新議員の説明会。

5月1日から始まる新しい任期に向けた準備が進められています。今日は「新議員説明会」ということで、新しい顔ぶれ26名が集まり、初顔合わせで自己紹介があり、議会事務局から今後の事務手続きやら日程の説明、あとは新しい議員バッジも全員に配布されました。

新しい議員バッジ…いつの頃からか「予算を少しでも削減する」という目的のため、新人で当選してきた人にだけ配布に変わっていました。「着用は義務」になっていないことから、議員バッジを常日頃から着けている方、私のように普段はつけていない人がいるのですが、よく使用している方はやっぱり4年間使い続けるとそれなりに古くもなりますので、「新しいものに交換したい」となるのは当然ですね。私も議長だった時には一応「着用」をすることを心がけましたが、議員バッジをつけると洋服に穴があいてしまう…というのが悩みで、やっぱり、議長を終えてからはつけた記憶があまり…いや、ほとんどありません。男性のスーツは襟のところに徽章などつけられるようになっていますが、女性用スーツだとちょうどいいものがみつからないのです。

選挙が終わるたびに新しい議員バッジが配付されてきたのですが、「つけていない人もいるのだからもったいない」ということで、先に書いたように、「新人議員にのみ配付」となったのですが、今回の改選にあたっては「全議員に配付する」ということで、先の議会運営委員会で合意し、一定予算が確保されていました。市民の皆さんから納めていただいている税金で購入したものなんだなあ…としみじみと…新しい議員バッジを眺めてしまいました。私は「議員バッジ」をつけて歩くことは苦手なのですが、これまで通り、場面に応じて着用しようと思います。

また、タブレット端末も再配付されましたので、各種資料などもう一度、おさらいする時間も確保しなければいけないですし、これからの抱負も整理し直しながら、新しいレポートも作成しようと思っています。当たり前のことですが、これからやらなければならないことも山積。「子どもにツケを回さない」ということを踏まえて、もう一度、考え直さなければいけない取り組みもあると思っています。

結局、「今だけ」の取組みになってはいないかを再検証していく視点は欠かせないはず。批判だけでなく、建設的な議論を重ねていけるような議会、討議をしっかり深めていくことのできる議会をつくることができるか…ここは全議員で取り組んでいけるかどうかますます問われていくように思います。

ところで、選挙期間中に旧統一教会が多摩市内の土地を取得し、しかも、国内でも最大の面積ではないかとも言われていることが話題となり、私も「どう考えているのか」について尋ねられることが多かったです。もちろん、多摩市のイメージアップにはつながらない話であり、むしろ逆方向のベクトルになっていくことが懸念されていますし、それ以上に、周辺環境その他に与える影響に対しても不安の声が高まるのも当然のこと。近隣すぐそばには大学や高校もあります。これに関しては、市民の方々も連絡会を立ち上がげるということで、週末には情報共有するための集会が開催される予定です。また、来月には学習会も企画されています。「土地の売買」に関しては、民間どうしでのやり取りとなり、多摩市として介入する余地はないため、今のところ市のスタンスとしては「静観するしかない」としているようですが、心中穏やかではないはずです。市民の方々と一緒に考えていくべき課題の一つとして、重大事項で重点事項ではないかなと私は思っています。市民の方の取組みに私は賛同者として名前を連ねることとしました。

yahooニュースより。旧統一教会、6300平米の土地購入…ささやかれる「本部移転説」すぐ隣には高校や国士舘大学

来月には鈴木エイトさんをお招きした講演会も開催すると伺っていて、より多くの方と一緒に問題共有しながら、考えていきたいと思いますので、詳細などわかりましたら、改めてお知らせいたします。