明日は本会議最終日

20160621

6月の定例会は新年度はじまって2か月余りでスタートするわけで・・・・隠し玉のようなびっくりするような争点は出てこなかったわけですが、しかし、パルテノン多摩の問題がどうなる?・・・と火ぶたが切られた感じです。

とは言え、図書館本館移設(新規建設)のこと、あるいは庁舎の在り方どうする?(これも建替え)のこと、議会が取組んでいかなければならない課題はパルテノン多摩のみならず・・・おそらくパルテノン多摩以上に考えていかねばならず、市民と共に悩まなければならないような問題があると考えています。パルテノン多摩の大規模改修については、数名の方から「住民投票にできないか?」というご相談もいただき、その都度、私は・・・「かわりに多摩センター地域のことや多摩市のことにどんな提案をして下さるのか?」と尋ねていますが、「税金がかかりすぎるから、やらないほうがいい」とそのことだけだとなかなか私個人も納得ができない部分があって・・・。

ただ、その分、パルテノン多摩が今のままでは絶対にダメ・・・ということだけはさらに認識させられ、個人的には今後の運営存続にあたって、いかなる体制にしていくべきなのか、指定管理者である「多摩市文化振興財団」の今後の方向性を含めても急ぎ考えていく必要があると思っています。人材育成が何よりも重要。「人を大切にできない組織」でいいサービスができるわけありません。どんな雇用環境、労働環境、職場環境があるのかによって組織の発揮するパフォーマンスが変わるのは当然のこと。

ま、パルテノン多摩のみならず、他のところにも共通して言えることですが、「成長できる職場環境にあるのか?」は今後何よりも重視すべき点だと思っています。今日も、図書館のことについて市民の方と意見交換する機会を持ちましたが、、やはりそこで「人」の問題が課題とする指摘がありました。図書館を直営で存続させるにせよ、運営するスタッフの再構築がないと・・・・立派になったのは「器」だけ!・・・という笑えない状況になりそうです。

さて、今日は夕刻から諏訪地区の青少年問題協議会があったので出席しました。3月からはじまったハーモニーカフェ。今月は4回目で前回に引き続き諏訪小学校ランチルームをお借りすることになってます。「こども食堂」というのは、どうしても貧困対策のイメージがあり・・・「うちは貧困じゃないから行かない(行かせたくない)」とか「あそこに行くと貧しいと思われる」みたいな先入観もあるようですね。でも、「poor」っていろんな意味がありますので。お金があるとかないとか・・・って問題だけではなく、やせ細ったコミュニティをつなぐ場の一つ・・・として捉えてもらう方が適切かなと思っています。

今回のチラシは「プロ」のかたのデザインで、おしゃれすぎず親しみやすく・・・・そしてまた、対象についても「どなたでも」としております。「ちょうどよい規模」もあるので(食事を準備する関係もあり)、約30名を定員にしていますが、既に子どもだけでも17人の予約があるとか。大人も7名だったかな予約があるそうです。

「みんなで食卓を囲むの楽しいよ!」

こちらテーマは「だんらん」です。死語になりつつある言葉かと思っております。一ヶ月のうち一回くらいはいつもと違った「わいがや(わいわいがやがや)」でご飯食べようよ!ということです。

地域にある保育園、そしてまた学校の協力・・・多世代で交流するの大切だよね・・・という思いを「食べる」でつなぐ場。食材の調達を含めて、いくつか存続させていくための条件はありますが、一人またひとり・・・・と人が人を呼び込む格好で輪が広がるといいなと思っています。スタッフについても・・・・です。

さ、明日の本会議。ドドン!と出てくるのは都知事選挙に向けた補正予算です。はっきり言って、市民としては「いいかげんにして!」ですね。これまた税金・・・。民主主義のコストとはいえ・・・。