本格的な梅雨明けはこれからなのかなあ…。

3連休が明けて、また、新型コロナウイルス感染者が増加しつつあると報道…多摩市内の学校でも夏休み前の学級閉鎖を決めたところもあり、保護者の方からも「えーっ!」という声が聞こえております。現状の対応策としては最良の判断となることは理解しますが、一方で、国内の在りようが、海外諸国とは異なっていることを身近でも感じていて、「どういうことなんだろう」と違和感を覚えることもあります。

この週末。感染症対策も万全に…聖ヶ丘のコミュニティセンターで開催されたピアノのコンサートに足を運んできました。多摩市生まれで多摩市育ちの石坂奏さんによる演奏会。司会の方が案内上手で「多摩市にゆかりのある若い人をみんなで応援しましょう」とおっしゃっていたとおり、若い世代の皆さんの活躍はまぶしく、そして未来を感じるものですね。自分も昔は若かったわけで、若さに期待されているところもあったと思うのですが、さて、その期待に応えられているかなとか振り返る今日この頃です。

コミュニティセンターの運営協議会の皆さんも「やっと、催しを開催することができた」という気持ちで出迎えてくださり、あたたかでした。コロナ禍を経て、改めて「コミュニティセンターがあってよかったな。」と感想をお持ちになった方もおられたようです。「パルテノン多摩までは行けないけれど、ここには来やすいから…」という一言は重たいですね。「身近なところ」ってやっぱり大切なんだと思います。

さて、コンサートは、石坂さんが演奏をしつつ楽曲についてちょっとした解説も加えてくださり、会場がシーンとして真っ暗になり、その緊張感や雰囲気に思わずかしこまってしまうのとは違い、ある意味、カジュアルで、音楽に親しんだり、楽しむことを優先できる雰囲気となりとても良かったです。石坂さんがそうした空気感を作ってくださったのかなと思いますが、進行もされながら、演奏もして…とその気持ちの切り替えが上手にできないと集中力が途切れそうですね。演奏曲は比較的知られた、どこかで耳にしたものが多くて、余計に楽しめた感じがします。個人的には、いつか弾いてみたい曲リストに入れてあるショパンの「舟歌」の演奏を聴けただけで感激。きっとこれは猛特訓で練習すれば弾けそう…と思っていますが、納得して弾けるようになるまで時間がかかりそう…1年以上は…なので、まだ弾いてみる勇気が出ないです。そもそも、譜読みが…というのもあります。ちなみに、辻井伸行さんの「舟歌」の動画を。演奏される方によって、表現の仕方が異なるので、いくつかの動画を見比べると楽しかったりします。

それにしても、早い梅雨明けでしたが、また梅雨に逆戻りしたかのようなお天気が続き、今週はどうなるかなあ…と思っていますが、線状降水帯が発生した地域、あるいは知人の住む地域でも毎年のように大雨で「床下浸水」が珍しくなくなってきた…という話しも聞いたりで、気候変動というか、気象異常を感じています。

全世帯に配布されているクールシェアのパンフレット。電子図書館でも見ることができます。多摩市で実施している取組み=要するに税金をかけて実施しているので、活用してもらえると良いなあと思っています。

 

夕刻から、青少年問題地区諏訪地区委員会の会議がありました。いつも児童館からの報告を聞くのを楽しみにしているのですが、「学びを止めない」…そして、「子どもたちの遊びは止められない…」というわけで、いろいろと工夫しながら取り組んでいる様子です。「密にしない」ことにも気を遣っていて、関わる大人も神経を尖らせていることも伝わってきます。しかし…「密にならないように」とか言われている一方で、ニュースなどで目にする光景とのギャップがありすぎて…なんだかなあという気持ちが入り混じるのは私だけでしょうか?3年ぶりの祇園祭のニュースに添えられている写真などを見ると…。

 

先週は雨降り続きで、朝の駅の活動は中止していたのですが、今週は大丈夫そうかな。

「今日も無事に過ごせたなあ」ということに感謝、何よりも「無事」であることを願い、祈るのみですね。おまけの写真は石阪奏さんに無理やり撮影をお願いした一枚。「マスク外しましょう!」とさわやかな笑顔でおっしゃってくださったのが印象的でした。