市長選挙~次の50年を見据えた政策の有無は?

 

今日は市内小学校の入学式でした。実に2年ぶり。私は諏訪小学校に来賓として出席することができ、先月の卒業式の時と同様の感慨深さを味わい、子どもたちがあまりにも小さいことにも懐かしい感じがしました。桜の木も葉っぱが増えたなあという印象ながらも、まだ、お花ががんばってる気がしまして、明日の中学校の入学式まで保ってくれるといいなあ。

副校長先生が「今年度は、もっと学校にもいらしていただけるようになるといいなと思っています。」とご挨拶をくださったように、ホント、ようやく学校という場所に足を踏み入れることができたわけで…また運動会なども含めて、学校の様子を垣間見ることのできる行事など自粛しなくてもいいような状態になればいいなと心から願うばかり。

市長選挙と共に行われている市議会議員の補欠選挙。定数1名のところに4名が立候補しているのですが、「番号2」のところにポスターが貼ってあった!なんともインパクトのあるというか、斬新なデザインです。市議選候補者の方の演説をなかなか聞く機会がないので、どこかで聞いてみたいなあ。

さて、市長選挙ですが、やっと選挙公報が届きました。全戸配布されていますが、市のホームページからもご覧いただくことは可能です。


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やはり、政策を見比べることが大切だなと思っています。今朝、阿部市長の支援にと石阪町田市長がいらっしゃり応援演説をされていたのですが、「私はもう5期目です。」…「長いっていう人もいるんですよ。でも、長いからダメって言われるだけで、何がダメなのか、どこがダメなのか。」ズバリ指摘してくる人はいないこと等、さわやかにお話しされていました。

「まさに!」…と思います。大事なのは政策の内容、なかみ。50年後に向けた夢と希望につながる政策の有無。一昨日も書いたとおりのこと。

私、根拠がない訴えにはやっぱり、賛成ができないので、「16年は長すぎる」というキャッチフレーズには頷けないのです。また、「長期政権」という言葉は地方自治にはそもそも馴染まない。いずれにせよ、大事なのは未来を語り、未来を創るための政策です。私は政策本位で首長を選ぶ。ただ、それだけのことです。あとは「劇場型政治」は一時のムーブメントを作るには役立っても、長期的な視点ではやっぱり違う。

ここに尽きると思っています。阿部市長の事前に配布された政策パンフレットにはもう少し詳細書いてありましたが、市議会で条例提案にまでたどり着けなかった「手話・言語条例の制定」が公約に掲げられていたり、「子どもオンブズパーソン」など相談体制の充実、それから「空き家・空き店舗活性化プロジェクト」というのも魅力的。そして、もちろん、「清潔な街角トイレプロジェクト」も。

 

「市議補選どうされるんですか」…と尋ねられ、思わずハッとしたのは、まだ、あまり考えられていなかったから。市議補選に関しては議会内の会派構成バランスなども考慮しながら選ぼうかなあ。

春色のギフト。すごくうれしい。くまちゃんのマドレーヌは食べるのがかわいそう。「鳩サブレ」みたいに、どこから食べるか、悩んでしまいそう。ちょうど今日は水曜日なので、選挙戦も折り返しですね。明日からは後半残り3日間となります。それにしても、選挙への関心がなかなか上がってこない感じがして…有権者の皆さんが冷めていて、「選挙っていつあるの?」と聞かれたことに、盛り上がっているのは業界関係者だけなのかもしれないという反省とともに驚いた次第。またもや低投票率…は避けたいところですが、まずは40%をクリアしてほしい。50%以上‥‥というのはやっぱりハードルが高そう。ちなみに前回の投票率は36.38%なので。投票に行かなかった理由を分析することができると理想なのですが、それはもっとハードルが高そうなこと。政治はとても身近というか、暮らしと切っても切り離せない存在なのですが、そのリアリティが伝わっていないことにこそ、敗北感。低投票率は何を意味するのだろう…そこに打つ手を見つけたいものです。とりあえず、自分の知り合いには「選挙に行ってね!」をお声掛けしていこう。