全議員研修@多摩消防署

全議員対象の研修として、多摩消防署の見学と救命救急講習会がありました。多摩消防署はコロナ禍の新庁舎完成でしたので、見学に行けておらず、ようやく実現という感じです。救命救急講習会は以前に議会でも実施していて、再講習で受講した議員がほとんど。「いざというとき」のためにAEDの使い方など学ぶのですが、使う場面に遭遇することはめったになく、やはり、忘れてしまうわけではありませんが、機器から遠ざかっていると「使うのにも躊躇い」が出てまいそう。まだ、私は緊急の場面に遭遇したことはないのですが、自分が人が倒れた…なんて場面に出会ったとき動けるかなあ。

心肺蘇生法…結構、力もいるんです。1分程度やっただけで、息切れしそう…というか、息切れする。ある程度、テンポよくやらなければ意味がないですし、身体全体の体重をかけて行う感じなのです。救急車の到着は7分はかかるとして、もし、いざというときに一人で心肺蘇生法をやり続けるというのは大変なことも実感。

目の前で人が倒れた時に、何よりも「落ち着いて」と一つひとつの学んだ行動ができるかどうかですが、ものすごい動揺もして、動転してしまいそう。とっさに動くというのは言葉でいうほど簡単ではないですので。私は人が倒れたりする場面はちょっと怖くて…自分が学んだようにできるか不安と言うか、自信ないです。

消防署の業務は忙しそうで、通報が入ってくるアナウンスなども耳にしながらの講習でしたが、見学中には消防車が救急車の代わりに出動…。隊員の皆さんは暑さ対策、感染防止対策を念入りに。暑さ対策としては背中に氷を背負って…。暑い中だとすぐに溶けてしまいそう。隊員のみなさんの体調管理も大変ですね。

しかし…暑さが半端なく、熱中症で倒れてしまう方などが相次いでしまうのも理解できます。ちょっと歩いては、水分補給…と水筒を持ち歩いているのですが、すぐに水が無くなってしまうんので。この炎天下のなかで、道路工事をされているみなさん、交通整理をされているガードマンさん、勢いよく伸びて伸びてる雑草その他…最近は草刈りされている場面にも多く遭遇するのですが、そうした光景を目にするたびに頭が下がりますし、「本当にありがとうございます」という気持ちになります。

せっかく参加した講習会なので、何かの時に役立てばいいけれど…と思いながら、帰路につきました。夕方でも暑さが和らぐものではなく、夜までずっと蒸し暑く、風も吹かず…な一日でしたね。今日から8月。気に入っていた小田急永山駅改札前のカフェ、そして、フレンチトーストが好きだったのになあ…京王永山駅改札前のパン屋さんが同時に閉店。寂しい。