魅力のある企画が人を寄せる。

週末土曜日、旧多摩聖蹟記念館で行われたクラシックコンサートへ。以前にも、議員ポストにチラシが投函されていて関心があったのですが、なかなか行くチャンスがなかったので…やっと日程確保できた!という感じです。来場者の方、どのくらいいらっしゃるのかしら?…と思いながら、比較的早めに到着したにもかかわらず、会場はもう満席。ちょうど座席を増やしているところでして…私も1席をようやく確保できたという感じでした。私が座ってからも、まだ来場者は後を絶たず…と言うことで、座っているのが申し訳なくなるくらい。大盛況ぶりに驚いたのですが、聴くところに寄れば、リピーターの方も多く、そしてまた、口コミで広がっているようですね。演奏者のファンの方もいらっしゃったことと思いますが、区部からもはるばる足を運んでくださった方もいらしたようですね。問い合わせがあったと伺いました。

なかなか良き雰囲気のコンサートでしたが、改めて…立地とかではないなと…やはり企画内容の魅力が集客につながっているのだなあと感じたのでした。そのこと思えば、立地環境が駅から遠くない、徒歩圏で行けるような場所にもかかわらず、人の呼び込みが出来ているとは言えない公共施設(というか、頭に思い浮かぶのはパルテノン多摩であったりするわけですが)については、「なぜ、そうなのか?」の検証が不十分なのかもしれませんね。

とか、無伴奏のチェロを聴きながら、あれこれと関係ないことまで頭に思い浮かんでは消え…思いついては消え…というような時間を過ごしておりました。旧多摩聖蹟記念館の佇まい、静かで天井が高い空間に旋律が響くわけですが、ちょっと物悲しい響きもなかなか良い感じ…とか、自分なりに楽しむことができました。休憩をはさんで、座席はお譲りして、建物の外でも音を聞いていましたけれど、それもなかなかいい感じでした。

さて、今日は朝は永山の駅での市政報告からスタート。一般質問作成のための調査として、朝から夜まで…?情報収集活動でした。とても楽しく…意義ある時間を過ごすことができ、志高く地道に活動されている方の存在に触れることで、私自身のエネルギーもわいてくることを確信したところです。まとめの作業に入っていかねばと思っていますが、いろいろとヒアリングをすればするほどに、課題が次々と浮き彫りになったり、見えてくるのですが、それらを全て一気に解決することは難しいので、どこから取り組んでいけばいいのかを考えるのが次の仕事。来週は農業フリースクールを見に行く予定もありますが、梅雨時期なので、今からお天気を祈るばかり。

「誰のために」「何のために」…を問いながら、一つ一つの課題に誠実に、そして正直に向き合っていくことが大切だと確信した夜。わかっていても、意外と置き去りになっていることではないかな?と思ったので、あえてメモしておきます。