国会解散。小選挙区…変更で。

今日は代表者会議でした。多摩市議会は国や東京都に対する意見書を全会一致で可決するのがルールなので、各会派から持ち寄った「意見書案」について協議をしました。多分、代表者会議の意見書調整の時に所属している「政党」の色が各議員さんの主張にそれぞれ反映されるかなと思います。いつものように代表者会議は終了でした。

さて、国会が解散しました。多摩市にとっては今回の解散…そして総選挙…小選挙区の区割りが変更するために、ものすごい大変な騒ぎ?裏方を一手に引き受けなければならない選挙管理委員会は大変です。これまで多摩市は小選挙区「23区」だったのですが、一部が「21区」に編入されました。

代表者会議でもその旨、説明がありました。特に期日前投票でも、聖蹟桜ヶ丘、永山、多摩センターと3カ所に開設される駅前投票所については、スペース的な問題もあり、聖蹟桜ヶ丘と永山では両方の選挙区に応じ投票が可能ですが、多摩センター(は出張所)は「23選挙区」のみの投票となるようです。

開票作業についても、今まで必要だった人数が半分でいいというわけにいきません。開票には立会人など管理する人が必要となりますが、同じ会場で23区と21区の票が混じるなんてことだけは絶対に避ける必要があり、2カ所に分けて作業を実施するので、ここは今までの倍の人手を確保する必要があります。

衆院選挙の場合には小選挙区で個人を投票するのと、比例区で政党名で投票するのと、あとは裁判官の国民審査もあるので、開票作業の現場を見れば、その大変さ…わかります。間違いがあってはいけないので、選挙管理委員、選挙管理委員会の事務局職員もとても緊張するわけですが、今回は小選挙区が分かれるので、その緊張感たるや…と思います。

一方、市民も…。もう少し、解散が先?あるいは任期満了までということであれば、小選挙区の変更についても時間をかけて告知し、周知することもできましたが、そんなわけにはいかず、もう来月10日前後には投票権が送られてくるわけで…。送られてきただけでは、立候補している人の顔ぶれが分かるわけではなく、実際に、「21区」に編入されてしまったことについて、「投票所」に行ってから・・・「あら?」と気が付くなんて場合もあるかもしれません。それだけはできるだけ避けないといけませんし、その意味では、私たち地域の議員も投票行動の喚起とともに周知するためにできることがあるかなとは思っています。

それにしても、ここ数日と言うよりも数時間で、めまぐるしく変わっていく政治の情勢についていけません。月曜日の夜、今まで国政では支援をしてきた櫛渕万里さんから「民進党離党する」という連絡がありました。ちょうど町田市で市民連合の会合があり、その場で皆さんに告げたとのことです。その時には「新しい政党へ」とする意向も示されていまして…。しかし、その後の民進党の動きとともに、「新しい政党」は「日本維新の会」とも選挙協力をすることが報道されています。どうなるんだろう…。何も知らされず、ただただ、マスコミ報道を見ているだけ。