地域の探検…というか点検。

社会福祉協議会の馬引沢と諏訪の地域福祉推進委員会で「地域の見守りを考えよう!」をテーマにした活動が行われていて、地域内の危険個所と言われている場所をみんなで歩いてみようという企画があり、参加してきました。歩いているようで、意外と歩いていないというのか、自分が使わないルートを歩くことができたりして、新しい発見もありましたが…。

やっぱり、今日は「メダカ無人販売所」にびっくり。一緒に歩いた方は、すでにご存じで…さすが…と思いましたが、私は初めて。珍しい種類とかいるのかな?と思ったりして、今度、また見に来たいなと思いますが、10月末になるとまた…入荷?…というのか、この場所にメダカが登場すると告知されていました。

馬引沢地域にはまだまだ生産緑地も残っていて、農地の管理は実はとても大変だと思うのですが、収穫された秋の実りが販売されている場所もあったりで、普段はというよりも、滅多に通らないところにある風景はやっぱり新鮮でした。私の住んでいるところは完全歩車道分離されているところなので、普段使いして日常的に歩いているときに気にしているのは自転車であって、車を気にかける意識が少々欠落気味であることを感じながら、予め、「ここが危ないと思われる場所」についてチェックしてきました。

車で運転していて、危ないなと思われる場所は、やっぱり「危ない」とマークしてあり、見通しが悪いところなどは歩行者としても注意することが必要です。通学するときには、危険を避け、信号のある横断歩道を利用している子どもたちも、一旦、帰宅してプライベートとなるとついつい信号のない近道を選び、車道を横断することもあると思っていて、怖い…。いつもとは違う心持ちで歩いてみると、しみじみと私が多摩市に引っ越してきたときと比べて、建物も交通量も格段に増えていることを実感した昼下がりでした。昔はもっともっと広々した風景が広がっていたよなあ…と懐かしい気持ちにもなりました。

最後に立ち寄ったのは諏訪神社。紅葉の感じに風情を感じましたが、人の気配が少なくて、子どもの頃の私にとっては怖い場所のひとつでした。でも、ここで「どろけい」やっていた記憶があります。

「みなさん一緒だと、一人で歩くのとは違って、楽しかった。」という感想を伺ったのですが、同感でした。やっぱり、自分には持ち合わせていない視点から、今日のルートをご一緒した方もいらして、特に「防犯カメラ」の場所をチェックされていた方には「なるほどなあ!」と。毎日ウォーキングされている方はさすが、いろんな場所を歩いておられて、よくご存じだなあと。

そんなわけで、「馬引沢・諏訪探検隊」ということで、防犯、見守りの視点からまち歩きができ、やっぱり自分自身の日常はとても狭い狭いエリアの中にあることも痛感し…「馬引沢・諏訪」の広さを感じると同時に、もっと「歩かなきゃ」と思ったのでした。本当は小学校や中学校のPTAのみなさんも地域パトロールなどもされているので、地域福祉推進委員会とも合同で実施できるように…日程や時間をうまく調整するとか工夫ができていくと、「多世代参加」で交流にもつながる取り組みになりそう。今回は第一弾でしたので、せっかくの取組みをより「地域福祉推進」で大事にしたい視点を盛り込みながら、進化させていきたいですね。