第1回定例会 閉会。


クリスマスローズ。

 

無事に第1回定例会の閉会を迎えました。3月1日の開会から・・・うーん、どんな感じだったっけ?・・・と記憶が思い出せなくなるほどに、長く長く感じた1ヵ月でした。

予算については予定どおり修正可決。図書館本館再整備費用については、状況が整ってから(?)、改めて提案してもらうこととし、予備費として計上しておくこととしました。修正可決したことについては、「大変残念だ」と市長が述べておられましたが、修正可決しなければならない状況になってしまったことにも「大変残念」と感じます。市長と議会とのコミュニケーションの持ち方などにも「やや難あり」と言ったところでしょうか。

でも、議会には修正する権利もありますし、議案が修正されること等に一喜一憂することはないのでは?と・・・と一方では思います。「予算を修正するなんて、市長を傷つけた」みたいな言い方で批判されるかもおられますが、市長も議会も、それぞれ精一杯考えて、活動した結果でしかありません。互いの立場でそれぞれ「考え抜く」こと、市民にとってどうあるべきかを熟慮した結果に対し、双方尊重すべきと思います。もちろん、「自分の方が正しい」って誰しも主張したくなるのは当たり前。でも「結果」を常に前向きに捉えて、次の一歩を踏み出したいですね。

・・・ってますます思うのは、「いじめ対策推進条例」に対し、会派の結論としては「反対するものではない」とする立場で可決したから。最後、折戸さんはご自身を貫かれ否決に回りましたが。討論を書きながら、読みながら、私自身の「子ども観」を確認できた機会でした。(2017年3月議会多摩市いじめ防止対策推進条例の制定についての討論

さて、会派のガバナンス。

議員報酬の若干の増額については、折戸さんは賛成し、他のメンバーは反対。
同じく、市長、副市長、教育長報酬の若干の増額については、藤條さんは反対し、他のメンバーは賛成。

いじめ防止対策推進条例は、折戸さんは反対し、他のメンバーは賛成。

そして、来年度予算一般会計については、市長案に対して賛成したのは遠藤めい子さん。他のメンバーは修正案に賛成。予算に対する討論は藤條議員にお願いしました。予算の原稿をたたき台を書いて、あとはメンバーに推敲してもらって・・・最終的な完成版(改革みらい】2017年度一般会計予算討論)。

 

しかし、会派なのに、挙手が一致しないことに「バラバラ」という批判は免れないですね。議論しても最終的に折り合えずにあるところも尊重し合うかどうか・・・ここはもう一度、会派内でも確認しておくべきことかもしれません。全員が同じ政党、組織に所属して行動しているわけではない点、会派運営もなかなか大変です。でも、しょっちゅう「バラバラ」しているわけではなく、「こういうときに分かれる」といういくつかの議題があることもまた確かなんですが。

 

本会議終了後、パルテノン多摩大規模改修の件、特別委員会で集まって打合せ。今日は、一般会計が可決した直後に、補正予算と言う異例対応。特別委員会から提案した「パルテノン多摩大規模改修に関わる必要経費」について可決しましたので、それを受け・・・議会として調査するための準備をどう進めるかですね。(朝日新聞の武井記者がこの件で記事にしてくださってます。)議会、頑張らないといけない。

年度末、部長さんたち総勢で6名も退職されるという・・・・。再任用などで4月からも引き続き、市役所でお目にかかれる方がいるとは言え・・・寂しいですね。ホントにお世話になりました。いずれの皆様も係長とか、課長の時代からもいろんなことを教えて下さり、私の議員活動を支えて下さったので、感謝の気持ちでいっぱいです。女性部長さんたちが凛々しく答弁してくださっていたのが印象的だった議場の風景が戻ってくるのはいつの日になるか・・・。