向こう側の景色。

お天気にも恵まれた3連休でした。月に一度、山登りをしているグループに参加しています。今回は景信山から城山、そして高尾山へとよく歩きました。マスク着用で登山は少々…苦しくもなりますが、もう、どこに行くにもマスク姿というのがすっかり定着していますね。買い物先のスーパーマーケットではマスクを着けずにいらした高齢の男性が、高齢のマスク姿の男性に「つけなさいよ。」と叱られている風景と遭遇し、お客様同士のトラブルにならなければいいけれど…と思わず案じてしまい、やや遠巻きにその場の様子を見つめてしまいました。ちょっと背中がぞくっとするような空気感でもありました。

山に登りながら、あるいは頂上までたどり着いて見える景色が教えてくれることはたくさんありますね。立っている場所、角度によって「見え方が違う」わけであって、とても当たり前のことなのですが、でも、とても大事なことだなって思います。特に「向こう側の景色」は想像していたのとぴったり重なることはありません。同じ景色であっても、捉える人の視点とか気持ちによっても変わってくるでしょうし、光の加減でもとにかく「見え方が違う」というわけです。

今日はオンラインセミナーで地球の温暖化について話を聞いていましたが、「エシカル消費」という言葉ももう少し知られていくと良いのかもしれませんね。たった一人でできることもあるという意味でも。子どもたちへの教育がやっぱり肝心なんだろうと思いながら、学習指導要領どうなっているのかなあとインターネットで検索をしていたのですが、ふと…「家庭科」ってなぜ、「家庭科」というのだろう…という疑問…よく考えてみると、だんだんと違和感しかわかなくなってきました。

「人と違うことを感じ、考える」

私たちは常に感じたり考えたりしていて、これまた、一人ひとり感じていることも考えていることも異なっていて当然のことだと思うのですが、その先に、思考をどう深めていくのか…という点でアウトプットが随分と異なるもの。組織の運営や経営やそれにかかわる人材育成と承継の問題、「その人がいなくなったら続かなくなる」とならないようにしていくためにどうすべきなのか、いかにして土台を作っておくのか(もちろん、その土台も硬直化して膠着化してしまっては困るわけですが)、ある意味、DNAみたいなものとして良い部分はしっかりと次につながる仕組みづくりを考える機会に恵まれ、随分、いつもは使わない脳みそが活性化しております。

こちらもまた最近、マイブームというか、とあるご縁をいただいてからさらに注目をしている「風と土と」の阿部裕志さんのお話を伺う機会をいただき、一般人も参加できる大学のオンラインセミナーという点にも驚くわけですが、阿部さんの「意志ある未来へ」というメッセージは学生たちにも、そして、一般参加者にも響く言葉だったのではないかと思いますし、改めて自分自身も噛みしめておきたい言葉であるなとも思った次第です。

プレーン味以外にはなるべく手を出さず…という自分ルールを破ってしまい、「濃厚チーズプリン」を買ってしまいました。「チーズケーキ」としてカップに入って売っているデザートのような味わい。でも、食感がプリンに近いという感じでもあり。たまに食べてみると「悪くはないな」と思えたので、もう一度買ってみよう。カラメルソースが入っていないのがいい。私は嫌いではない味でした。「あ、これ、美味しいかも」と一口食べて思えたのです。ちょっとおススメ。