完璧なんてない!

週明け月曜日に続き、昨日もまた朝からずっとヒアリングが続き、代表質問のことについて‘真意’を尋ねられ、職員の方と意見交換などをするわけです。「忖度はいらないので、その代わりに、実情を包み隠さず話しをしてほしい。」って思いますが、大人の世界は大人の事情により、そういうわけにもいかないのだなあと妙に理解できる時間が重なっております。

夕方に教育委員会と保護者の方の面会時間を設定していて。来月から議会が始まることを考えると、どうしても時間の確保が難しくなるなあと予想し、「できれば議会前に」とお願いをして、たった30分程度…でも、タイミングを逃すことはできないなと思ったため。新年が明けてから、子どもたちが楽しみにしていたスキー教室など宿泊行事があり、まん延防止措置が出る出ないのギリギリのところで実施できた学校とできなかった学校がある。そしてまた、まん延防止期間となった今、スキー教室を取りやめた学校の代替行事などの在り方など、市内各学校によってかなり取り扱いというか、対応に差異が生じていて、「なぜ、そんな違いが?」…保護者の方が疑問に思い、直接教育委員会に尋ねたい、理由を聞きたい…当然のことですね。そんなわけで、この時機を逃すと、年度が替わり4月になり…教育委員会も学校側も人事異動になってしまうので、それだけは回避したいなあ…と思っていて、今日の面会に結びつきました。

しかし、「コロナによって、行事を実施する実施しない」…決して、学校だけの判断というわけでなく、かといって教育委員会の判断というものでもない。今日の説明によれば、学校と教育委員会との連携、相談しながら一つ一つ決めているらしかったです。そこで?…なのかどうかわかりませんが、学校に訊けば「教育委員会と相談して」となり、教育委員会に訊けば「学校の方と相談して」…となってしまう。尋ねた側の保護者の立場からすれば、つまり、「ええっ?どういうこと?」になりますよね。互いに連携して相談していることは事実に違いないけれど、「結局、最終的にはどこの誰の判断で結論が出たの?」‥というところがモヤモヤに包まれてしまうような傾向が否めない。

これ、まさに保護者からは学校にも教育委員会にも不信感が募っていくというパターン…負のスパイラル構造…。つまり、多摩市の教育行政に対する信頼の低下となっていくわけです。私にとっては、本来最も避けるべき点、避けたいところと思っているので、何とか、保護者が学校だけでなく、教育委員会とも電話ではなく、直接意見をぶつけたり、実情を聞くことで、「納得できなくても理解できる」ような信頼関係をつなぎとめることができたらと考えているのですが、やっぱり、面会時間30分程度だとなかなか十分な時間とは言えなかったと反省しています。ひとまず、直接コミュニケーションが取れたという一点に…いろんな意味でよかったかもと思いますが。

 

その後、同じメンバーで市長室に押しかけました。もちろん、予め…秘書広報室には「伺います!」ということを伝えていて、「市長に会えなかったとしても、申し入れ書を提出したい。」との意向を示しておりました。もしかすると市長は無理くりに時間を空けてくださったのかもしれませんが、「5~11歳ワクチン接種券の一律送付に対する申入書」を提出。ここ、ありがたいことに市長とも30分ほどでしたが、お話しすることができました。

 

子どもたちに対するワクチンの接種。該当年齢のお子様をお持ちの保護者の方からご相談の連絡をいただいていました。「接種券、受け取りを拒否したい」という声もありました。そこで、急ぎ、先週末、市長に対し「子どもたちへのワクチン接種券の送付がどうなっているのか、確認してほしい」「できれば、一律送付は避けられないのか‥‥。」とも伝えていました。ところが、すでに、一昨日の議会の災害対策連絡会では「子どもたちへの接種券は2月25日に送付する予定」という報告が…。

 

「がーん!」となっていたのです。「でも、まだ送付前なら…」と教育委員会に足を運んだ保護者のみなさんと作成をした申入書を届けに行ったというのが経過です。市長から、「接種券は一律送付するけれど、そこに市長メッセージを盛り込む」というお話しをいただきました。また、近日公開の定例で配信されている市長メッセージの動画にも「子どもへの接種券送付」について言及しているとのお話しでした。市長として「子どもたちのワクチン接種は『努力義務ではない』ことから、『慎重に対応ください』」と伝えたいとのことでした。他市では「接種券送付を希望する希望しない」の意向を調査しているところもあるので、多摩市でも意向調査ができたらよかったのかもしれません。私ももっともっと以前からいろんな情報を得ておくべきだったと…ちょっと落胆もしています。ただ、市長が「慎重に対応ください」と呼びかけると姿勢を示してくださったところに、少しだけ希望を感じました。

 

「行動が遅かった…」という気持ちは引きずらないわけではありませんが、その後、いつものように子どもたちの学習支援へ。利用してみたいなあと見学にいらしてくださった親子がいて、ちょっぴり気持ちを立て直し。

学習支援の場「リバティ」に来ると励まされる「完璧な親なんていない!」というメッセージ。そうだった、「完璧なんてあり得ない!」ということで、一日の振り返り。それにしても、後から考えると「こうすれば」「ああすれば」って次々あふれてくることばかりですが、その想いは次の自分に活かすのみ。

そして迎えた本日祝日の朝は駅に行かなくても済みますし、早起きはせず、のんびりできました。車の定期点検に行ってから、テイクアウトお弁当の「ランチハーモニー」の活動へ。今日は調理ではなくて、販売から。三色のそぼろ…春らしい。こちら、肉のそぼろが黒毛和牛!…お安く手に入ったそうです。買い出しから調理まで…目利き腕利きのスタッフすごい!地域のスーパーマーケットとか行きつくしているからなせる業とも言えます。

 

月一回だけ。楽しみにしてくださる皆さんがいて、活動が成り立っていることにありがたいなあって思います。やっぱり、夜は冷えますね。明日も冷たい朝になるのかしら?…まだまだ「貼るカイロ」手放せないなあ。