納税者意識を高める方法は。

神戸発で人気のプリンだとか。冷凍になっていて、半分くらい溶けたアイスプリンくらいでいただくことがおススメ。ザラザラしたカラメルお砂糖がついているのですが、カロリーを少しでも低くする(気休め)ため、そちらは振りかけず。でも、アイスプリンでちょうどおいしい。カタラーナのよう。

さて、先日、ハイブリットで開催されたグリーンボランティア20周年記念事業のシンポジウムがあり、私はYouTubeで視聴していたのですが、市長の挨拶が始まったところから、途中まで全然見れずで、すごく残念…と思っていたところ、アーカイブで後日視聴ができるようなので良かった。後半は無事に視聴することができたのですが、個人的にはすごくおススメ。多摩市の「みどり」を考えるにとても参考になる内容だと感じました。SDGsウエディングケーキモデル、NbSモデルから、ワンヘルスのことまで…会派の代表質問で取り上げたキーワードにも触れる話題提供もあって、政策の方向性を考えていくにもとても良い問題提起がされていたなあと思います。

ところで、市長がそのシンポジウムの中で「多摩市は街路樹が17,000本もあって、日野市は3,000本なんですよ」と述べておられ、つまりは「維持したり、管理したり、手入れをするにもお金がかかり、行き届かない現状」を吐露していたことがずいぶんと印象に残りました。嘘偽りもなく、事実であって、私自身も「もっと丁寧に維持管理ができたらいい」と思いますが、そこまで手が回らないという現実…「愛でるみどりから関わるみどり」…とういスローガン(キャッチフレーズ?)を掲げて、市民の協力を得ながら、多摩市のみどりを守り育てていこうともしているわけですが…高木、大木、巨木も増えている中ではそうそう市民にも任せられないのも現実。街路樹の管理など、行き届かない現状に…残念ながら、増えるのは市民からの苦情…。「悪循環」という言葉がこれほどピッタリくるものはないなとも思いますが、今後、街にとっては「魅力」ともされるみどりの管理…悩み多きなのです。実際に、街路樹のみならず、法面その他…今年も季節に逆らうことなく、自然はそのエネルギーを発揮しています。草刈りなどもやってもやっても終わらないんだろうなあ…というのは街に出れば理解できますね。

「街路樹ばかりの手入れに税金を使うわけにはいかない」…考えればすぐに理解できることとも思いますが、しかし、市長がその事実を伝えれば伝えるほどに…受け止める側は何かどこか言い訳がましく聞こえてしまうというのが辛いですね。それは議員も同様で、結果…「お金の使い方に知恵がない」とか「使い方が悪い」とか言われてしまうのです。

そんなわけで、参議院の選挙でも「税金の使い道」が当然に話題になるのですが、国レベルになるともっと規模が大きくなって難しい。市民の日常、暮らしに密着している市レベルで、もう少し税金の使い道を可視化できないものかと思っています。「この公園の管理には『〇〇円』使われています」とか「このとおりの街路樹の管理には『〇〇円』使われています」とか…「ここの公衆トイレの管理には『〇〇円』使われています」…みたいに可視化できるようにならないかなあ。便利なツールないのかしら?

市も、市民に分かりやすくを心がけながら、情報公開の努力をしていて…一年間の状況を家計になぞらえて解説したりなどしていますが…たま広報(2022年10月20日号の特集ページ)…もっと自分の身の回りで「お金のかかり具合」を具体的に知ることができると、身近になる感じがしますね。街路樹その他で言えば、「この木を一本維持するのに〇〇円もかかるのか…」みたいなことが分かると、自然と「費用対効果」にも意識が向くような気がするのです。「こんなにお金をかけて、『こんだけ?』」…とか。いやらしいと思われるかもしれませんが、税金があって維持されていて、維持できているものばかりですから。「タダのものはない」というのか。例えば、参院選挙にかかる費用のことが話題に上っていて、こうした事実をどのくらい実感できているかなあと思うから(参考に;「その1票、実は611万円!?」…あなたの1票の値段&参議院議員選挙にかかる費用まとめ…)。いずれにせよ、「若年の投票率1%減 1人7万8000円の損」…とか、こうした情報がもっと伝わっていくと良いなあと思いますが、主権者教育とか納税者意識とか…必要なのは若い世代だけではなさそうですね。