地域を歩き、課題を知る。

20150525

今日は午前中は一般質問を作成するためのヒアリング。その後、印刷したニュースレター5月号のポスティング。思ったよりも時間が確保できず、遅れ遅れになってしまって・・・。それでも今日は1万歩歩いてしまいました!かなりの運動量だと自負しています。

ポスティングをしていると、地域の状況もわかりますし、新たな課題発掘にもなります。今朝の永山駅では「空き家対策」にことについて質問をもらったのですが、やはり、地域を歩いてみれば空き家問題に多摩市も取り組んでいかなければならないと強く感ずる場所があるものです。賃貸住宅の空き室問題も合わせて解消が必要ですが、人の住んでいない一軒家は、新緑の季節に庭木などが伸び放題になっていて、ちょっと怖い感じがします。ちょうど今日の長官にも「空き家対策特別措置法」が明日から施行されることがトップ記事になっていましたが、行政代執行の費用負担の問題など・・・課題があることは確かです。でも、そうも言っていられない状況が放置されていることも事実。「公平公正に」と空き家対策に取り組もうとすると意外と簡単にはいかないのかもしれませんね。

「子ども教育常任委員会でまた活動するんです。」ということなんですが、子ども施策や教育施策が本当に前進してきたのかどうか、いろいろな見方がありますね。やはり、図書館を残してほしいという声は大きく、地域における図書館存在を改めて認識させられます。それにしても、サービスポイントを増やしていくとする今の考え方について実現可能性はいかほどなのでしょう?私はサービスポイントを増やすのであれば、「移動図書館」を復活してほしいと思います。ディーゼル車規制だったかを理由にもしながら、廃止された移動図書館でしたが、やっぱり、「移動図書館」って楽しい気がします。実は、移動図書館復活を望む声もあるのです。図書館でよりよい選書をしていくことを考えるとき、市民のニーズを「窓口」で把握することはとても大切なのですね。「人を介して」ということの大切さや必要性は再確認されてもいい時期かなと思うものです。利便性の高い機械で読み取れないものやことがある・・・これを忘れてはいけないのかなあと。ここもまた、市民の方と直接お会いして、教えていただけることです。

20130814

地元の高校美術部の子どもたちがデザインした移動図書館。瀬戸内市で新しい図書館を建設するというので取材に行った際に撮影した一枚。これを見るたびに、ついつい多摩市なら「キティちゃんの移動図書館」になったらいいなあ・・・と思ってしまう私。市民を「待つ」図書館から、市民のところに「出かける」図書館で・・・・市長がいつも意識しているはずの「文字・活字文化」を地域から守っていきたいものです。図書館の現状で、どこまでそのことが意識されているのかわかりませんが・・・・。