春の議会意見交換会…関戸公民館

今日は臨時議会で選挙区の区割り見直し案に対する意見書の決議を行いました。それでどうにかなるものではないと…みな心の中では思っているかもしれない。でも、意見書を出して結果が出るとしたら、「意味はあった」になるなと。意見書を出して効果を感じること…はっきりいって、今まで実感としてはあまりナイのが正直なところ。特に国に対する意見書。確かに振り返ってみても、東京都に提出する意見書の方が「出したから良かった」と思える経験が多いかなと思っています。

せっかく提出しても活かされるわけではない・・・仮にもこれを国に対するパブリックコメント的なものだとするならば、「多角的な視点から検討をして得られた結論です。今回は提案通りの内容とさせていただきます。」と回答がふされて終わるのかもしれません。

さて、今日は先週末土曜日に引き続き、関戸公民館大会議室(第1,2会議室)で議会の意見交換会を実施しました。参加して下さったのは13名で、女性は3名だったかな。私は今日は担当ではなかったのですが、参加してみました。たまたま関西の大学から、実家のある多摩市に戻ってきたところ「議会の意見交換会」があることを知って、どんなことやっているのかと関心を持ったという学生さんも来て下さいました。「とても面白かった。市政のことが少しわかったよかった。」と野感想を伺うことができました。

「議員さんたちはドナーカードを持っているのか?」と尋ねられまして・・・・同じテーブルにいたメンバーはみな持ち合わせておりませんでした。「人のためにと言うなら、ドナーカードくらい持つべきではないか」とする市民の方のご意見でした。考えさせられる視点です。

市民の声を活かして政策提言や政策提案に結び付けていくにはどうしていけばいいのかを考えると、意外と難しい。ある意味、「ちょっとしたお願い事」で要望事項の場合には「できる」「できない」と仕分けていくことができますが、いざ政策!となった場合にはどうできるのだろう?と考えています。そしてまた、「政策化する」ための議会の仕組みが整えられているかと言えば、まだもう一歩改良が必要だと感じています。「議会を市民に開かれたものにしていく」あるいは「市民とともに政策作りする議会に変わっていく」ためには常に進化しようとする意思が必要ですね。

次回は、春の意見交換会の最終回。「若い人たち参加して!」との呼びかけを強化しての開催・・・ベルブホール(永山)が会場で、26日の19時からの開催です。