雨でしたが、総合防災訓練。

総合防災訓練でした。すでに防災無線を通じては、天候の関係でプログラムを一部見直して実施することが告知されていたので…「今日は体育館で実施するんだなあ。」と思って、会場の和田中学校に到着。

「本番にこんなふうに混乱していたらどうなるんだよ~。」

なかなかの混雑ぶりに、市民の方がポロリと私の向かってため息まじりにおっしゃっていましたが、地域住民全員を受け入れることは難しい避難場所(体育館)であることを感じずにはいられませんでした。ここのところ、日本列島を災害が襲っていることもあり、防災意識そのものは高まっているとはいえ、混雑はしていても、それでも防災訓練への参加者数と言えば決して多いとはいえない。このあたりが課題ですね。

災害時ボランティアの皆さん、防火女性クラブの皆さんをはじめ、地域の消防団員の方々は総出にて、参加されている住民の皆さんの訓練を見守り、そして対応をされていました。和田中学校の生徒の皆さんも30名ほど参加していましたが、中学生の存在って頼もしいなあと感じながら、訓練の様子を見学しておりました。

救急救命関係のことでは地域でもいろんな場面で協力くださっている国士舘大学のチームの皆さんも参加。昨日からせっかく準備した校庭は雨のために使用できずで残念でしたが、それでもこうして多くの方のご協力のもと、「できる範囲」で訓練が実施できたことに私はホッとしています。「本番では練習(訓練)の時のように、練習(訓練)では本番の時のように」…前多摩消防署長の土居さんがいつもお話しされていたことです。。もっと荒天だとしたら中止になったはずです。

 

聴覚障害者の皆さんは「たつのおとしご」マークのゼッケンをつけておられます。まだまだ、聴覚障害者の皆さんの力にはなれないなあ…という手話力ですので、もっと上達させないと…個人的には一番心に感じたことかもしれません。頑張らなくっちゃ!

さて、第1部の訓練よりも、第2部の宿泊訓練会場に出向き、様子を拝見したかったわけですが、どうも…足首の調子がいまいちのため引き上げました。そしていつもどおりにアイシングをしているのですが、ちょっと歩きすぎる(と言っても、言うほどは歩いていないはず)と再び…足首が膨らんでしまい、痛みが襲うために断念。

しかし、宿泊訓練というか、実際に避難所の設営などを含めてしっかりとシミュレーションができるような訓練を重ねることは重要ですね。被災地の状況等がテレビの映像などで流れるたび、決して他人事ではないと思うのです。女性、障害者、高齢者、そして子どもたち…狭い狭い避難所…災害が発生すればそれだけでも緊張が高まりますが、さらに狭い空間に譲り合いながら避難生活を送るともなれば、さらなるストレスがかかってきます。想像に難くはありません。「快適であるはずはない」ことがわかっていて、「文句は言えない」こともわかっていても、しかし、やっぱり忍耐もどこまで続くか…などと私も今まで以上に考えるようになっています。

午前中は雨の中でパルTAMAフェスを見学し、こだわりマルシェをちょっぴり楽しんできました。それから、中央大学のOB会で作品展をやっているので足を運び、それぞれのみなさんがいろんな思いを込めた作品に心が和みました。どれもこれも力作なのです。

 

明日は雨も上がる予報。せいせきみらいフェスティバルで無事に花火があがるといいなあ。