12月議会 一般質問が終わりました。

毎日、毎朝…寒いのですけれど、今朝の冷え込みは身体に堪えました。ラジオを聴いているとクリスマス話題が多いですね。ひよこちゃんに、帽子をかぶってもらいました。

さて、今日で一般質問が終わりました。多摩市議会は議長を除く全議員が一般質問をやる…という文化なのですが、今回は3名の議員は質問をせずでして、意外と珍しいです。「市政には課題が山積みでゴロゴロしているでしょう。」とおっしゃる市民の方もおられますし、事実、その通りだと思いますが、議会が多摩市のあるべき方向性を示すような感じで、政策一つひとつについて深めていくような感じではなく、議員一人ひとりの関心興味などに基づいて、好き勝手の意見開陳をし、行政の取組みに注文を付けたり、要望するのが一般質問。「その指摘、同感。」とか「その提案、すごくいい。」とか思っても、「イイネ!」をつけることができないのは残念。逆に言えば、「それってどうなの?」と感じるような議員の発言があったところで、スルーして終わるだけの話し。

議会基本条例を制定したりして、より民主的で開かれた議会運営をめざし、より質も充実させていく…などと目標を掲げているものの、このやり方は昭和以来、1ミリも変わっていないところは永遠の課題になりそう。私はもっと細かく、予算決算の内容をチェックしたりして、税金の使い方についても議員同士で議論するとか、何かやり方を変えた方が良いのではないかしら?と思っているのですが、「変える」ということの壁は分厚いですね。個人的には一般質問ではなく、予算審議とか決算審査のための時間を多く確保したらどうかとずっと考えていて、そのためには一般質問のために確保している日程を多少削減しなければならないのですが、「それはまかりならない。」と頑なな会派さんとかもいらっしゃって。ただ、「何ら変わることなく継続する」ということが、いろんな意味で停滞やマンネリ化を招いている気がしていて、議会の在りようを変えることを通じて、行政の在り方も変えていくこと…できるのかなと期待するわけですが。

 

「誰が言った」を行政も議員側も気にしすぎる…ま、それが政治なのかもしれませんが、しかし、「誰が言った」を意識しすぎるとそれこそ停滞しますね。「いいものはいい」という視点で、取り組んでいくことが大切だと思っていますが、選挙の前になればなるほど「誰が言った」がますます重んじられている気もしてしまう。

 

ところで、篠塚議員が取り上げていた宗像市の日の里団地町田市のくらちゃん号の提案はとても興味深いですね。また、日の里団地のことについては、来週末になりますが、パルテノン多摩で「地域協創セミナー221217」ということでお話しが聴けるようです。篠塚議員も現地に足を運ばれたようですが、市長も日の里団地については関心をお持ちだったと伺ってます。私は、他の用事と重なっているので行けないのが残念。

明日は補正予算、契約議決、条例提案などが行われる予定。いつものように本会議開会は午前10時です。