真夏に近づいていく予感。

いよいよ…本格的な夏になりそうな予感です。「ちょっと、時間ある?」と呼ばれることはありがたいことであって、市政に関する雑感などなど意見交換をしたりなどしています。市役所の建替えについてフォーラムが行われる予定になっていますが、無作為抽出で一部、案内が送られているようでして…「そういえば、建替える場所は決まっているのか?」「決まらないのに、どうやって意見を述べればいいのか」と言われておりまして、答えるのが難しいですね…私も。今回のフォーラムは、また仕切り直しにて「場所をどこにするのか」まで市民から意見をもらう場になるのかしら。「場所を特定しないで、あれこれ議論させようとするやり方に疑問」というのは他のところでも伺いますね。

さて、「子ども本位で考えていかないと」…と思う場面がいくつかあり、書店で眺めていたら「子ども本位で考えない学校の実態」という帯付きの新書が販売されており、たまたまオンラインにて、著書の妹尾昌俊さんのセミナーがあったのでお話を伺うことができました。本書の中に「私はなにも、学校の先生たちや教育行政の方を一方的に責め立てたいのではありません。組織的にうまくいかなかったことから学んだり、これまでやってきたことを『本当にそれでよかったんだろうか?』と問いなおすことは、だれにとっても、どんな組織にとっても簡単なことではありません。」という一文がありました。「とても大事なことですし、だからこそ『教師と学校の失敗学』と本書を名付けたのです。」ということでした。心底頷けます。もちろん、自分自身にもあてはめて顧みることがあっていいとも思うのですが、「組織的にうまくいかなかったことから学んだり」という視点こそ必要。ついつい多摩市行政になぞらえてしまいます。市民の方から「保険年金課からお詫びと訂正のお手紙が来たのだけど…」という話しも耳にしました。「失敗をしてはならない」ということではなく、きちんとリカバーしていくことが求められるでしょうね。そして、失敗から学ぶ。

学童クラブの子どもたちが午前中、水遊びをしていて…声が聞こえてきました。「マスク外してきて」という大人の呼びかけに、「いいの。やった。」という会話があったような気が。この暑さでマスクはやっぱり苦しいですから。学校のプール指導が民間委託化されたことにより、夏休みのプール指導が無くなりました。民間委託化により、教員の業務負担は軽減され、子どもたちの泳力向上が図られていると聞いていますが、夏休みの学校のプールが無くなってしまった代わりに使える時間を大人も子どももどう使うのかなあ。子どもが夏休みに入り、学校のプール指導に行ってくれるのは…親にとってはありがたいことだったかも。

学童クラブではプールというか、水遊び…となりますが、子どもたちが水着を着て、水泳帽をかぶっている姿がかわいらしく、しばらくベランダからのぞいて様子を見てしまいました。本格的な夏…に向かっていきそうですね。暑さが戻ってくると毎日でもアイスクリーム食べたい。糖度の高さを思い浮かべ、控えめにしていますが。

明日は多摩市制50周年記念式典が行われます。新生パルテノン多摩にて…。大規模改修工事後間もないのに…結構、不具合あるようですね。熱中症に感染症対策に…とにかく無事に夏を乗り越えていく…心がけた行動をしたいものです。