総会シーズンです。

地域の活動団体等も新年度が始まり総会開催の時節。今日は聖ヶ丘コミュニティセンターからはじまり、乞田・貝取コミュニティセンター、多摩市聴覚障害者協会の総会へ。

各地域を「知る」というとおこがましいわけで、各地域で活動されているみなさんの様子を垣間見ることができ、いただいた総会資料などからも、伝統的に取り組んでおられる行事・イベントもありながら、「新しいコト」にも取り組んでいきたいと考え、いろんなできることにトライしている姿も感じることができます。

コミュニティセンターは地域住民で組織された運営協議会が指定管理者になっていて、それぞれの運営協議会ごとにカラーは違います。こうした総会の場合、市長は呼ばれても議長は呼ばれない場合もありますし、さまざま。乞田・貝取コミュニティセンターの場合には地域の消防団の団長さんも総会に参加をされているのが特徴ですね。それぞれ運営協議会という組織のつくりかたも異なっていることがわかります。まさに、地域で地域の実情に応じているわけで、それは事業の実施にあたっての「組立」などにも反映されていくのです。

全部が「行政規格どおり」になっていないのが良いなあって思うのでした。

さて、聴覚障害者協会の定期総会。今日は議会の意見交換会もあったので、議員の出席者は少なめでしたが、それでも健康福祉常任委員会の委員長、委員のメンバーも来賓として出席し、聴覚障害者協会のみなさまへの期待をお伝えできたかなと思います。今、市議会では「手話言語条例の制定」をめざし、健康福祉常任委員会が調査に取り組んでおり、協会の皆さんとの連携を図っていきたいと考えています。

実は私、高校生の時に聴覚障害があり盲学校に通っている小学生とのご縁があって以来、「手話ができたらいいなあ」という思いがあったのと…同じマンションにも聴覚障害者の方がいらっしゃり、エレベーターで同乗するたびにお話しが出来たらいいなあ、災害があれば通訳もできたらいいなあとの思いがあるので、聴覚障害のある方がお越しになっているだろう場所で我流の手話で挨拶することに挑戦しております。しゃべりながら、なおかつ手も動かしながら…というのは、やはり積み重ねなければ、なかなか難しい。今日も、簡単な文章で一応手話を使ってみたのですが、自分でも「あっ、あそこ間違っていたな。」とか振返っております。

ただ、人前に出て完璧にしないと…という思いが強すぎると、自分で美しく手話ができるようになるころには、議長はやっていないでしょうし、「失敗も経験のうち」くらいに思って場数を踏むことで、より上手になっていくと信じているので・・・あまりにも下手すぎますが、今日も手話で挨拶。

そして、今年度、多摩市の手話講習会初級に申し込みました。既に議員では先輩格では池田けい子さん、遠藤めい子さんが受講されていて、「次はぜひぜひ!」とおススメもいただいたので、思い切って参加しようと思います。手話言語条例の制定をめざすとしている限りは、議員としても実践をしないと・・・なんですが、参加できるかどうかは「抽選」の場合もあるようなので、とりあえず「受講できるといいなあ」と念じております。

この後・・・市議会議会報告会のことについては…また明日はベルブ永山で開催しますので、それが終了してから、記憶メモとしてブログに書き綴りたいと思います。