#多摩市イイトコ1000

やっぱり、議員と市民のみなさんとの接点をより多くつくる方が大切。そして、議会という存在を身近にしたい…多摩市議会には26名の議員がいて、みながそれぞれ活動していることも知ってもらいたい…そう思っています。ですので、今朝は聖蹟桜ヶ丘駅の関戸口側で街宣活動してみました。久しぶりにお目にかかる方もいらっしゃり、やっぱり、直接会えるとうれしいなあって。「立憲パートナーズ」の案内などもしつつ、新しい地方政治の在り方を模索していきたい、そのためにも私たちの多摩市議会がもっともっと注目される存在になれるように努力したい…という思いの丈を訴えておりました。

そして、一旦帰宅して…家事をあれこれやっていると、あっという間に…公務スタート。今日の始まりは、東京都の民生委員制度が100周年を迎えたということで「記念式典」が行われましたので、そちらに出席し、ご挨拶をいたしました。100周年の節目に当たり、市長が「一日民生委員」として委嘱され、来月21日に歴史ある民生委員の活動についてPR活動をなさるのだそう。市内3駅を巡りながら、民生委員の皆さんとリーフレットなどを配布するそうです。

民生委員の活動は知れば知るほどに奥が深い。ちょっとやそっとでその活動の歴史を語れるようなものではありません。担い手の発掘や育成も含めた課題も決して小さくはないと思っておりますが、これまで育んできた多摩市における民生委員活動の積み重ねをきちんとつなげていかねばならないと感じています。世の中、「生活の貧しさ」だけではない生きにくさも含め、日々に不安をいただいている市民のみなさんにも寄り添える存在とし、地域を知り、福祉行政との強固なパイプ役となる民生委員の役割と責任はますます重大になっていく気もしています。

よりよい活動が展開できる環境づくり・・・これを後押しするところに議会の役割があると考えています。

この式典は年に一度の福祉委員の集まりに合わせて開催され、さらには、月に一度会合を開いていらっしゃる民生委員の協議会も兼ねておられたようで…せっかくの機会だと思い、私も最後まで同席をさせていただきました。この度は、会議時間を考慮しながら、いつもよりも議題などを絞り込んだとのことでしたが、民生委員の皆さんはいろいろなことを学びながら、活動をされているんだなあと感じました。

ちなみに、今日の会議ではオンブズマン事務局から制度の概要などにつき説明がありまして、局長が熱弁されていました…。オンブズマンについても、その存在がまだまだ認知され切っているとは言いがたいですが、こうした制度がある多摩市はとても先進的です。何かの折には活用していただきたいです。

その後、お昼は少しだけ休憩し、ベルブギャラリーで作品展に立ち寄り、知り合いの方の素敵な絵を見ることができ…とても久しぶりにご本人ともお会いすることもできましたのでホッとうれしくなるひとときを経て、消費者団体等連絡会(消団連)に出席。懇親会もありましたので、そちらにも参加しました。議員になった頃は所属していた生活者ネットワークも連絡会のメンバーになっていたので、ベルブ永山の「はらっぱ」などでの店番もやっていたことを懐かしく思い出しつつ、こちらでも久しぶりにお会いしたみなさんといろいろお話しすることができました。

消費者がいて、生産者がいる。生産者がいて、消費者がいる…でもやっぱり、消費する私たちが賢く行動することがとても大事なんですよね。くらしを足元から見つめ直していくことで、多くの社会課題の解決が紐解けていくのではないか?と思うことも多い。連絡会ではコツコツと学習会の開催や年に1度のフォーラムの開催なども実施をしていますが、活動を存続していくための担い手の発掘や育成がこれからの課題になっていくと話しておられました。

夕刻から、多摩市議会の意見交換会がありましたので、そちらに冒頭出席して議長挨拶を終えた後、第71回都民体育大会に出場する選手の皆さんの結団式へ。こちらでも挨拶をさせていただきました。総勢211名の選手の皆さんが参加をされるということ。活躍が楽しみですね。とは言え、こうした結団式が行われていることすら、議長になるまで知りませんでした…というのが私の正直なところ。勉強不足と言えば、それで終わってしまうわけですが、議会に対し情報が全く提供されていないということですね。個人的な議員活動の範囲で市政全体の動きをつかみきることが難しいことを痛感するわけです。

そしてまた、今年行われる国体にゲートボール連盟の皆さんが都の代表で出場されるのだとか!お恥ずかしながら、はじめて知ることとなりまして…それこそ、議会に対し、報告があっても良さそうな耳寄り情報と思われます。そしてまたうれしいニュースでもありますし、もっとPRしていきたいですね。

結団式のセレモニーが終了した後、退席をさせていただきまして…パルテノン多摩の市議会主催意見交換会に戻りましたが、これまた、今日の意見交換会はものすごく盛り上がりました!若い世代をターゲットにして開催を試み、実際のところ参加者数について心配をしておりましたが、ふたを開けてみれば、かつての若者も含めれば総勢25名の参加があり、4つのテーブルに分かれたワークショップでは議員も交えながら、とてもいい雰囲気で絵画進行したようです。

参加者の中で最も若かったのは中学2年生!お母さまが先日の意見交換会に参加をされた話を息子さんにしたところ「僕も言いたいことがある!」とのことで、今日の参加につながったのだとか。

その言いたいこととは・・・・「児童館キャンプの復活をしてほしい!キャンプがなくなってものすごいショックだった!」ということだったそう。ちょうど都民体育大会の結団式でしたので、直接の声を聴いてはおりませんが、こうした中学生の声を議会としてどう受け止めようか…。

そしてまた、もう一つ、今回の意見交換会では「議会の情報発信」に対するアイデアも話し合いましたが、「まずは議員からSNSを使いこなすこと」が宿題となりまして、「#多摩市イイトコ1000」…多摩市のいいところを1000個…みんなで出し合って行こう!というプロジェクトをしてはどうか?という提案が…。

早速、既にSNSを使用している議員は一日1回「#多摩市イイトコ1000」に取組むことになるでしょう…?私も心がけてみます…議会のfacebookページでも事務局の職員さんたちが一日1つずつあげてくれるといいけどなあ。

みんながそれぞれに充実して豊かな暮らしをおくることのできる地域。みんなが「ていねいに暮らす」ことを心がけると消費行動も変わっていく。不必要な介入や干渉ではなく、程よく声をかけあったり、手を差しのべてあげられるような地域。「住み心地とくらしごこち」を大切にしたまちづくりを進めたいですね。