公園の管理とプレイパークと。

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大谷戸公園でたき火の練習?をしながら、ミーティングをするという・・・とてもうまく火がつき、ぽかぽかでした(といっても私は何もしていませんが)。暖を取るってこういうことかな、こういうことなんだなあって思いつつ、ボーイスカウトでキャンプなどの経験のある娘に言わせれば、「今ごろ、そういうこと体験しているのか・・・」とのことですが、災害の時のことなど考えると、やっぱり「火を起こせるくらいにはなっておきたい」と思うことと、家にマッチとか、ライターとか何かしら備えておかないといけないな・・・と心構えを持つようにはなっています。でも、誕生日ケーキのろうそくをつけるためのマッチももう古すぎてシケッテ使い物にならないというのが我が家の現状で、タバコを吸う人がいないとライターも滅多に手にしないというか、我が家にはないし・・・心構えの割には準備万端ではない我が家です。

さて、たまたまとなりで「大谷戸プレーパーク」の活動が行われていて、いつもとは違って、木にロープが張ってあったりして・・・・やっぱり子どもは、既製の遊具も好きですが、ロープとかって大好きですね。はられたロープにぶら下がって、女の子3人が楽しく会話をしている後姿が何ともほほえましく。「わざわざロープにぶらさがりながらおしゃべりしなくてもいいのに。」という発想はつまんない大人になった証拠。

ということで、「何もない広場」から工夫して遊べる場所って大事だなあとしみじみと思った昼下がりでした。

そして、確かに多摩市が実施をしている大谷戸プレーパークも、一つのかたちであってやり方かもしれませんが、これが本家本流(と言っても、何が本家?と言われそうですが)のプレーパークなんだろうか?・・・という疑問もわきますね。かつて、ここではなく別の場所でプレイパークをつくりたいと活動されていた市民の方がいらっしゃって、その活動も先細りになってしまい、今では休止していますが、世田谷のプレイパークの実践を知れば知るほどに、多摩市のプレイパークは「きれいすぎる」と思えてなりません。

結局、「公園管理」という枠組みの中でしか活動できないプレーパークになっているからかもしれませんね。実際に場を担い子どもたちを見守るのは国士舘大学のみなさん。自然と向き合いながら自由に遊び、そして学びあうためのいろいろなプログラムを織り交ぜているとは思います。しかし、やっぱり、「公園管理」の枠組みからはみ出れば、アウトになりますからね・・・・・お行儀よくやっていらざるを得ないと考えるわけです。行政は「プレーパークやってる、支援している」と言うかもしれませんが、さて、任せる側の行政は、プレイパークを実施していくにあたって、実際のプレイパークを見学しに行ったことはあるのかなと思うようになってきました。

かく言う、私も・・・それほど詳しいわけではありませんので、寒い季節が終わってから、少し調査をしてみたいと思っていますが、本気でプレイパークをやっていくならば、今のやり方だと発展性がないかなと感じております。こうした遊び場が地域には必要だとますます感じるようになっていて、「公園管理」の発想から一線画した「場」をどう確保できるかしら?とも考えているので・・・・情報収集しようと考えております。ご関心ある方、あるいは何か情報やご意見のある方どうぞお問合せ、ご連絡いただけますと幸いです。

そんなわけで、穏やかな一日。会派で「パルテノン多摩問題」についてかなり熟議をしたわけですが?・・・まだ、さまざま派生したり飛び火する問題に対して見解がまとまっておりません。でも、ちゃんと意見交換する、議論するって大事だなと思います。知恵も出てきます。もう2月も終わり。春が待ち遠しいけれど、暖かくなるのかと思いきや、寒さが一段と厳しくなる2月は苦手・・・。