決算審査始まりました。

20150916

決算審査が始まりました。昨年度を振り返った総括的質疑から始まって、私たち改革みらいからは遠藤めい子議員が質疑に立ちました。昨年度は・・・市長が再選されて、出鼻を挫く?生活保護費の不適切支給問題があり、予想通りなのか?市民合意を得る厳しいいばらの道に突入している公共施設の在り方見直し問題、そして自治基本条例は10周年を迎えて、多摩ニュータウンの再生もおぼろげながら?方向性も見えてきたという感じ。一言で振り返ることもできないだろう一年間について、主な点を質しました。

そして、初日のみ出席してくださる代表監査委員さんに対する質疑も。代表監査委員の沢登先生は多摩市がこれまで取り組んできた行財政改革などについて「とても緻密な計画に基づいている」という評価をされていました。このあたり、私には理解できそうで理解できないところなんですが、「しっかり取り組んでいる」というのが評価のようでした。とは言え、軽微な事務処理ミスもまだまだ多いということで、今回の監査委員の意見では厳しい指摘もいただいています。また、未収金に対する回収についても、もっと効率よく実施できる体制づくりをすべき・・・という意見もいただいてます。

市行政に対し、地道にそして確実にゆっくりでも前進させていくことへの期待が述べられましたが、事務処理ミスなどで一歩進んだものが二歩以上後退してしまうような状況にちょっとした苦言を呈されたのかな?とも思いました。良い取組みと言うのはそれほど評価されなければ注目もされませんが、ある意味で失敗については注目もされて、叱責もされて、叩かれて叩かれて・・・・という感じ。行政改革の取組みはどんなに頑張っていても、事務処理ミス(生活保護費問題とか)があれば、全て台無しになってしまう現実。多摩市役所の姿そのもの?!

ホント、多摩市外知人からの多摩市行政への評価はとても高いのですよ。

もちろん、私自身も「意外と努力しているな、頑張ってるな!」・・・・って感ずる部分もありますし、職員さん一人ひとりもいろいろアイデアを持って、頑張ろうとしている・・・・にも関らず、いきなり天から地に突き落とされたかのようなモチベーション低下につながるような出来事・・・・ちょっと多すぎる気もするのです。とっても残念。いきなり変えるというのがななかできないのが正直なところですが、でも、議会から指摘されて「ご尤も」と多くが合意できるような点については、少しずつでもその方向にシフトしていく努力は評価したいものですね。

今日は私の質疑の場面はありませんでしたが、持ち時間をちょっとやりくりしながら、明日は歳出の総務費の中でいくつかの点指摘したいと考えています。今夜はニュースにくぎ付けです。先日、地元で開催した憲法カフエで受け取った「SEALDs」のパンフレットを眺めながら・・・。