議長17日目。

【議長の】

今日は桜ヶ丘南口商店会の定時総会終了後の懇親会があり、お招きをいただきました。もちろん市長も同じく来賓で出席されていました。

歴史あるお店が幕を閉じる…やはり後継者の問題は大きいようです。他の方からも「子どもに無理やり継がせる時代ではない。」とお話を伺うと同時に、「いつまでやれるかなあ。」というお声も伺いました。

『お店』の会員さんは減っているんだけどね。」とのことですが、商店会の会員数は昨年よりも増えたとのこと。商店会そのものの運営にもとてもご努力されている様子でした。そこにある苦労を慮るばかりです。商店街活性化問題は多摩市のみならず、いずれの地域でも課題です。東京都も商店街振興のために補助金を出していて、多摩市でも活用していますが、高齢の方が増えてくるとどうしても「購買力」は低下をしますし、一方、世代が若くなれば若くなるほど買い物行動は「ネット中心」にもなり、古き良き「商い」のかたちそのものの存続がなかなか難しいのだと思います。いろいろご意見等も伺い、商店会の皆さんが抱いておられる危機感を肌で感じつつ、「商店街が本当にこの街から消えてしまってもいいのか?」と考えながら、過ごしたひとときでした。

「商店会は地域と共生し、地域によって生かされる。」…総会の資料に記載されていました。「地産地消」という言葉を改めて思い出しますが、「地域のかたち」を考えるとき、商店街を私たちがどう位置づけていくか、その役割を考えさせられるものです。明日は同じく桜ヶ丘中央商店会さんからもお招きをいただいていますので、引き続き、意見交換をさせていただこうと思います。

【わたしの】

朝イチにて町田市議会へ。東京都南多摩東部建設事務所のみなさまから、今年度多摩市内で実施する工事についてヒアリングをさせていただきました。短時間ではありましたが、関戸橋架け替えをはじめ、尾根幹線のこと、鎌倉街道沿いの高木入替えのこと、そして大栗川や乞田川の河川改修のことなどなど伺いました。乞田川の河川改修で言えば、「釜沼橋アンダーバス」の実現に向けた工事!…同じ会派の増田たくみ議員が長年にわたって地域課題として取り上げてきた話題でもあり、実現することは私もうれしいです。釜沼橋のところは昔から左右よく見てから、「走って車道を横切る」でしたので。小学生の頃、妹と「せーの!」で走っていたことを思い出します。

今日は一般質問の通告書を提出する日でしたので、事務局も一日忙しそうでした。出揃った質問に目を通してみたいと思いますが、議会運営委員会で「通告書を提出するときの約束事」を決めていますので、そのルールがきちんと守られているかどうかも気にしつつ、見てみたいと思います。「議長の仕事」とは何か?…そのこともまだまだ充分に把握もできず、考えながら走っている感じ。

「あっという間に1年が終わり、慣れたころに任期が終わる」と言われたのですが、確かにそうかもしれませんね。日々をこなすだけで精一杯な状況が久しぶりに続く・・・。