桜ヶ丘商店会連合会のみなさまと意見交換会を実施しました!

今日は多摩市議会生活環境常任委員会で桜ヶ丘商店会連合会の皆様と意見交換会を実施しました。一昨年前から、市議会常任委員会にお申し出を下さり、今年は生活環境常任委員会にとご指名をいただきました。ありがたい限りです。私たち議員が個々人で商店会の顔見知りの方と意見交換をすることはあっても、こうして‛委員会’としてお声をかけていただき、委員会のメンバーが全員で出向くことができるのは貴重だなと思います。商店会の皆さんがその環境を整えてくださっているのがありがたいですし、もちろん、「いろんなところから声がかかったら…その都度、対応しきれないのでは?」という声もあるにはありますが、そんな風になったら、うれしい悲鳴かもしれません。

さて、今日、出されたテーマは…大きくは3つありました。①市制20周年記念のモニュメントのこと②聖蹟桜ヶ丘駅前の公衆便所のこと③市庁舎建て替え問題のこと。

いずれも、私たちも「うんうん」とうなづけるようなご意見ばかり。特に、市制20周年記念のモニュメントについては、桜ヶ丘の商店会の皆様がとても大切に考えてくださり、商店会のシンボルとしても重要視されていることを改めて確認することができ、市制50周年を目前に控え、老朽化対応をしてほしいと要望されるのも当然だなあと思ったのでした。

 

ちょうど、川崎街道から聖蹟桜ヶ丘絵の駅に入るT字路のところにありますよね。子どもころ、なんでこんなところ、駅前の目立つところに裸の女性の像を飾るのかと思っていましたけれど。まあ、それはそれとして、これもまた芸術作品。これ、かつては音楽が奏でられていたとのこと。よーく見ると「MIMORI YUSA」って書いてある!…えっ、遊佐未森?…「なつかしい!」…中学生の時、CD持っていたと思うのですけれど、引っ越しの間に手元から消えてしまったこと思い出しました。

もしかすると、これは、生活環境常任委員会の所管事項ではない?…と思いながらも、今後の対応のことについて聞いてみたいと思います。そして、こちらも帰り道に、状況確認をしてきましたが聖蹟桜ヶ丘駅前の公衆便所…ここの老朽化も…なかなかのもの。駅前で大切にすべきおもてなし空間の在り方についてご意見には「おっしゃるとおりです。」と回答するしかないありません。公衆便所問題については私もかなり重要視している問題でもあり、私以外の議員の皆さんもたびたび取り上げる課題です。まだ洋式化もされていないですし、今後も存続させていくのであれば、それなりの環境を整えたいものです。

おもてなしができる…ほんのささやかなこと。ちょっとした気遣いなんですよね。公衆便所問題については、この間も、市民の方に「府中の公園を見てきてほしい」と言われたのですが、今日もまた同じ助言をいただきましたので、府中に行ってこなければ。

そして、庁舎問題については、庁舎の場所のことについてのご意見。ここは私たちも即答というか、なんとも言い難く、ご意見を伺って、まずは受け止めておくに留まるわけですが、市役所の場所を移転するとなれば、議会も特別議決で3分の2以上の賛同を得なければいけないということで、さまざまな角度から検討を進めていくことも必要になるでしょう。

という意識はありますが、一体全体、今、市役所内部での検討状況はどうなっているの?という感じであって、平成41年度…令和11年度から新庁舎を稼働させるというのが市長が議会でも公言していることですから、それに向けた取り組み…時間切れにならないように進めていく必要あります。議会でもいろんな議員が懸念事項なども指摘しつつ、「一体どうするのか?」と質していますが、今のところ、何がどうなっているか…明確な状況は一切説明されておらず。防災センター機能というのか災害対応のことを考えても、何よりも優先すべき事項だと誰しもが思っているのですけれど…。その前にパルテノン多摩やら図書館本館やら、コミュニティセンター改修やら…先にやるべきことがありすぎて後回しになっている?という印象だという声もあります。

私たち生活環境常任委員会のメンバーには議長、副議長、監査委員といわゆる「議会三役」が勢ぞろいしていることもありますし、その意味では、今回承ったご意見など、きちんと受け止めていけるのではないかと思いますが、ホント…市民に説明できる状況をいち早く作っていく必要があるでしょう。

そんなわけで、2時間弱、とても有意義な意見交換ができ、終了することができ、とてもありがたい時間でもありました。ここでいただいたご意見を踏まえ、委員会としてできることを進めていかねばと思っています。

宣伝♪…昨日から多摩シネマフォーラムが始まりました!お時間ありましたら、ぜひ!