社会保険労務士’政治連盟’…

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午前中は一般質問作成に向けたヒアリングなどを実施・・・多摩センターの再活性化を話題にしようと思っているので、関係する所管の部長さんや課長さんに何となーくニュアンスを伝えに。いつもとは一味違った質問内容なので、はっきり言って「勉強中」という感じです。勉強の成果を披露するだけでは、何の政策提案にもならないため、あとまだ10日間くらいはじっと頭を悩ませないといけないなと。

午後は南多摩斎場組合議会へ。昨年度決算審査が主な内容でしたが、質疑もほとんどないために・・・あっというまに会議終了。同行した担当部長さんと課長さんとともに・・・(会議の場所である町田リサイクルセンターまでの)「往復の時間の方が長いですね」とちょっと失笑しつつ。まだ、私も初めての場所なので、雰囲気もつかみにくく。意外と私は人見知りなので。

そして・・・夕刻から、「東京都社会保険労務士政治連盟多摩統括支部」主催の議員懇談会に参加。どんな趣旨で開催されるものなんだろう・・・とドキドキして参加をしたわけですが、「今回の議員懇談会は多摩市の議員さんに絞りました」ということで、それにしても参加したのは飯島文彦議員と、遠藤ちひろ議員と私の3人。飯島さんは社会保険労務士さんとして活躍されていますし、ちひろさんは選挙の時に政治連盟の方から支援をいただいていたようですね。「えっ?私・・・・」・・・そもそも「政治連盟」という名称そのものが私にとって心理的にハードルが高かったわけですが、会場に足を運ぶと町田市でお会いしたことのある女性社労士さんがいらっしゃったのでホッと胸をなでおろすことができました。

今回のような議員懇談会は2度目の開催だとか。昨年度は「日野・立川・昭島」と3つの市に所属する議員さんと実施したそうです。社会保険労務士さんは議員立法により資格化されたものだということで、活動内容の拡充など政治的にしっかり働きかけていくことが重要だ・・・ここに政治連盟を組織する意義があるとのことでした(って東京都社会保険労務士政治連盟の会長さんの挨拶から)。ちなみに、多摩市議会議員にターゲットを絞った理由とは・・・・「すでに公契約条例が制定されている」ということもあり、その内容を中心に懇談をしたいという希望があったからのようです。1つには「労働条件審査」に対する提案をいただき、公契約条例の運用をさらに充実していくための工夫が問われた気がします。そしてもう1つは社労士さんたちがボランティアで実施している学校教育への提案。社会保障、年金問題、労働問題(働くということ)など、小中学校などへの出前授業プログラムの提案もいただきました。授業提案については、昨年、落合中学校で「年金」をテーマにした授業を実施したことがあるようですが、その後の継続が難しいとの話も聞いたので状況を確認してみようかなと思っています。

金融教育、法教育・・・このあたりは新しい分野でもあり、学校教育に取り入れる必要性は指摘されていても誰が授業者になるのか?っていつも話題になる気がしています。選挙権年齢が引き下がることを考えてみると、例えば「支えあい」という観点から年金問題をテーマにした社会保障問題の学習など小中学生から意識を持てる環境をつくることがますます重要になるのではないか?って思ったりします。そしてまた、ブラックバイト問題ではないですが、「そもそも自分自身の働き方ってどうなの?」・・・労働法制に照らし合わせて、違法であるのかどうかなど判断する基準を知っておくというのもまた大事なことだと考えています。社労士さんにお手伝いしてもらいながら、子どもたちへの学びを広げ深めていくことできそうですね。

せっかくいただいた提案なので、ご一緒させていただいた飯島議員とちひろ議員とどのように多摩市政に取り入れることができるか考えてみたいと思っています。それにしても飯島、ちひろ、岩永・・・という3人の組み合わせはレア。

 

ところで、生け花と土器。市役所のロビーには今も展示されています。土器そのものの良さや存在感をさらに引き出すように、花を生ける・・・・とっても難しいのだそう。なかなか素敵ですよね♪

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