臨時会がありました。

臨時議会が開催されました。補正予算と言うことで、「原油価格・物価高騰対策」への支援策。その財源が「新型コロナウイルス感染症対策対応地方創生臨時交付金」になっているところが、何となく不釣り合いな感じもありますが、支出可能なのです。高齢者、障がい者支援に関わる施設、保育園や幼稚園などへの支援策です。先行きどうなっていくのかしら?支援をし続けるのはいつまでになるのか?…と気になるのですが、市民一人ひとりの暮らしもきつくなっていることは事実。一自治体で対応するにも限界があります。税金を使う優先順位について、その見極めを誤らないようにしていかなければならないですね。

臨時議会での補正予算の審議はあっという間に終わり。全会一致で可決。その後、災害対策連絡会があり、新型コロナウイルス感染症対応についての現状の報告が行われました。とにかくPCR検査などでの陽性者が増えている状況…多摩市でも自宅療養者の数が週明けと比べても300名以上も増えていて、1000人超え。全国知事会で感染症法の対応を見直しも含めて検討してほしいことが国に対して要望されたようですが、1週間で100万人近くの方がコロナに感染しているという状況が世界一だと…騒がしくなっています。「感染爆発」という言葉、使用されなくなっている気がしますが。

さて、午後になり、委員会での勉強会が行われました。勉強会=非公式の会合になっているので、インターネット中継は行われません。9月議会内に開催される決算審査に向けて、「議会による行政評価」に取り組むので、その事前準備と言うか打ち合わせ。委員会ごとに評価する事業を選ぶので、今回は「地球温暖化対策事業」を主に置き、関連する事業も含めて、施策評価的なものにつなげていけると良いなと考えています。

温暖化対策は優先的に取り組まないといけない課題ですが、具体的に進めていくことが難しい問題。ここもまた一自治体での取り組みは限界もありますが、せいぜい、「省エネのご協力を」くらいはもっともっと必要かもしれませんね。ただ、健康を害する暑さには耐えられません…という意味でも「クールシェア」なのかもしれませんが、コロナ感染の広がりなども念頭に「外出控え」も呼びかけられつつある状況に何とも言えない感じ。各戸に全戸配布されている「クールシェア」のパンフレットはどれだけの市民に活用されていくのかなあ…と思っています。

委員会では環境部の部長課長が出席し、昨年度の取り組み内容などヒアリングを行いましたが、「事業の成果を測定するための指標づくり」をどうするか?…からはじまり、もっともっと一つひとつの事業の「質」を上げていくための取組みを議論していく必要を感じます。「あれもこれも」と欲張りになっても、業務をこなしていくために必要な人員が足りなさ過ぎて…どれもこれも中途半端になっているような印象さえ受けるのが残念。「気候非常事態宣言」以来、環境部の取組みに注視してきて一番思っているのは「業務の改革」をしきれないままに、仕事だけが増えているという状態。これは環境部だけに限らないのかもしれませんが、「仕事の見直し」という視点をもっと取り入れていかないと、これからの時代にも耐えられなくなっていきそう。仕事が増えたとて、それに見合った人員配置など全然期待できないため。こうした視点も持ちつつ、事業点検をしていくことが議会に対して求められることの一つかなと思ってます。

 

あっという間に7月も終わり。来週明けは8月1日ですね。夜の稲光はすごかったし、あの一瞬の雨の降り方もすごかった…。でも、あまり涼しくなりませんね。暑さ本番…これからが…。何よりも体調管理、免疫を落とさないためにも睡眠。質のいい「眠り」である必要がありますが。まだ、私、自宅ではエアコンを使わずに過ごせてます。身体の体温調節機能がちゃんと働いてくれているみたいでありがたい。