喫煙スポットに人がいないのは…。

朝からいいお天気というか、夏がやってきた!と感じるお天気。今朝は唐木田駅でフェアな市政の街宣活動を実施しました。駅の東側にある建物でいい具合の日陰に助けられていますが、しかし、蒸し暑いというか、暑さはなかなか身体に堪えます。永山駅は駅の高架下というわけで、常に紫外線を気にせずというわけですが、その他の駅についてはガンガンと照り返す陽ざしに暑いの我慢をして長袖着用しています…日焼け防止。

さて、こんなにも暑いので…ちょっと助かっていることと言えば…さすがにこの暑さで、唐木田駅の喫煙スポットが一気に使われなくなったということ。この陽ざしのもとでは、ちょっと一服にもならないということですね。おかげで、今日は受動喫煙防止できました。

ついこの間までは、風向きによってタバコの煙が駅前に漂うこともあり、10月の受動喫煙防止条例施行に向け、喫煙スポットに壁を取り付けるとは言え、どのくらいの効果を発揮するのだろう?…とも思うくらいでした。今日は喫煙スポットに人がまばら…というよりも人が寄り付かない場所になっていました。

そして、そのまま目を転じては、駅前から事業所まで従業員さんたちを運ぶためのバスが停車をするわけですが、良く考えると、そこにはミニバスのバス停もありますが、停留所のところに「屋根」がないのですね。なるほど…改札の前に何となく待ち合わせしている風で通勤の方々が滞留していたのは、「バス待ち」だったのだなあと思ったわけです。ミニバスは比較的、時刻表には正確な運行がなされているようですが、しかし「待ち時間」も辛いですね…と思い、市内を車で走っていると、やっぱり「少し早め」にバス停でバス待ちをする高齢者の方を見かけました。こんなにも暑すぎるので、熱中症などが心配になります。

今日は午前中は、健康福祉常任委員会で「健幸都市」についての学習会を行うというので同席させていただきました。健幸まちづくり政策監から市の取組みについてお話を伺いましたが、内容としてはこれまでのおさらい。健幸都市度というのか、健幸都市実現に向けた取組みの達成度をいかに評価するのかが難しいなって個人的に感じていることです。一人ひとりの心も体も健康で・・・と健康増進を進めましょうと言うのが表向きだと思っていますが、もともとは歳を重ねても生き生きと元気に、ピンピンコロリをめざしましょう・・・・みたいなことを発端にしていて、「医療費削減」が究極というか、根底にある考え方ではないのかと思っています。しかし、「医療費削減×健幸まちづくり」なんてものの分析は至難の業で、なかなか難しそうですね。

健幸都市の取組みの中で「学校健診情報の活用」ということで、「研究機関と連携し、小中学校9年間の健康診断結果をまとめ、中学卒業時に専門家のコメント付きで各家庭に配布」とありましたが、これは公立に通っている子どもたち限定の取組みですね。個人的にはちょっと興味深いなと思っているのは、東京都の学校保健統計書なのですが、地区別のデータで比較ができるところ。特に、虫歯については「未処置割合」も明らかになっていますが、「8020」というならば、やはりこのあたりからフォローをしていかねばならないのではないかと感じています。他市との数値比較で「こんなものか」としていてはダメと思います。中学生までの子どもには医療費助成をしていますしね・・・所得制限も撤廃。まずは、こうしたところから「未処置者ゼロ」という目標を掲げて取り組むことも地道ながらも必要ではないかなーなんて思うものです。

健幸都市。

実現するための方策の一つが受動喫煙防止。喫煙スポットの環境改善…早急に対策してもらいたいと願っています。