猛暑を考える夏。

3連休明けですが、お盆休みという方も多いのではないかと思います。それにしても、暑い。いつからこんなに暑くなってしまったのかと思いますが、新型コロナウイルスによる死亡数も気になりつつ、熱中症で救急搬送される方の数なども気になるところです。

多摩市は「気候非常事態宣言」を表明し、全戸に対し啓発のための広報誌も配布されていたかと思います。今年は公共施設等でのクールシェアについても、新型コロナウイルスのこともあり、大々的にPRするというわけにもいかず、せっかくの非常事態宣言もその後に継続すべき取組みになかなか本腰が入れられないという現状かもしれません。

なおかつ、換気をしつつ、冷房を使用するということではかなり効率が悪くなることもあり、とにかくお店の冷房などいつも以上にキンキンになっているような気もしてしまいます。

今日は9月議会に向けた一般質問のヒアリングをしつつ、やっぱり気になる地球の温暖化ということで、気候ネットワーク主催のオンラインセミナーを受講したりして過ごしました。この分野については、まだまだ知識量が不足しているので学ばないといけないと思っていますが、肌感覚でも地球の温暖化を感じるようになっていますし、このままでは、本当に地球がどんどん壊れてしまうので何とかせねばと切実に感じていますが、日本の発電電力量の推移からもわかるように、石炭火力発電に頼っている割合が3割を超えているのが今の現状を変えていくために何ができるのか、現状では原発が稼働していない代わりの電力供給として石炭火力発電所が増設され、新設されているという話しを聞くと複雑な気持ちにもなるわけです。自然エネルギーの導入をもっと進めていきたいと思いますが、2011年の東日本大震災以降一気に広がった太陽光発電もパネル廃棄問題も指摘されるなど、まだまだリサイクルやリユースの技術などにも課題があるとも聞いています。こうした背景などを踏まえ、果たして一自治体で何ができるのか?を考えていく必要がありますが、そこへの限界も感じつつ、何かはやらねばならないという気持ちがあるだけに焦り感も出てしまう…というのが環境政策担当者の本音ではないのかと思うものです。

それにしても、酷暑は身体にこたえますね。日中の陽射しは半端なく肌に突き刺さります。暑さが尋常ではない…と思いますし、ヒートアイランド現象でますます…という気もしてしまいます。個人レベルでもいろいろできることを考えてみるのですが、一個人で必死にクーラーをつけないように頑張ったとしても、勝つことができないというか…。多摩市は気候非常事態宣言を表明したので、何かいい知恵やアイデアを出し合いながら、次の取組みができたら良いなあと思うのですが、私の知識量ではグッドアイデアがなかなか生み出せず、考えあぐねる今日この頃です。

先般発行したレポート原稿を掲載しておきます。気候非常事態宣言は市長と議会と共同で市民に対するアピールをしたとも言えますが、その前段での取組みをかいつまんでまとめておきました。よかったらご覧ください。市議会レポート「ほうれんそう」156号

 

多摩市の小中学校も夏休みに入りましたが、我が家も娘が夏休みに入り、しかし、すでに2学期が始まるまでのカウントダウンが始まっているという…。こうした状況ですが、やっぱり子どもたちにとっては「うれしい夏休み」なんですよね。この休み期間を存分に満喫するためのスケジュールづくりに忙しいようですが、親から見ていると「宿題、大丈夫?」とやきもきしてしまいますね…。もう来週には学校が始まるというのに。

 

私は歩行スピードがトロトロしていて、さらには、キョロキョロしているからなのか、こうしたところがとても気になるんですね。「受動喫煙防止」のフラッグなのですが、これは、ちょっと何というか…美観を損ねるというか、せっかくの取組みに傷がつくような気がします。ここを市の職員さんたちも通行すると思うのですが、目に入らないのかなあとついつい。「自分が担当している業務外のことだから…」ということで片づけられているとしたら、それもまた残念。いつからこの状態なんだろう…私はとても久しぶりに、この場所を通行したので。