聖蹟桜ヶ丘の北地区。景色が変わり、まちも変わっていく。

とても冷たい一日でした。今日は市長も参加をし、聖蹟桜ヶ丘駅の北側、多摩川沿いに完成し、来週から入居が始まるというタワーマンションの見学会がありました。見学会と言っても、施設の共用スペースを中心に入居者以外にも開放されるエリアを見せていただいた形でしたが、特別に屋上にご案内いただけて、雨の中でしたが、多摩市で一番高いビルからの眺めを見ることもできました。

多摩川沿いですので、いざというときには、垂直避難場所として利用させてもらうように市と協定を結んでいますし、マンション敷地内の広場スペースも普段から解放されています。広場スペースにはマンホールトイレ、かまどベンチもあり、こちらもいざというときに使えるようになっています(使うためには日頃から、訓練が必要になるでしょうが)。あと、私たちの集合場所としても使わせていただいたコミュニティスペースは会議などに使うことも可能だそう。ただし、利用者登録をして、予約することが必要です。

ちょうど新宿から電車に乗り、多摩川を渡れば、聖蹟桜ヶ丘…その玄関口にそびえたつタワーマンション。最高高さ112メートル。今まで、多摩市内では多摩センターにあるベネッセさんのビルが最も高かったそうですが、そこを越える高さと伺いました。ちなみに、入居予定者の70%ほどが市外からの転入してこられるそうです。川がある自然環境や立地の良さを選ばれ、また、コロナ禍とともに毎日出勤をするようなことも無くなり、都内からの転居を選ぶ方も少なくなかったよう。購入された方は30代、40代の方が多いとも伺いました。

また、マンションの環境負荷低減にも取り組んでいると紹介されまして、全体では20%以上の省エネができるマンションになっているようです。ここについては、最近また、流れも大きく変わっているものの、計画された当初段階の企画がそのままなのかなと思いまして、もう少し省エネ対策がされているのかなと期待もありましたが、それでもマンションとしては先駆的な取組みになっているという説明でした。

個人的には各階にゴミ置き場があり、管理人の方(お掃除の方なのかな)が回収をする方式になっていることに驚きました。マンション全体のゴミ集積場所までは作業をする方が運んでいくようになっていると。住民の方が使うエレベーターではない、お荷物用と言うのか、そのための専用エレベーターも設置されていました。

マンション内の写真撮影は基本的にはNG。地域開放されるコミュニティスペース内は撮影ができたのですが、さすが、ブリリアシリーズのマンションだなあ…と思えるようなインテリアになっていて、すてきでした。今日は晴れておらず、敷地内の遊歩道、広場などの写真が撮影できませんでしたが、地域の方もお散歩コースにでき、多摩川まで通り抜けすることができるのはありがたいですね。今後、タワーマンションからつながる敷地にも次々と商業施設、住宅と建設が予定されています。

市長が「以前とは様変わりした。」と挨拶をされていましたが、私も子どものころ、この場所を横目に、京王デパートの駐車場に入るために随分と通った場所です。当時、デパートの駐車場も入るために列を成していたことを思い出しますが、そのころ、チャボというかにわとりを飼っているお家があったような記憶です。まちの風景が変わる。私が住んでいるところも、団地を建て替えたところ。それまでの5階建て住宅から、14階建てのマンションになり、戸数も約2倍になりました。もちろん景色も様変わり。そして、いろんな意味で変わります。人の流れ、動きはもちろんのことですが、ここにあったもともとの自然、風の流れも含めて変わっていく。桜ヶ丘周辺エリア、たくさんの人が移住してくることになり、人口増にもなりますし、その意味では商業施設も少し元気になってくれるとうれしいですね。そしてまた、そのことが期待されているように思いました。そして、それが歴史。

 

さて、昨日と今日は定例会の閉会とともに、久しぶりに自分としては楽しい予定を入れていて、今日もお友達のお家へ。

ハンモックのあるお家。ちょっと憧れます。