市議会議員共済会代議員会

今日は市議会議員共済会の代議員会があり、昨日に引き続き…往復2時間かけての出張。でも会議そのものは40分そこそこで終了。昨年度の決算認定が主な議題でしたが、いきなりここで代議員になったわけで(たぶん、他の地域のみなさんもそうだと思う。)、「ご意見ありますか?」などと言われたところで、意見が出るわけないというか…。

議員年金は既に廃止され、私の場合は納めたうちの8割を還付してもらって(私の場合は制度廃止の時点で議員歴10年未満だったので、有無を言わずに一時金。)…そこで処理は終わっているのですが、制度はなくなったとしてもじゃあ終わりというわけにはいかず、廃止以前から年金を受給されていた方もいらっしゃったでしょうし、廃止当時に議員歴が10年越えだった場合には退職時に一時金として還付してもらうか、それとも年金として受け取るかを選択するという感じになっていた気もします…うる覚え…。いずれにせよ、未だに共済会自体は存続し運営されているわけで、代議員会も行われているわけです。

ということで、現在でも遺族年金を含め、5万人を超える方が議員年金を受給されているようでして、何と言うのか…制度が完全に「終わる」のも随分と先のことになりそうです。多摩市でも給付負担金として今でも年間5000万を超える予算を計上していますが、遺族年金も合わせ、共済会の事業費は406億円にも上っています。確か、議員在任が10年を越えれば受給される権利が発生したような記憶があり、そのことも批判されていたように思います。私は「どうせ、年金はもらえないだろう。」って考えていたので、当時は共済会の運営などには一切興味関心がなく、「廃止されてよかった」くらいにしか考えてもいなかったわけですが、しかし、今日の代議員会に出席し、「なんか、すごいな。」…と。

そして、今、「議員年金復活」とも言われていますが、市民に理解を得るのにはかなりハードル高そうだとも考えています。「議員」という職業をどう位置づけていくのか?という問題にも関わってくることと思いますが、「自分たちには甘い」となりそうです。そもそも「100年安心の年金」とかって言われた時代もありましたね。でも、国民年金だけでは何の安心も得られず、それだけでは生活できないのが実態です。私も自分の老後ってどうなるのかなあ…と思う時もありますが、とにかく「働かざる者食うべからず」とばかりに、ずっと何らかの仕事をし続けるんだろうと覚悟しています。議員は皆、どこかで将来の自分に不安を感じているように思います。まあ、それを引き受ける前提で立候補するわけなので、今さらなんだかんだというのも違うのかもしれませんが…。ま、将来のことについては、自分で身を守るというのか、自分自身で何とかしていくしかないですね。

それにしても市議会議員共済会がいつまで存続されていくのだろう?…というのは、素朴な疑問。

今日は多摩市議会では代表質問、一般質問の通告書締切でした。そしてまた、議長公務としては東京都三多摩地区消防運営協議会通常総会が行われまして、副議長が代理出席しました。明日から6月ですね。6月定例会は6月11日に初日を迎えます。