文化の違い。

今日は石川県は白山市の広報広聴委員会のみなさんが視察にいらっしゃいましたので、小林憲一議員、松田大輔議員と対応しました。視察内容は議会だよりと議会報告会でした。多摩市議会では広報広聴についても議会運営委員会で対応し、さらに議会だよりについては「編集会議」が組織され、小林憲一議員が座長になっていますが、かなり負担が重いということで、その位置づけをどうするのかが課題の一つです。

広報広聴委員会として、常任委員会にするとなれば…インターネット中継などもしなければならないでしょうし、カッチリとしてしまうことを考えると今のスタイルの方が良いのではないか?と思いますが、しかし、編集会議の担う仕事の範囲やその大変さを考えると、常任委員会化しないと「やります!」と名乗り出てくれる人がいなくなるのではないか?と思うこともあります。

今日の視察で最も印象に残ったことですが、白山市議会では「議員バッチ」を必ず着けなければならないとするきまり(規定?)があるそうです。たまたま、私たち多摩市議会が実施している市民との意見交換会の話題が掲載されている議会だよりをご覧になり「議員の皆さんが私服というかラフな格好で参加されているのですね。」ということだったのですが、白山市議会の場合「議員としての自覚」をしっかりと持つためのバッチなんだそう。

多摩市議会…議員バッチをつけている人の方が少ない。私が議長になる時にも「議長になったら議員バッチをつけますか?」と聞かれたことがあった…と思い出すわけですが、今はなるべくつけるようにはしています。公的な場に出るときにはつけますが、私的な時間に切り替わったときにはさっさと外しますが。。。

というわけで、同じ地方議会でも文化の違いがあり、白山市の議員さんは議場にラフな格好でくることはないようですね。多摩市の場合にはみなさんそれぞれですが、自民党、公明党の議員さんはいつもバッチリなスーツ姿かなあ。

夕刻から、多摩市建設協力会の新年賀詞交換会でした。三階副議長と一緒に出席。こいそ明前都議は建設協力会の特別顧問をつとめておられるようで、挨拶をされていました。今の時期、建設協力会の皆さんは「雪」が積もった時のために心の準備をされていることと思うわけですね。道路などなど、雪が積もれば、建設協力会の皆さんが雪かきなど、機動力を発揮し対応してくださるんです。ありがたいこと、みなさんボランティアですから…それと同様に、いざというとき、ひとたび災害が多摩市を襲ったときにも建設協力会の皆さんは多摩市と締結している災害協定があり、重機などを出動してくれることになっています。地域の事業者の皆さんならではの活躍があることを意識しておきたいものです。

とりあえず、一日が無事に終了。さて、あとはひと息…議長公務をこなす週末になりそうです。