夏休み…「のんびり」を大切に。

朝刊を飾る写真。羽生結弦選手が次のステージへの活躍の場を移すことを表明する会見。また、時間があるときに記者会見の動画を見てみたいと思いますが、物腰柔らかいのに、芯を感じさせるインタビューにいつも感心しますし、私には想像できないようなプレッシャーをどう消化しているのだろう…と思いながら、常にその演技を楽しんできました。必ずしも思い通りの演技にならないときもあるわけですが、その受け止め方は…「神」…という感じ。彼の生き方考え方そのものがすべてに表現されている気がして、その才能を磨き上げ続ける努力が素晴らしいなあと。しみじみしてしまいます。

今日は午前中に議会だよりの編集会議があり、来月5日に発行予定の「議会だより」について最終確認。念には念を重ねるのですが、最終稿に仕上げるまで6回ほど打ち合わせをしています。20年前の「議会だより」、その作成、発行するまでの工程や過程もちょっとだけ知っている私としては、進化しているなあと思っています。それは、印刷技術の発展や進化のおかげとも言えます。「白黒でしか対応できない」(税金をかけられない)と言われてきた状況から考えると、カラー印刷でも安価に仕上げられるようになった時代となり、見栄えを良くすることはできたかと思います。白黒印刷、2色刷りからのカラー…。

考えても見れば、自分の議会ニュースも同様で…用紙を購入して、自分で印刷機にかけてから、折り機で2つ折りにするところまでの作業を半日以上かけてやっていたことを思うと、今は、原稿を仕上げれて、印刷屋さんに発注したら、美しくカラー印刷で、2つ折りにしたものが自宅に届くという流れ。参院選挙などもあって、ようやっと今月末には新しいニュースを発行できると思います。がんばってポスティング!日中を避けて、ウォーキングがてらだなあ。

ところで、「のんびりする」…というのは「さぼる」ということではないと思っているのですが、子どもたちを見ていると「のんびり」と縁遠い生活をしているような気がしています。何にか追われていて、効率の良さだけを追求して、時間を使っている感じ。大人社会の縮図ですかね。私はコロナ禍で実感したことは、「何もしないでボーっと過ごすのんびり…」この時間がもたらす効果の大きさ。どう表現すればいいのかなと思うのですが、何もしないでボーっとしていると、新しいことを思いついたり、忘れていたことを思い出させたりもしてくれて…それがとても良いですね。「オッサンの壁」を読み始めました。自分なりに、「のんびり」…の空気感を大切にしつつです。また、ジェンダーギャップについて話をする機会があるので、その事前学習として。女性と政治参加について、自身の経験を語るというのも…20年前からを振り返ったり、辿ったりするの…意外と記憶から抜け落ちていることもたくさんあるんですよね。

夏のお祭りを含め、イベントその他の開催についても、慎重姿勢になりそうですね。とりあえず、‛多摩市’としては今週末の市制50周年記念式典などが終わるまでは淡々とかもしれませんが。