新型コロナワクチン…準備が進んでいます。

午前中は議会では代表者会議があり、任期後半の人事をどうするのかについて会派ごとの割り当てが確定しました。一応、今のところは私は生活環境常任委員会を継続することにしています。初心に戻り、活動することをしたいと思っています。議員活動も19年ということで、自分自身の活動を振り返りながら、「議会」がどうやったらその機能をもっと高めていけるのか…とか考えたいと思っています。

午後から、永山公民館が会場となる新型コロナワクチンの集団接種会場での準備状況を確認しました。ちょうど明日、まずは65歳以上の方のところに接種の案内が発送される予定と聞いています。土日を挟んで週明けから、対象の方のお手元に届くような段取りにしていると伺いました。郵送される予定の発送物を事前に参考資料としていただいたのですが、かなりモリモリ盛りだくさんな内容になっていて、結構、ちゃんと読むのはしんどいという方もおられるかもしれません。問い合わせ対応のことも考慮して、週明けから順次お届けできる段取りということですね。意外とというか、いろんなところに配慮をし、対応を考えているんだなあと。

議会からは予約が殺到するのではないか…という他市での状況を踏まえた指摘があり、予約に関しては「75歳以上」と「65歳から74歳まで」で少し時期をずらすなどの工夫がされるようです。そのために、封筒には職員が手作業でスタンプを押したと伺っています。今週月曜日の議会災害対策連絡会で意見が出されたので、それを踏まえて…というわけでして。でも、少しでもより良い対応をしたいとする心がけを感じますね。

すぐに対応できること、できないこと…これはワクチン接種に限らず、日常茶飯事に起こることだと思っていますが、それでも、市民の方にとってできるだけ不都合がないようにとする配慮をしたいという前向きな気持ちで日々の業務が行われています。もちろん今回のワクチン接種の場づくりなどでも。前回、多摩センターの会場を見に行った時には準備されていなかった障がい者対応のための筆記ボードなど準備されていました。ただし、やっぱり、想定外のこともあるだろうなと思っていて、万全を尽くしたとしても行き届かないところはきっとあるのだろう…と思っています。そうしたことを頭ごなしに叱りつけらることのないように…と心の中で願ってしまいます。

実際に接種開始になってどうなるだろう…心配。高齢者のみなさんは所作ひとつひとつもゆっくりですし、こちらの想定通りの時間内というわけにはいかないだろうなあ…というのは見学した私たち議員も感じていること。時間通りに行かないと焦らないように対応できると良いなって思います。あとは、やっぱり高齢のみなさんなので、足腰などに配慮してできるだけお座りいただけるようにしたいですね。特に、受付するにも一定程度「列」ができることは想定できますが、集団接種会場まで来るのにもたくさんのエネルギーを使われることを思い描きたいですね。到着して、まず…「ベンチに腰掛けたいな」なんていう思い…ありそうです。つかまる場所などもあったらいいなとか、杖を置く場所とかあるのかなとか、ちょっと気になったりもしました。雨が降ったりして…傘は?とか。

今日のシミュレーションも会場にお越しになる市民の役を務めたのは職員さんたち。日ごろから多様な市民のみなさんに接する場面もあるとは思いますが、それでもやっぱり、足腰丈夫なみなさんですしね…高齢の皆さんの立場になりきるというか当事者の目線になるというのもなかなか難しい点があって当然かな。私も高齢者の方々から指摘をしていただいて「気づく」ということが多々ありますから。

来週は関戸公民館の集団接種会場でもシミュレーションが行われるのでそちらもまた見学させてもらおうと思っています。