう。協議しようにもできないだけ)ことを踏まえ「特に議会からは意見がなかった」になってしまうわけですから。議会運営上の課題として、一つここは解決策を見つけていかねばならないと痛感しています。

今日は夕刻から、農業委員会互助会みのりの会の忘年会がありました。市長、そして今回から総務常任委員会委員長の池田けい子議員と出席してきました。農業委員会の制度が変わり、議会から選出の農業委員がいなくなりました。農業委員会と議会との接点をどうつくっていくのか?…農業委員会の会長さんのご理解やご配慮をいただいて、議会と農業委員会との意見交換会を実施して下さったり、あるいはこれまで議長しかお招きを頂かなかった場所にも総務委員長も一緒に出席させていただくなどなど。やっぱり顔のみえる関係をつなげていくことは大事だなって思います。「市民のためになることは、会派とか関係なく、みんなでやっていかなくちゃ!」と池田議員のエネルギーとパワーがあって、委員会全体で「都市農業の発展について考えていこう。取り組んでいこう。」という機運が高まっているのはさすがです。みんなで畑に出かけていったり、ふるさと夏祭りに向けては農家の皆さんが大切に育てて下さっている朝顔のつるまき作業に取組んでみたり、個人でもやろうと思えばできることですが、「みんなで一緒に取組むことの良さ」、だから共通理解が深まっていくのでしょうね。こうした活動、やればやるほどに議員個人としては忙しく忙しくなっていくわけですが、市民に信頼される「市議会活動」を考えるとき、有効だろうなと思ってます。

議員個々人の活動もとても大事。でも私はやっぱり多摩市民にとっての「多摩市議会」がよりよいものであってほしいといつも思ってます。こうして農業委員会の皆さんと総務常任委員会との関係性も少しずつ発展していくといいのになと思ってます。継続は力。

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