大人が頑張らなきゃ!

20160618

今日はマンションの有志が関わっているコミュニティガーデンの草取り。毎週土曜日の朝に実施しているのでお手伝いに。公園で遊んでいた小学1年生の男の子たちも加わり、参加者の平均年齢もグッと若返りました。「ボク、こんなにいっぱいとったよ」ってちっちゃな雑草を得意げに見せてくれる子どもたち。「わあ!すごいね。」「ぼくたちのおかげでとってもきれいになってるよ。」・・そんな会話が交わされる風景。居合わせるだけでもうれしくなります。見知らぬおじちゃんおばちゃんと一緒になって草取りを楽しむ子どもたち♪あったかい気持ちになりました。

朝からサンサンと陽が注いでいたので、日陰のあるうちに終了。黙々とちっちゃな雑草取りは無心になれるのが良いですね。次の時には「Myピンセット」が必要だなって思った次第。ほっこり気分でとても気持ち良く一日がスタートしました。

その後、市民の方にお会いする予定があり、ご意見を伺った後、桜ヶ丘に。今日は「ベルばら憲法カフェ」があったのです。ママの会@多摩の主催。20160618_420160618_3

実は、他の予定とも重なっていたのですが・・・設営と片付けは手伝わねばということで参戦。講師の内山宙弁護士は41歳ということで、まさに同世代。「あすわか」に所属されて活動されているそうです。最後に「選挙行かなきゃ!」・・・将来に禍根を残さないように・・・「あの時、おじいちゃんが、お父さんがって言われないように・・・」って。

この気持ち、ホント、同感です。私よりも若いママたちが活動している姿。今日も抱っこされた子ども連れ、小さい子どもの手を引いて参加してくれたママたち・・・「私、何やってるんだろう。」とかっていう気持ちになるくらい、ホント、私ができることって何なんだろう・・・とか・・・思いが交錯する時間を過ごしました。

20160618_2

途中抜けして、「知の地域づくりを考えるIN多摩市」にも参加。桜美林大学アカデミーヒルズ(サンピア多摩)の会場はもう満席。事前申し込みをしていなかったのですが、空席があるので入れてもらえてラッキーでした。

パネラーの皆さんが当たり前のことを発言されていたと思いました。「図書館を自分たちで運営しないなんて・・・」・・・・民間委託化や指定管理者に次々と運営手法が変わっていく図書館を憂う片山善博元鳥取県知事の言葉が痛快すぎて面白かったです。「自治体の看板を下ろしなさい!」と。

知の拠点である図書館。地域の歴史、記憶を蓄積する公共施設としての重要性。それを安易に手離してはいけないという指摘だったと考えています。その場所をどうやって大事にしていけるのか、守っていくのか、発展させていくのか。姜尚中氏が「人材育成」のことにも触れていたように、「安定した運営」を保障するための雇用の確保・・・安心して働けるような環境づくりにも自治体が負わねばならない責任がある・・・指定管理者制度が決してバラ色ではなく、指定管理者のコストカット=人件費・・・に対する指摘をされていたように、重要な場所をきちんと未来につないでいくための「人」の問題はかなり深刻。

指定管理者にしていない多摩市であっても・・・図書館で働く(図書館だけではないけれど)人たちのさまざまな雇用形態があり、もう正職員だけでは支えきれなくなっている状況にもある。「官製ワーキングプア」・・・・。人件費が下がればいいという問題ではないところ、改めて考えていきたいものです。

そうそう・・というか、昨日は議会では代表者会議がありました。最終日に向けて意見書の調整など行いました。明日は沖縄で県民大会ですね。行くことができないです・・・でも、本当に今、私たち・・・もっと想像力の羽を伸ばさないといけないと思っています。基地の縮小、日米地位協定の抜本的見直し・・・なかなか日々の暮らしでは多摩にいる私たちはその必要性が実感できないかもしれない・・・できることは、私たち一人一人が「思いを寄せる」ことだと考えています。今回多摩市議会では、とりあえず「日米地位協定の見直し」を盛り込んで決議することにはなったけれど・・・・。もう、いろいろな意味で私は将来に対する不安も募る今日この頃です。

ただ、救いは・・・先日、ゲストスピーカーをやらせてもらった拓殖大学の授業の感想が届き、「選挙に必ず行こうと思った」って書いてくれている学生さんが多かったこと。本当にうれしい。結局・・・「こんな政治に誰がしているの?」・・・って言ったところで、行きつくところ「私たち国民」という解になってしまうこと・・・少しは伝わったのかなと思うから。

誰のために私は頑張るか・・・やっぱり未来のため、子どもたちのため。与えられた環境の中でそれぞれ必死に未来に向けて育っていく子どもたちはホントに純粋だから。うちの娘を見ていてもそう思う。「ベルばら憲法カフェ」に集っているママたちの行動力・・・これからも一緒にできることはやりたい。応援してください!子どものたちのために頑張らなきゃ♪「今だけ良ければいい」なんて発想とはもっともっともっと・・・一線画す勇気が必要かなあ。