学校トイレの話し。

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別に、私・・・学校がちゃんと施設管理をしていない云々・・っていうつもりは毛頭ありません。学校に行く用事のついでに、校舎内の写真撮影をしていましたら、校長先生が「写真を撮ってもいいけれど、あまりアップしないでほしい」と・・・さまざまな関係者への配慮されて、気にされているのでしょう・・・お声を掛けられたので、正直、さらに私・・・心が痛みましたね。

で、あちこちの写真をアップはしませんが、やっぱり学校トイレのことだけ。ちなみに、北諏訪小学校はようやく大規模改修に入ります!娘は「2学期になったら、6年生の方はトイレがきれいになるから、うれしい」と言っております。夏休み中に一気に工事を進める予定にもなっていて、今はその準備で足場が組まれたりと校地内もいよいよ工事に向けて着々と進んでいるようです。

もうあと少し・・ということで、もう40年も経過した校舎。なおかつ、まともな大規模改修工事を入れていない結果・・・どうなっているかと言えば・・・「こうなっています!」というのが写真のとおりです。使用禁止トイレがあるというわけですね、、、水漏れとかですかね・・・ホント、「どちらのどこの御手洗でしょうか?」と目を疑いたくなるような感じです。

北諏訪小学校も、ずっとこの日を待ちに待っていて・・・・ようやく順番がまわって来たので大規模改修工事GO!になるわけですが、じゃあ、他の学校は?・・・ということですよね。私のところには、来年新1年生に上がるという保護者の方からも学校に行ってみたら、トイレの状況に驚いた・・・という声が届いております。

「順番順番・・・・」ということが頭にありますし、財政状況のことはもちろん考える必要がありますが、でも・・・私、やっぱり学校トイレの現況は見逃せない。惨憺たる現状にあり、私たち大人は・・・自分たちが主に使用する公共施設の方ばかりを優先させるのでしょうか?って思うのです。もっと子どもに投資をしてもらいたいというのは、こうした学校環境を良好にしていくという観点でもぜひ理解してもらいたい。一方で、学校の建替えそのものは否定はしないけれど、しかしハード面の比較で言えば、正直言って「格差」がありあり・・・もちろん、「仕方がない」と理解できる部分もありますが、新しい設備などもフル装備の多摩第二小学校など、「今まで古くて傷んだ校舎で我慢していた」から新校舎の建設へ・・・そしてまた、児童の人数の関係というのもわかりますが、でも、北諏訪小学校だって同じように「待っていたんだ!」と思いますし、他の小中学校でも「まだ待っている!」学校だってあるんです。そこにどのように手当てをしていくかで、格差をつくっているとすれば、そこを別のかたちでも埋めるような対応をしてもらいたいもの。

そして、子どもたちの学校環境に対しても一定の投資をする方針ではあるものの、パルテノン多摩とか新しい図書館とか、新しい市役所とか・・・比べて論ずるべきではないのかもしれませんが、でも、「どっちを優先すべきなの?」・・・・と市民感情として思いたく、考えてしまう心情は十分に理解できるものです。

北諏訪小学校の保護者としては「やっときれいになるから、あと少し我慢すれば。」とホッと安堵する思いもあり。先が見えて、ようやくここまでたどり着いてよかった、なおかつ娘が卒業するまでに対応ができることを喜んでいます。先生たちがいくら頑張っても、子どもたちに清掃などを徹底させたところで、どうにもならないくらい傷みが来ているので、施設管理が行き届いていないことへのクレームを受けてきた学校へのストレスも軽減されるはずです。

子どもが学校に行っているからこそ、学校施設環境の問題は切実。「できるだけトイレに行かなくていいように・・・。」という工夫?!少なくとも娘の場合・・・今に至るまで、自分なりに「我慢力をつけてる」らしいです。で、「あまり水分をとらないようにしないと・・・。」とかまあ、これ工夫でも何でもないと思うんですけどね。

とにもかくにも、政策の優先順位・・・どこから使っていくかが問われている・・・こんなところでも♪・・・って思うわかりやすい事例のご紹介でした♪