1年ぶりに拓殖大のキャンパスへ。

拓殖大学の丹羽文生先生の授業でゲストスピーカーとしてお招きをいただき、もう5回目か6回目くらいになります。今日は午後から、八王子国際キャンパスへ。緑あふれていて、木陰がたくさんあって気持ちがいい。校舎建物を授業で移動するのは大変かもなあ…と思いますが、広々としていて、ゆったりと過ごせるキャンパスです。せっかくなので…と図書館を覗いてみたけれど、学生証がないと入館できなかったようで、それがちょっぴり心残りでしたが。

本日のスピーチも、「地方政治を身近にしてほしい」と思いを込めて。マスコミなど日常は国政ばかりを取り上げ、何かの時には都政やとある自治体を取り上げるだけ…。地域が大事だとか言う割には私たち市民のところに多摩市の情報が大きく報道されて手元に届くなんてことは滅多に滅多にないわけで、取り上げられるときには、しかもセンセーショナルに目立つ形で話題になるとすれば、事件だとか不祥事だとかなんだとか…そういうことばっかりで…。「特に都会の場合には」なのかもしれませんけれど。

なので、学生さんたちにお願いするのは「せめて、自分の住んでいるまちの議員さんの横顔をチラリとでも見てほしいということ」…男女比は?年齢構成は?…をまず押さえてほしいなあと。そして今はいずれの市議会も議員の顔写真を載せている場合ありますし、その顔ぶれを見てほしいなあと思います。それが、きっと議会を知り、関心を持つ糸口の一つにもなると思うので。そして、その中から自分の考えや思いを代弁してくれそうな人がいるかどうか…を考えてくれるといいなと思います。

ちょうどよく、政治分野における男女共同参画推進法が成立したタイミングでもあったので、「いかに女性が少ないか」(そうは言っても多摩市の場合には女性議員が多い!)ことも付け加えることができてよかった。議員のリアルを伝えきることはできなかったように思いますが、それぞれの学生さんが「わがまちの議会」に関心を持ってくれるならうれしい。それと同時に、「次は投票に行かなくっちゃ!」と思ってくれたなら私のスピーチも成功だったと言えるでしょう。あとは学生さんたちの授業の感想が届くのを楽しみにしています。

夕刻からは「初級手話講習会」。今日はいよいよ指文字のレッスンに入ります。一生懸命やりすぎると「指凝り」になりそうです。先生は「リラックスさせて!」とおっしゃるわけですが、指に相当に力が入っているようで、何だか終わりの方には指疲れしております。一週間後、次のレッスンまでに忘れてしまわないように復習復習そして復習…と何度も繰り返さないといけません。なかなかハードですが楽しいです。私にとっては気分転換にもなる楽しい時間です。