多摩市緑進会のみなさまとの懇談。

いつもどおりに永山駅での街宣活動からスタートした朝。いつものように声をかけてくれる顔なじみの方々。ありがたいですね。「これから頑張ってお仕事してくるね。」と必ず一言ぽつりと述べてから、バス停に向かう後ろ姿に「頑張ってね!」というのが私の一週間の始まりだなあと思っています。そして、ありがたい差し入れの「R-1」…最近、これにはまっています。今朝はとても涼しく、でも寒いわけではなく、太陽の光も感じられました。

今日は議会の予定もなく、でも、いつもどおりに議長室へ行き、資料作りをしておりました。もう少し前から取り掛っていればこんな風にならないわけですが…と思いながら、いろいろ話をしたいことを頭に思い浮かべつつ、まとめていかなければならないので、意外と時間がかかっています。

その合間に、議長室に足を運んでくれる方々と話をしたり、あとは、ちょっとした打合せ事をやったりと…いつもの感じでした。夕刻からは副議長とともに「多摩市緑進会」の定期総会後の懇親会にお招きをいただいたので出席。会員の皆様との意見交換会をしてまいりました。議長にならなければ、こうした場所には来ることもなければ、きっと話をする機会もなかったと思います。ですので、こうした場を通じて市政を考えるヒントをいくつもいただけることはありがたい限り。こいそ明前都議も同席されていて、みなさんととても親しくお話をされていました。その光景もまた私にとっての学びでもあります。

ところで、「多摩市緑進会」については、市内で造園業を営む皆さんが会員となって組織されていますが、「一般社団法人」になっているところに注目しています。法人格を取得したところには何か目的、あるいは意義や意味があるのではないか?ということです。先輩格としては「町田市緑化協会」さんがいらっしゃるということで、来賓で会長、副会長さまも懇親会に参加をされていました。町田市緑化協会さんは市内の関係事業者さんが100%加入しているということを話されていて、「へえ!」と思いました。

会員の皆さんが「多摩市役所の公園緑地課の職員さんたちはホントによくやっている」と話してくださり、うれしかったですね。別にお世辞とかではなく・・・。なぜなら、日々市民から寄せられる苦情…それも多岐にわたるわけであって、「木を伐って欲しい」「木を伐らないで欲しい」のように相反する要望に対応しなければならない状況にあるわけです。「あちらを立てればこちらが立たず」を一体いくつ抱えているのでしょう・・・?というくらいに大変な状況にあることは私も伺っていますが、その公園緑地課のみなさんの苦労を現場から間近に見ているので肌身に感じておられるのでしょう。なので「よくやっている」と…。理不尽を感じる苦情があることは容易に想像もできますし…(こんなこと言っては怒られるかもしれませんが)、やっぱりそこに日々対応されている職員さんには苦労も多いと思っています。

共通して想うことはやっぱり多摩市の魅力には「みどり」が欠かせない存在であるということですね。私たちのまちの価値を高めていくためには「みどり」の適切な維持や管理が「ものすごーく大事!」という点では共通理解できたかように思っております。そして、管理をするには必要な経費もあるわけで、その水準をどう作っていくか等、私も勉強しなければならないなあと思いました。市民と共に…も欠かせない視点であり、市民協働でやっていくというのも考えの一つにはありますが、市民だけの力では限界があり、やはり専門家プロとしての事業者の視点、あるいは技術が必要な場合が多いでしょうし。

「守りたい風景」「残したい景色」

みんなで出し合ったりして、どうやって次世代につないでいけるかを考えてみたいなあ…とか思ったりしました。造園業者さんも世代交代もされつつあり、割とフランクに話ができるのもありがたいこと。まちを支えていく世代についてもその横顔が少しずつ変化していることも感じています。まだまだ年長者から学ぶことも多くあり、学びきれないこともあるなあと思う一方で、自分たち自身で何を生み出し、創りだすのか?も問われていますね。いずれにせよ、懇親会の席では多くのことを感じ、学んだなと感謝しています。というわけで、明日は拓殖大学へ。毎年恒例のゲストスピーカーを務めてまいります。